地域の研究家をGTに
本校の開校記念日に毎年ゲストの講演会をしている。
4月の職員会議で担当が私だと知って、ちょっと喜んだ。赴任して地域のことは少ししかわからない。知っている地域の人材はなし。そんな中だからこそ、自分が地域のことを勉強するいい機会だと思ったのだ。
担任時代はよくゲストティーチャ-(GT)を教室に招いた。特に宮古時代は、イワガキ養殖のパイオニア、チリ地震津波の体験者、森林保護で活躍する方等、ゲストティチャ-から豊かな学びを得ることができた。こちらのサイトでいくつか見ることができる。
今回も久しぶりにその時の感覚でGTを招くことができると思ったら、嬉しくなったのだ。人材を探すところが苦労するかもしれないな・・・と思っていたら、幸い校長先生から冊子を借りることができた。地域の歴史等を写真等を交えて書かれていた冊子だ。
さっそく著者にあたる。電話で快諾していただいた。自宅を訪ねて正式にお願いすると、今度は様々な写真や話を聞かせていただいた。さっそく講演のヒントも浮かんだ。「写真を使う」「昔話を入れる」ということだ。
何せ1~6年生全員対象の講演会だ。モノはあった方がいいし、昔話も子どもたちは興味を示す。
これらは実際に子どもたちにとってはよかった。写真は拡大投影したので、昔の広瀬小や史跡などは興味をもってみていた。
授業とは違って「質問がメイン」「掛け合い」といったことはできなかったが、「GTから子どもたちが学ぶ」という体験はできた。過去の財産も少しは役立った。まだまだ実践できることはあると感じている。
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