出会いに気づく
昨日の話の続き。
記事には、「すばらしい職場の同僚との出会い」のことも書かれていた。
自主研修だけではなく、同僚の先輩の中に尊敬できる人がいて、それが教師としての自分を形作ったというものである。これも私自身の経験からよくわかる。
そうなると、「そういう出会いをした人はいいが、しなかった人はどうなるのだ」ということを考える人もいるかもしれない。
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「自分にはそういう出会いがない。何と恵まれない教師人生だろう」と嘆く人もいるかもしれない。
それは半分事実かもしれないが、半分は事実ではないと思う。
きっと恵まれた「出会い」が今までにもあったのだ。それに気づかなかっただけである。
自分の場合には、幸いにも「出会い」に気づくことができた。この「気づき」が教師人生での分岐点だと思う。特に若手教員時代の出会いの重要さは言うまでもない。
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こちらの本にかつてこう書いた。
この考えは今も同じだ。恵まれた出会いは誰にでも与えられると思っている。
逆に、恵まれた出会いをした人たちは自分たちが学んだことを還元する番だ。一人でも多くの先生に還元できれば、「恩返し」になると思っている。
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