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2011.10.08

「格闘」したから覚えている

昨日、偶然17年前に担任した子の保護者とお会いした。
職員室にその方が訪ねてくるなり、私が「あっ、〇〇さん」と声を発し、その方も「おっ、先生!」と驚いていていた。担任したその方のお子さんが卒業して以来だから、本当に久しぶりだった。

その方のお仕事で来校されたのであるが、せっかくの機会なので少しお話をした。
その中で私自身がその子の絵のことを話した。6年生の風景画で、門からちょっと出たところにあった木と町の遠景を上手に組み合わせた絵だった。話しながら、ちょっと不思議な気持ちになった。十数年前の絵と本人が描いている場所がなぜ鮮明に蘇るのだろう・・・と。

その方が帰られてから、その学級の時の記憶をひも解くと、彼の絵の他にも数点パッと思い出すことができた。もちろん描いていた子たちも。
考えてみたら、その時は6年を担任するのが2度目。絵画指導は苦手だったから必死だった。子どもたちが途中まで描いて、その後どのような指導をしたらいいか研究した記憶がある。
特に初任校が図工の研究校だっただけに、そのレベルでの指導を志していたから・・・ということもあった。苦手教科であっただけに教材とはまさに自分としては格闘している感じ。展覧会等のコンクールにも出品するから尚更必死であった。

その子は「絵が好きだったことも関係しているのかもしれないけど、今は東京の印刷会社にいます」ということだった。自分なりに教材に向き合ったから、その子のもっている力をつぶさずにすんだのかもしれない。

ちなみに、今年は図工の研究会や大会の運営の事務局になっている。自分の得意不得意とは関係なく、図工との縁はずっと続きそうである。

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