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2011.06.11

久々の新幹線

久々に東京に行った。2月以来である。新幹線も久しぶりだ。
「あの日」(ちょうど3カ月前だ)の痕跡があちこちに。地元の新幹線駅は今だにホームは応急処置のままだった。
12月のダイヤ改正で東京が近くなった新幹線も臨時ダイヤ。朝一番に乗っても東京着が10時近くであった。最終の新幹線も7時半。
30年近く前に東北新幹線ができた時にはこれぐらいだっただろうが、その後の便利さに慣れてしまった自分に気づく。
東京駅は節電中。場所によっては半分ぐらいしか蛍光灯がついていなかったが、それでも十分であった。今まで明るすぎたのだ・・・・。
というようにいろいろな発見があった。

いつもよむ新幹線車内誌「トランヴェール」は大震災を受けて、かつて執筆された著名作家の皆さんが、東北を思う文章を書かれていた。一つ一つが良質で、共感することが多い。
特に村松友視さんの次の文章は東北人をぴったり表している。

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最大の被災者である人々の、マスコミの取材に対する表情と言葉に、東北人の奥深さをかみしめさせられ、ひるがえってわが身を反省させられることが多かった。もっとも悲惨な目に遭った同郷人の気持ちをおもんばかり、自らのダメージを強調しきれぬ複雑な思いが、被災者の表現から伝わってきた。いま絶滅に瀕している日本人の最良の心根を、すさまじい犠牲の真っただ中にいる東北人の底力から思い知らされ、胸にこたえたものだった。
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3カ月経った今も新聞等のニュースからこのことを感じることが多い。今回の大震災で日本人のよさ等が言われているが、自分はまだまだそういうことを語る気がしない。まだまだつらい思いをされている県民も多いからである。ただ、先のような東北人の底力をいつか語れる日が来ると信じている。

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