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2011.04.30

4月が終わった

4月が終了。転勤して1カ月がたった。
「もう1カ月」とも言えるし、「まだ1カ月」という気もする。
ついこの間赴任した感じでもあり、この1カ月にいろいろな経験したという意味でもある。

3月の震災で被害を受けた学校に赴任。7日には震度6の余震。さらにダメージ。前半はその対応に多くの時間を割いた。

新しい赴任先というのは、その学校のシステムに慣れることが大事。そして、改善を図ることも大事。それらについて考えた1ケ月であった。これについては今後1年間実践していくことになるだろう。

そして、この1カ月は出張等が全くなく、定時出勤、ほぼ定時に退庁している。勤務時間は前任校と同じくらいなので、これは違和感はない。
ただ、金曜日と日曜日の夜の大移動がなくなった。そして、毎日家族と一緒に晩御飯。私生活上では大きな変化である。以前より熟睡できるようになったのは、この変化とも関係しているだろう。安定・安心というのは、やはり大切である。

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2011.04.29

「メディアとのつきあい方学習」無償ダウンロード

このブログを読まれている多くの方はご存じかもしれません。
7年前に発行された「メディアとのつきあい方学習」(堀田龍也著 ジャストシステム社)が無償でダウンロードできることとなりました。こちら。発行時、私も手にしてその内容に刺激を受け、自分なりの「メディアとのつきあい方学習」を実践しました。
今回無償ダウンロードに至った経緯については、堀田先生のブログに書かれています。
しかも、東日本大震災に関わるメディアのあり方について加筆されています。今を生きる私たちに必読の書だと考えます。

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2011.04.28

「ことば」の力

昨日の午後、隣の席の事務さんの机上に大きな荷物があがっていた。
事務さんと私が席を外した時に学校に届いたようだ。

「光村図書?何だろう」と事務さんと箱をあけると、「国語教育相談室 臨時号」と書かれたB4で8ページの冊子(というより新聞)だった。しかもたくさん。
少し読んで、教科書教材文の著者が被災地の子ども向け書かれたものだと理解した。
工藤直子さん、今江祥智さん、あまんきみこさん、杉みき子さん、重松清さん、中沢けいさん・・・・皆さんが、子どもたち向けにメッセージを執筆されていたのだ。
1つ1つのメッセージが心に響く。
震災関連の写真など1つもない。あるのは心がこもった文章と、文章を引き立てるすばらしいイラスト。
作家の皆さんが「ことばの力」を使ってできること、そして教科書会社ができることをしっかりと感じさせていただいた。
きっと本校の子たちもメッセージを読んで、いろいろなことを考えたであろう。

メッセージを寄せたお一人に「アップとルーズ」を書かれた中谷日出さんがいた。ちょうど10年前、NHKの学校放送番組「体験!メディアのABC」のプロジェクトでご一緒させていただいた。インターネットについて書かれた文章を読みながら、会議の時に穏やかな語りぶりを思い出した。

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2011.04.27

失礼をお詫びしつつ・・・

大震災の日から、知的な読書生活とは縁遠い生活である。
どうしても本と向かい合うことができなかった。今は辛うじて教育雑誌を読むぐらいにはなっているが、なかなか意識が読書に向かわないのは変わりない。

そのような中で、失礼していることがある。

必ずクラスがまとまる教師の成功術!」(野中信行・横藤雅人編 学陽書房)をいただいたのに、まだ読んでいなかった。ようやく読んでいる段階である。「縦糸・横糸」をキーワードにした織物モデル。明快な理論に、実に具体的なエピソードが散りばめられていると感じている。「3・7・30の法則」が書かれているから、学級開きの前に紹介すべきだった。それでも、学級づくりを考える点ではいつ読んでも学びの多い本だと思う。

また、「むらちゃんのブックブログ」には拙著の「学級通信のアイデア40」を紹介していただいた。本当に丁寧に本を読まれ、考えた記事なので、有難いことである。記事はもちろん読んではいたものの、なかなか反応ができなかった。

失礼をお詫びすると同時に、感謝の気持ちで紹介させていただきます。

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2011.04.26

「緊張感あふれる」児童総会

児童総会はその学校の子どもたちの力が表れる行事のの1つだと思っている。
本校では今日行われた。

目を見張る場面がいくつもあって、見ごたえがあった。

まずは、各委員会に対する質問や意見。実に多く出された。その内容も「なるほど」と思うものが多く感心した。
おそらく「児童総会では多くの質問や意見が出るのが普通」という雰囲気で、ずっと続いていたのであろう。このよさは続いてほしいと感じた。

もう1つ。質問や意見に対する回答を、委員長が「自分の言葉」で考えて答えていたということだ。
委員長は何を質問されたり、意見を言われたりするのかがわからない。その場で、聞き取り、答えを考え、表現しなければいけない。決して、簡単に流暢には言えない。それでいい。だからこそ、緊張しながらも実感のこもった回答になっていた。見ている側も「緊張感あふれる」いい場面だった。

学校によっては、進行をスムースにするために、あらかじめ質問や意見を委員会の委員長に伝えておくというパターンもある。委員長は、どう答えるか余裕をもって考えることができる。その点がよさであるが、総会での答え方はどうしても緊張感が薄れたものになる。

その点では、本校はその場での緊張感あふれるやりとりで、子どもたちの力の一端を垣間見ることができたと思っている。

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2011.04.25

デジタルとアナログ

久しぶりに「がっちりマンデー」の話題である。
昨日は「スシロ―」であった。大手回転寿司チェーンであるが、岩手ではまだ一関と北上にしかない。その間に位置する我が水沢にもそのうちできるのでは・・・と思っている。
さて、そのスシロ―のヒットの秘密を見て、「デジタル」と「アナログ」の使い分けの見事さを感じた。

デジタル面では、「供給指示システムで店内の客情報をデータ分析」である。
今入っているお客さん情報(大人と子どもが何人か、食べ始め・中・終わりごろのどれか)がデータ管理され、それに応じて出すネタを機械が指示するというものだ。客観的なデータに基づく適切な提供で、廃棄率が業界平均の6割になっているということだった。

ところが全てデジタル優先というわけではない。「ネタを店で切る店内調理」「社長自ら考案する創作料理」等、アナログのよさが店の看板になっている。

まさに「デジタルとアナログの融合」。授業や校務に通じるものがあると思っている。

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2011.04.24

今必要な地震対応本

教職研修」5月号は緊急企画で「地震災害への学校の日ごろの備えと事後対応」を特集している。注目し、しっかりと読ませていただいた。

今も速報で流れる通り、今も余震が頻繁に続いている。4月7日には本校にとっては衝撃的な余震があった。また、同じクラスの余震が来る可能性もある。
対応も緊急事項である。先日のPTA総会でも保護者から質問があった。子どもたちの安全を第一に考えるのは当然のことである。
内容も「施設・設備の点検」「家庭・地域との連携」「情報発信・情報収集、家庭との連絡」「子どもにどう教えるか」等、今必要な10項目が網羅されている。一部原稿が発売元の教育開発研究所のWebにアップされている。
さっそく役立てよう。

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2011.04.23

布石を打つ

転勤して3週間あまり。
地震対応と副校長としてすべき4月の事務仕事、校内システムの改善を中心に今まで力を注いできた。
来週からは先生方への働きかけを増やすことができるのでは・・・と思っている。

その中でも一番はICT活用と放送教育である。
ICT機器に限っていえば、本校は厳しい環境である。でも、それは逆に言えば「市場が広がること」を意味する。
ある島に行って、靴を履いていない人々を見て、靴のセールスマンが「この島の人々には売れない」と思うか、「多くの可能性がある」と思うかの違いである。

そのための布石も少し打っている。自分のICT機器を持ち込み、興味を示した先生に使ってもらっている。参観授業でも使っていた。自分が授業に入ったらさっそく校内の先生方に紹介しようと思っている。

NHKの学校放送番組については、始業する前に先生方が雑談をしていた。布石自体が先生方にあるのだから、これはチャンスである。昨年度は東北大会で勉強させていただいた。それを生かすチャンスと思っている。
職員室内でも一部の先生にネット上でも番組やクリップ教材が見られることを少し紹介している。
ホームページもリニューアルしたこともあり、アクセスしやすくなっている。これもまた楽しみである。

これらだけではなく、他にもあるが・・・あせらずに取り組んでいこう。

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2011.04.22

通信を多く発行したい

今年度は「通信を多く発行する」ことを目標にしている。
まずは校内通信。先生方向けの通信である。これについては先日も書いた。
今日で3号を発行。昨日の授業参観でのことと来週から始まる家庭訪問について。
A4片面を基本とするから、作成時間は20分ほど。裏面には家庭訪問の参考資料を印刷した。
さらに校報も今日は仕上げた。こちらはB4で1枚。3段組みで写真入りで記事を書く。保護者だけではなく、地区にも配付するので、その点を内容で考慮する。さすがにこちらは、簡単にはいかずに2時間以上の時間をかける。

実はこのような通信発行は前任校では十分に実践しきれなかった。
今の環境はその実践のチャンスだと思っている。

さて、「多く発行する」ことが目標であるから、おおよその目安を決めておこう。
校内通信は月4~5号程度で年50号、校報は月1~2号で年20号。
担任時代の学級通信発行号数に比べればはるかに少ないのであるが、それでもこれらの号数が発行されるということは「副校長としての実践」が充実しているということだろう。そのようになるように発行していこう。

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2011.04.21

保護者の皆さんと初対面

今日は授業参観とPTA総会。さらに役員会。午後は一気に・・・という感じであった。
終了後、疲れを感じたが、「心地よい疲れ」であった。
というのも保護者の皆さんとの「出会い」がいいものになったからである。

担任からすれば、学級の保護者の皆さんとの出会いになるのであろうが、副校長はPTAの事務局をしているので、保護者の皆さん全員とお会いすることが大切になってくる。
前任校は地域が強力に学校をバックアップするPTAで、初めて管理職になった自分でも様々なPTA活動がとてもしやすかった。

さて本校。「いい地域」「協力的なPTA」というのは聞いていた。実際に今日接してみて、その通りだと感じた。

・時間前余裕をもって来校、参観。
・授業中は、静かに参観。参観マナーがすばらしい。
・PTA総会の出席率も高いし、お父さん方もけっこういる。
・役員会で意欲的に行事計画作りに取り組む姿勢。

新役員方とは一度引き継ぎ会でお会いしているが、他の皆さんは初対面。
それでも違和感なく話したり、お願いをすることができた。雰囲気がいいからであろう。
このようないい出会い。これからのPTA活動が実に楽しみである。

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2011.04.20

時計の時刻に思わず・・・

本校は今日が図書開館日。
ところが大震災と大きな余震で、本棚が倒れたり、本が散乱していた。本棚も壁に打ち付けられていたものだった。今回の被害の大きさを物語る。

先週、業者さんが修繕をし、図書委員会の子たちが中心になって本を整理し、何とか開館日に間に合った。
今朝、改めて館内を見渡すと止まっている時計が目に入った。
時刻は2時47分。あの地震の1分後である。取ってみると、電池が抜け落ちていた。強い揺れで吹っ飛んだのであろう。思わずじっと時計を眺めてしまった。

体育館は今だ使えず、校庭にも地割れが入っている本校であるが、校舎内は昨日まででほぼ日常生活ができるようになった。子どもたちも元気に活動をしている。
しかし、このようなところに震災の跡が残っている。日々の仕事への影響は今もあちこちにある。今後も様々な場面で震災を感じるのであろう。

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2011.04.19

米田先生 おめでとうございます

今日、教育系の新聞を見ていて、秋田県の教育長に米田進先生が就任されていたことを知った。
私が高校2年の時の担任の先生である。
すでに県の要職や伝統校の校長をされていたものの、少し驚いた。でも米田先生なら・・・と思う。
おめでとうございます。

田舎の中学校から秋田市の進学校に進んだものの、成績は振るわず、クラスの中でも目立つわけではなかった高校2年生の頃。
そんな生徒だったし、同郷出身(秋田県五城目町)ということで、他の生徒より少しは目をかけてもらった。成績は振るわなかったが、米田先生のおかげで英語の勉強はよく行った。何よりも授業がおもしろかった。
「江川の空白の一日」がちょうどその頃で、翌日「英語ニュース」で放送された江川事件をタイピングしてプリントにして配付されたのを今も覚えている。そして、録音していたテープを聞かせてくれた。当時としては珍しい授業だった。
高校の授業はほとんど記憶に残っていないが、その中ではっきりと覚えているぐらい「先生はすごいことをするもんだ」と感じたものだった。

その頃は教師になろうとは思っていなかったが、今教師としてこのようなニュースを知ることができるのも1つの縁である。
しかも学力日本一で注目を浴びる秋田県の教育長。きっとこれから様々な場で恩師のコメントに触れるに違いない。嬉しいことであるし、同郷の誇りでもある。
期待しています。米田先生。おめでとうございます。

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2011.04.18

「小4教育技術」誌連載掲載

小4教育技術」誌に私たちのグループの連載が掲載されています。
奥州・一関の教員5名の学級経営の連載です。

・一人ひとりを認め合う学級に
・学級会運営のABC
・学級がまとまる集会活動
・集団遊びで学級の団結力を高める
・実りのある家庭訪問に
・学年通信・学級通信

学級経営の基本をわかりやすく執筆しています。
この雑誌には使えるDVD資料(小1~小6教育技術誌合同)がついています。これも魅力です。学級経営のワークシートもそのまま印刷できます。もちろん、今号の特集の運動会のダンスもばっちりです。
アマゾンからも購入できます。

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2011.04.17

礼をする子どもたちに心洗われる

歩行者の立場になってみればわかるのだが、横断歩道で待っていてもなかなか車は止まらない。
手を挙げて合図すれば別だろうが、そこまではなかなかできない。
それは子どもたちも同じ。

今日家の近くを車で走っていたら、前方に中学年ぐらいの女子が2名。横断歩道で待っていた。
さっそく停車。
二人ともペコリと礼をして渡る。
そして、渡り終わってから丁寧にまた礼をしてくれた。
心を洗われる思いだった。

この学区は私が4年前まで勤務した水沢小学区である。その頃の生徒指導担当の先生がアイデアマンで、子どもたちのこのような作法を上手に教え、定着させたのであった。
そして数年経ってもそれが引き継がれていることに嬉しさを感じた。
そしてこのような行為は、横断歩道で止まろうというドライバーを確実に増やしている。

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2011.04.16

「出番」が少しずつ・・・

大震災後にこのブログを一時ストップしたことの理由の1つが、「自分は何もできない」という無力感だった。
そんな時に、地元ラジオ番組で「被災されなかった内陸の皆さんが、『自分には何もできない』ということを感じているかもしれません。しかし、いつか出番はきます。罪悪感を感じる必要はありません」と放送されていたのを聞いて、共感したものだった。
そして、その出番の時までに力をためておこうと思っていた。

確かに少しずつ出番が来た。地震に係る緊急の原稿依頼もあった。すぐに書きあげ、こちらに掲載されている。(小3と小5の同誌にも掲載されている)

新任地は地震の被害が大きかったところだ。余震の被害はさらに大きい。その施設復旧に今は努めている。これも自分の出番だ。

さらにこちらのニュースにあるように県レベルでの支援にも携わることができる。これは長期の取り組みである。

自分の中での「出番」に貢献できる。やはり嬉しいことである。今までためていた力を注いでいこう。

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2011.04.15

校内通信を発行する

担任時代は学級通信を頻繁に発行した。
その経緯や実際の通信はこちらに掲載している。
こちらの本も発行させていただいた。(在庫切れが残念)
研究主任時代は「研究通信」に力を注いだ。

現任校でもようやく「校内通信」を発行した。県では毎月15日を「コンプライアンスの日」と決めているので、その内容を記した。先生方に配付した時に、「校内通信!?」という反応があった。
確かに校内通信を受け取ったことのない先生も多いだろう。私自身も、2人の管理職の通信を経験しているのみだ。
不定期ではあるが週1度ぐらいのペースで発行できれば・・・と思っている。通信発行は自分の「強み」なのであるから。

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2011.04.14

設備が普通であることの有難さ

転任してから2週間経った。
本校は3月の東日本大震災で被害を受け、さらに4月の余震でも被害を受けた。
この2週間の自分の仕事の多くがこの対策だった。

そして、学校が本当に多くの施設で成り立っていることを感じている。電気・水道といったライフラインはもちろんだが、ガラスやトイレ設備も壊れると大きな不便である。
さらに、図書館の棚やチャイムといった学校独自の設備もダメになると不都合も多い。
今日は遊具についても点検した。

こう考えると、学校の設備が普通に機能することがいかに有難いことか。
ただ、今は明らかにその普通に向かって前進している状態である。次々と様々な業者さんが修繕に来校され、プロの仕事をしてくださっている。本当に有難いことである。

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2011.04.13

「入学式が予定通りできる」ことの有難さ

本日、例年より数日遅い本校の入学式が無事終了した。
3月11日の東日本大震災で校舎がダメージを受け、4月7日の大きな余震で体育館も大きなダメージを受けた。
その被害の大きさに、次々と地元新聞社が取材していき、新聞に私のコメントも掲載された。そのコメントを見て、メールや電話をくださった方も何人かいた。

それでも、市で迅速な応急処置をしてくださり、何とか体育館で入学式を行うことができた。
「当日、地震が起きた時の対応」をどうするかが一番の心配だった。
式の途中で、保護者の方の「緊急地震速報」が鳴り、会場全体に緊張が走ったが、それほどの揺れではなくホッとした。

それにしても、今まで「予定通り入学式を行うことができる」ことは当然だと思っていた。
今回の震災を通して、それが有難いことだとしみじみと感じている。
それにしても校舎内の設備を整えるまではまだ時間がかかりそうだ。今の私にとって一番重要な仕事である。

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2011.04.12

「笹渡」を見つけた

前任校の保護者はトータルでも23軒。
お世話になった御礼に「挨拶状」を書いた。さらに地域で大変お世話になった方にも書いた。
その中の1つに「姫ケ森牧場」もある。学校の裏にある牧場だ。特にスキーの時期には牧場を貸していただいて、練習させていただいた。

御礼の手紙を書こうと思って牧場の住所を調べていたら、こちらのサイトに突き当たった。
昨年の5・6年の「笹渡の自慢CM」の一部が掲載されている。こちら。

このようなCMを見ると、確かに「笹渡の自慢」だと思う。自分がかつて実践した宮古の自慢CMを思い出す。現任校でも地域のよさを生かした総合のサポートができれば・・・と思っている。

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2011.04.11

あの地震から1カ月

3月11日から1カ月である。
今日の14時46分に長い長いサイレンが鳴り響いた。その場にいた教職員一同で黙祷をした。

まだ1カ月という思いだ。「こんなことがあっていいのか」ということがいくつもあった。

沿岸を襲う津波。かつての勤務地の惨状。その惨状が県内あちこちに。知人や友人の家族の死。相次ぐ卒業式の延期。自分は何もできないという無力感。新聞やネットで知る被災地の話。
そのような中での転勤。年度末の怒涛の1週間。休日に行って目に焼き付けた被災地の風景。新天地での日々。その中での先日の大きな地震。復旧対応・・・。

自分の気持ちも大きく揺れた。ブログも一時ストップするほどだった。
そして今、改めて「日常ですべきことをしよう」と前向きになりつつある。

最近は、「教師は緊急時にどのような判断をすべきか」という視点で情報を得るようになってきた。
自分の立場として、未来に今回のことを伝えなければいけないと思っている。
こちらのサイトでは、あの地震と津波の中で教師が何をしたか、連載が始まっている。注目したい。

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2011.04.10

笹渡の原稿

年に4回ほど、読売新聞地方版にコラムを書いている。
3月分は締切が10日だったが、早々と3月上旬に執筆して送付していた。
掲載は中旬以降ということだった。
そこに今回の大地震。当然ながら掲載は見送りとなった。
次回執筆するとしても、内容や季節が掲載時期と合わないことになってしまうので、ここに掲載したい。

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   お父さん方の大活躍の場「スキー教室」
 本学区は県内でも雪が多い地区である。年末年始の大雪では長時間停電となり、ロウソク生活を余儀なくされた家庭も多かったようだ。 
 そのような雪も、時には楽しみともなる。一番はスキーであろう。子どもたちも保護者もスキーにはよく親しんでいる。
 本校の裏側に姫ケ森牧場があり、そこを借りて授業でスキーをしている。子どもたちも喜びで滑っている。こういう時にはこの自然環境の有難さを感じる。

 さて、年に一回であるが、本格的なスキー教室を開催している。会場は一戸町の奥中山スキー場。子どもたちが楽しみにしている行事の一つである。
 スキー教室には毎年保護者の方にお手伝いいただいている。今年度は八名のお父さん方が参加してくださった。児童三十一人に教員を含めて十数人の大人がつくので、子どもたちの腕もみるみる上達した。
 
 今回改めて感心したのはコーチの皆さんの教えぶりである。一人ひとりに応じたアドバイス、見事な見本等、子どもたちにとって価値のあるコーチぶりであった。そして、その夜はコーチしてくださった保護者の皆さんと一献。楽しい話はもちろん、学校や地区の子ども会の話で盛り上がった。あっという間の四時間だった。特に、真剣な話では本音で討論し合う・・・この雰囲気がこの学区でのお父さん方の団結を作っているのだろうなあと感じた。
 
 学校によってはPTA活動はどうしてもお母さん方が中心になるところが多い。「おやじの会」を作ったのが成果として報告されている例も聞いたことがある。
 その点、本校は「おやじの会」など作る必要がない。自然な形でずっと地域でのネットワークが伝承されてきている。そのことは有難いことだと改めて感じたスキー教室であった。

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2011.04.09

プロの仕事に頭が下がる

4月7日の真夜中の震度6には驚いた。ここ数年の揺れの中では自分にとって最大だった。
実は大きな地震の2階を奥州では経験していない。平成20年6月の地震の時には東京にいた。今年の3月11日は軽米勤務だった。それだけに本当に驚いた。

真夜中だがすぐに学校に向かう。停電の中での点検。体育館はじめ施設の被害状況は大きかった。
翌8日も停電なので、修繕関係はそのまま。
今日電気が復旧してから、体育館はじめ校舎内のあちこちの施設を修繕していただいた。
つくづく思ったのは、「プロの仕事だ」ということだ。
故障個所だけではなく、違和感がある部分を念入りに点検して直す。
要請があれば、すぐに駆けつける・・・こちらの予想以上の進みぶりに本当に頭が下がる思いだった。

工事関係者だけではなく、市長さんをはじめそれぞれの立場の方が訪れた。
こんなに地震の被害に対応したり、心配してくださる・・・これまた有難いことだと思った。

赴任して1週間も経たないうちに起きた今回の地震。自分自身にとっては、様々なことを考えさせるものとなっている。

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2011.04.08

とても「余震」とは思えない

昨日の23:30過ぎ、震度6以上の地震が発生しました。
ふだん寝ている時刻です。あまりにの揺れでとびおきました。
家の被害はありませんでしたが、すぐに学校へ。

停電で真っ暗な中状況把握をしました。
体育館も、教室も被害が大きかったです。
とても「余震」とは思えません。

真っ暗な中では片付けのしようがなく、一旦帰宅です。
只今、2:20です。

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2011.04.07

研究会が楽しみだ

転任校で初めての研究会。
年間計画・方針が示される。本校は昨年度一人2回の研究授業を行ったり、研究冊子をしっかりと作成したりと充実した研究を行ってきたようだ。21年度に学校公開授業研究会をしたことも、きっと好影響なのだろう。

それらのよさを生かしつつ、ワークショップ型のスタートラインを目指すような部分も出された。
どのように変わっていくのか楽しみだ。

管理職としてすべきことは、今は担当者の後方支援である。こちらの「校内授業研究の進め方 ハンドブックⅡ」(岩手県立総合教育センター発行)は、水沢小時代に教育センターの協力校として取り組んだ内容が多く入っている。写真はほとんどが水沢小学校のものだ。
さっそく研究主任にも紹介した。さっそく目を通していた。

研究会の進め方がどのようになっていくのかも楽しみである。

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2011.04.06

地域をめぐる

新しい学校に赴任すると楽しみなのが、地域を巡ることだ。

昨日までは全く巡る余裕はなかったのだが、今日たまたま仕事ができた。さっそく自動車で、住宅地図を見ながら目的地へ。目的に行く途中であちこちに目が行く。

・ここにお寺があるんだ。これは地域学習で調べられそうだ
・りんご栽培が確かにさかんな地域だ
・広瀬川がずっと流れている

・・・こんなことを見付けながら地域を巡った。
それぞれの学区には、子どもたちにとって見慣れた景色がある。それは、赴任した者にとっては、全てが新鮮だ。この地域の中で、どのような教育をしているのか。そして、どのようなことができるのか。
興味津々である。

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2011.04.05

「海の音も風の音も、聞こえ方が違う」

朝日新聞は「震災者の声」を毎日掲載している。
先日、宮古時代に担任していた保護者の方が掲載されていた。
実は大変心配していた。自宅が海のそばにあり、津波の被害をまともに受けていたはずだからだ。しかも、全盲。
数日後に避難所名簿に名前が掲載されていてホッとしたものだった。

そのご家庭への家庭訪問はとても印象深いものだった。その方も同席され、音だけで暮らす様子に驚いたことを覚えている。

「自宅兼鍼灸院が流されました。全盲なので、海がザーッと迫ってくるような音から逃れるように夢中で走りました。(中略)海の音も風の音も、聞こえ方が違う。すっかり変わってしまったんですね」

その方のコメントだ。耳が鋭い方だけに違いを感じ取っているのだろう。
海も風も変わらないはずだが、周囲が違うとそれらの音も変わってしまうのだろう。
私も日曜日に宮古の風景を見た。私がかつて見ていた景色と全く違っていた。本当に言葉にならなかった。

しかし、そこで立ち上がっている人々が何人もいた。違う景色の中から、新しい時代がきっと始まる・・・その様子を目に焼き付けた。私がこれから一生忘れない景色である。

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2011.04.04

大移動が無くなって・・・

昨日の夜は不思議な感じだった。
3年間の単身赴任中は8時過ぎが軽米への移動時間。それが家で家族と一緒にいる・・・。
この違いが実家に戻ってきたという感覚なのだと思った。

3年間、毎週軽米と水沢を往復した。往復すると360kmぐらいだ。基本的には金曜日の夜に帰って、日曜日の夜に軽米に戻るパターン。
週に2回の大移動は緊張の連続だった。「事故に遭わない」と決めていたが、眠気が何度も襲ったり、高速で危ない思いをしたり、大雪に前方が見えなかったりと何度もピンチになった。それでも一度も事故がなかったのは僥倖としかいいようがない。

一度とんでもない忘れ物をしたことがあった。日曜日の夜に軽米に行ったのはいいが、翌朝その週に使う重要書類をそのまま水沢に忘れたことに気づいた。慌てて、朝の5時ごろ出発し、水沢に7時ごろ着。そしてすぐに書類をとって学校に9時過ぎ着というものである。半日あまりで540kmを移動した。さすがにその日は疲れ果てて午後はグロッキーだったことを覚えている。
この失敗で、その後二度と重要物の忘れ物はなかった。今となっては笑い話で済む話だけど。

この移動が全て大変だったかと言えば、そうではない。移動ならではの楽しみもいくつかあった。
一番はラジオ番組かな・・・。「ラジオはいいものだ」ということをしばしば感じた。

今週からはこの大移動もなくなる。不思議な感覚は昨日だけで、すぐに日常となるだろう。自分のためのいい時間として有効に使いたいものだ。

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2011.04.03

教育技術誌の一部無料公開

今回の震災に関わって多くの教育関連企業さんが、支援をしている。
自分と関わるいくつかの企業さんも動きあり、有難いと思っている。
その中で小学館の「教育技術誌」が、内容の一部とDVDを無料公開している。
こちら。Webから引用したい。

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 東日本大震災の被害に遭われた方々に心よりお見舞いもうしあげます。

 被災地における小学校の教育現場においては、新年度の新たなスタートを控えた時期であり、震災によって入学式、始業式を大幅に延期するなどの事態に陥っています。いや、それどころか、かけがえのない命、学校の設備を失い、授業再開もままならない学校もあると聞きます。先生方におかれては、いかばかりのご苦労かと心が痛みます。

 私どもは、『教育技術』各誌4月号(3月15日発売号)に、新年度開始を応援する特集を数多く掲載いたしました。しかし、被災地において、書店や流通も大打撃を受けたため、『教育技術』をお手元にお届けするのが困難になっています。ご不便の段、ここにあらためてお詫びもうしあげます。

 このような非常な事態に鑑み、私どもは4月号の特集の一部をインターネット上に公開しました。ささやかながら被災地の先生方のお役に立てたらと考えたからです。各誌より新たなクラス、新年度を開始するにあたっての「学級経営の要点」を抜粋してあります。

 また、あわせて付録のDVDマガジンに掲載された動画やワークーシートを本サイトのダウンロードページから利用できるようにいたしました。ご利用にはDVDのラベルに記載されたIDとパスワードが必要となっておりますが、以下にそのID、パスワード記載いたします。ご活用ください。

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小4の教育技術誌をクリックすると私たちのグループの学級経営の原稿を見ることができます。
DVDにはフラッシュ型教材も掲載されています。
ぜひご覧ください。

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2011.04.02

1通のハガキ

「震災から3週間が経ちました」とテレビで話していた。
「まだ、3週間しか経っていないんだ・・・」というのが実感である。この3週間の出来事は、もう数年分、人によってはもっと多くの年月を凝縮したような日々であったに違いない。
被害がほとんどなかった私にとっても、見聞する話や友人・教え子の安否情報等で、精神的にかなりダメージを受けた。

そんな時に、いくつもの励ましのメール等をいただいた。その時にはゆっくりと考えるゆとりもなかったが、今日改めてじっくりと読ませていただいた。1つ1つがお気づかいにあふれ、「有難いことだ」とつくづく感じた。

本当にありがとうございました。

10年ぶりの連絡となったり、年賀状のやりとりだけの友人から電話が来て久しぶりに話したり・・・と自分自身の人生も振り返ることとなった。
もちろん、連絡をあえてくださらなかった方もいるはずだ。それはそれで1つの気遣いと思っている。私自身、沿岸地方の先生方への連絡は今も控えている。

そんな中で私の恩人から1通のハガキをいただいた。ご高齢なのでメールはされない。しかし、逆にハガキだからこそ伝わるものもある。達筆の見なれたその文字から、お心遣いがしっかりと伝わってきた。ありがとうございました。
そして、転勤になった今、もう一度恩人のお力をお借りできれば・・・と思っている。

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2011.04.01

ご報告

本日4月1日より、「奥州市立広瀬小学校」に赴任となりました。

昨日のブログに書いた通り、軽米町立笹渡小学校には3年間お世話になりました。
初めての管理職としての学校。素直で明るい子たち。そして学校に協力を惜しまない保護者と地域。小中併設という特色のある学校で努力する同僚・・・感謝の気持ちでいっぱいです。

新任校は自宅から15km離れた旧江刺市内の小学校です。江刺市は私が初任から13年間通った地です。教員としての第1ステージの舞台です。
その地に赴任できたことも1つの縁です。第3ステージの今、恩返しをしっかりとしたいと思います。

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