こんな本がほしかった
本ブログのテーマは「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」である。
2000年にホームページをアップした時も同じテーマだった。
10年以上もメインテーマである。
この間に、この分野で注目する方々を見つけてきた。
柴崎直人さんもそのお一人である。
その柴崎さんが「学校でする儀式作法の基礎知識&教職マナーの常識」という本を明治図書から発刊された。
タイトルを見ただけで、「こんな本が欲しかった」と思わずつぶやいてしまった。
まえがきに次のように書かれている。
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儀式的行事については、従来さまざまな解説書が編まれてきた。しかしその多くは事前指導の内容や案内状の発送対象、そして会場配置・式次第・事後指導などの解説が大半であり、いわば「学校行事運営マニュアル」である。
「卒業生は一人ずつ校長の前に進む。校長は卒業証書を手渡す」
このように書かれていて、何をすればよいかはわかる。
しかし「どのように登壇し、どのように前に進むのか」「校長はどのように手渡すのか」、その作法のやり方が一切説かれていない。そして最も重要な「なぜそうするのか」の記述に至ってはもはや皆無である。これが日本の儀式的行事を取り巻く「礼儀」指導の現状である。
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全く同感だ。私もこのブログで「卒業証書はどっちの手からか」「一同礼の意味は」等、書いてきた。ずばり知っている専門家が教えてくださればわかることであるが、そのような教育本はなかったと思う。
その点で有難い本なのである。さっそく購入して読み、新しい知識を得ることができた。やはり専門家から学ばなければいけない。
ちなみにこちらの本も私が日々の振る舞いで参考していただいている本である。
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Comments
hakusukeさん、コメントありがとうございます。やはり参考になる本でしたね。私も使っていきます。
Posted by: サトマサ | 2011.06.05 11:11
拙ブログでも紹介させていただきました。参考になりました。
Posted by: hakusuke | 2011.06.04 22:25
hakusukeさん、コメントありがとうございます。お勧めの本です。ぜひご覧ください。
Posted by: サトマサ | 2011.05.28 19:59
書籍の紹介ありがとうございます。さっそくかごに入れさせていただきました。
Posted by: hakusuke | 2011.05.28 18:52