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2011.10.02

処分したら見えてきた

1週間ほどかけてしばらく整理していなかった本や教育雑誌類を大幅処分した。かつては1年に1回はしていたが、ここ数年は軽めの処分ばかりでどんどん増える一方だった。スペースの都合はもちろんであるが、大地震で「とりあえず整理」で機能的ではなかったことが理由だ。
さらに最近、「仕事ができる人の時間の使い方」(中谷彰宏著)に「整理する前に捨てよう」「迷ったら捨てる」「捨てたものが必要になるのは1パーセントだと割り切る」というように刺激的なことが書かれていて、長年ストックし続いていた雑誌も処分した。

「教育雑誌は長年ストックしておけば、調べたいテーマが出てきた時に役立つ」・・・これが自分がストックし続ける理由だった。実際にそのメリットを得続けてきた。この考えは今も変わらない。
ただ、そのストック自体が出版会社自体がWebで行ってくれる時代になった。たとえば、明治図書では10年前からの教育雑誌が電子データで購入できる。検索も容易だ。そう考えると、自分自身がストックする必要がない雑誌があってもいいと思ったのである。

さて、処分する過程で目的外のメリットがあった。かつて自分が執筆した原稿をいくつか見ることができた。「こんなことを書いていたのか」とすっかりと忘れていたものもあった。そして、取り組みたいことも一つ浮かんだ。
物を整理すると空間ができ、そこからアイデアも生まれる。処分したから見えてきたのかもしれない。

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