「高齢化」のよさ
今日のニュースでこちらの記事が目に入った。
教育雑誌では「若手教員の育成」が特集されることがあるが、それは一部の都道府県のことと思われる。多くの都道府県ではこのような実態である。
本県も同様だ。むしろ、この平均数値よりも高いのではないかと推測する。多くの学校で高齢化が進んでいる。
自分の初任の頃の学校もそうだった。男性教員に限っていえば、20代の自分の他は、30代1名、50代5名という構成だった。自分の父親ぐらいの先輩方と一緒に仕事をしていたことを思い出す。
しかし、それが決して悪かったということではない。多くの先輩方から、大切なことを学んだ。自分のしたいことを発言したり実践しても広い心で見てもらえた。学校自体もベテランが多いから、「安定した」状態だった。
理想的なのは、どの世代もバランスよく配置されている構成であろうが、高齢化であればそれはそれで先のようなよさがあるだろう。そのよさが引き出されるような学校運営が大切なのだと考える。
Comments
佐藤先生、昨日は失礼しました。
菅原弘一先生の近況はこちらにあります。
http://komachan.cocolog-nifty.com/sugat/
私も月一ブログを書いています。
http://4001haruto.cocolog-nifty.com/blog/
Posted by: 森下耕治 | 2011.07.30 at 13:53
森下さん、コメントありがとうございます。そして、昨日はお世話になりました。(昨日の午前中だったらご法事で不在だったのでお会いできてよかったです。)
ブログ紹介もありがとうございます。さっそく拝見しました。震災後の岩手の記事に共感しました。これからもよろしくお願いします。
Posted by: サトマサ | 2011.07.30 at 19:17