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2011.10.09

やはり有田先生

定期的に有田先生の本を読み直しているが、1冊、1冊ではなく、数冊まとめて読み直そうと思った。
新しく発行された本も含めて、「やはりすばらしい」と再度確認した。定期的な「まとめ読み」は、知識の関連づけにも大切ということがわかった。このような読書も大切だなあ。
読んだ本の中からいくつか紹介。

■「教え上手」(有田和正著 サンマーク出版)

 教育書ではなく、ビジネス書と位置づけられる本。教師の仕事術が一般にも通じる事例が有名な有田先生の実践から紹介されている。「多く伝えようとしたら、少なく教えよ」「すぐれた教え方は、教わったという感覚を持たせない」「知識がなければ新たな知識は入ってこない」等、なるほどと改めて思う。

■「学級づくりの教科書」(有田和正著 さくら社)

 有田先生の本は授業関係が多いが、学級づくりも一流というのは間違いのない事実である。もう二十数年前に見た有田学級の衝撃は忘れられない。その頃、教育雑誌に学級づくりの連載もされており、係活動等夢中になって追試をしたものだった。それらを思い出させていただいた。笑顔とユーモアがあふれる学級のすばらしさがよくわかる。

■「教師の生きがいと学び方」(有田和正著 明治図書)

 「私の生きがいは仕事だ」と冒頭で言い切る。この言葉にハッとする。

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