このごろの読書から
このごろは読書も少し上向き。
久しぶりの紹介である。
「教師のためのパフォーマンス術」(上條晴夫著 金子書房)
上條先生の新著。子どもの心をつかむためのパフォーマンスについて様々な角度から論じている。面白いのは授業名人と言われる有名実践者(有田先生、家本先生、大西忠治先生ら)、現役の教師の実践紹介に加えて熱血教師ドラマやMC型教師というように幅広いジャンルからパフォーマンスについて論じている点だ。この点は上條先生にしかできないであろう。実践紹介も「ライフ・ヒストリー」的な視点から行っている点が興味深い。
「指導要領”解説”でつくる新授業モデル」(安野功著 明治図書)
社会の「学習指導要領解説」はかなり読んだ。あの冊子がぼろぼろになるくらい。しかしやはり、その執筆者が書かれたものは違う。解説書をさらに「解説」した書である。これを読んで「学習指導要領解説」の深さを感じた。
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