« December 2011 | Main | February 2012 »

2012.01.31

愛される学校づくり研究会コラム

愛される学校づくり研究会の新コラムがスタートした。
テーマは「出会いこそ教師を作る」。
その1回目に執筆させていただいた。こちら。大変名誉なことである。
価値ある出会いが教師を変える」に書いている内容をベースにしたものである。
ただ、違う部分は「後輩」へのメッセージだ。本には全く書いていない次のようなことを原稿に書いた。

---

 若い先生方には、「『あこがれの教師』をもとう。その教師を目標に追い続けることが大事」とよく話している。中には「あこがれの教師と出会うチャンスがない」という人もいるかもしれない。
 しかしチャンスは作るものである。
 「○○先生のようになりたい」「真似をしたい」「尊敬できる」という教師がいたなら、積極的にその人にアプローチすることだ。直接会い、進んで教えを乞う。身近にそんな教師がいたら最高である。遠く離れた地にいる教師でも、積極的に行動すれば会える機会は必ず訪れる。
 直接出会ってからはさらに大事だ。話を聞くだけではなく、自分の実践をどんどん見てもらう。むろん、あこがれの教師をさらに追い続けるようにする。

----

これは自分の経験から言っていることだが、周囲のすばらしいと思う先生方も同様の行動をしている。その点では、多くの先生方にあてはまることであろう。
その意味では自信をもってお勧めできるメッセージだ。
それにしても、このような出会いは一人一人の教師人生が凝縮されているであろう。第2回からのコラムも楽しみである。

| | Comments (0)

2012.01.30

「Hot Edu+」(ホットエデュ・プラス)3号

定期的に参考にしている冊子に「Hot Edu+」(ホットエデュ・プラス)がある。
その3号が発刊された。
今回のテーマは、 「実物投影機の活用で子どもたちの伝える力を育てたい」である。
教室で実物投影機を使うと、子どもたちの発表スタイルが変わってくる。「言葉のみ」の伝達から、「言葉と図」「言葉とノート」というように視覚的な要素が入ってきて、よりシンプルにわかりやすくなる。
その時の活用のこつについて述べられている。
「子どもが使い方を見せる」「ノートを映して考えを発表する」「ワークシートを映す」「子どもが答え合わせをする」等々、多くの事例が出されている。
まだご覧になっていない方はぜひご一読を。
こちらから、申込できます。

| | Comments (0)

2012.01.29

最近読んだ本、雑誌から

■「みる わかる 伝える」(畑村洋太郎著 講談社文庫)
 失敗学で著名な畑村氏の本。題名にあるような力をアップさせるための本。わかりやすく、図解やエピソードも多い。教育に関係あることも多くあり、自分にとってものの見方を少し変えることができた。「わかるためには「アクティブ(能動的)学習」を」、「暗黙知をしろう」といった項目はそのまま教育現場に応用できる。コンプライアンスを「法令遵守」としているのは誤訳と書かれてあり、これは大事なことだと実感。

■「総合教育技術」2月号
 佐藤学先生(東大大学院教授)が連載されていたが、今まで斜め読みだった。それが講演を聞いたので、今回はしっかりと読む。講演効果である。「「学び」は「学び合う関係」と「真正の学び」と「ジャンプのある学び」の3つの要素で成立する」という点に考えさせられた。

■「教職研修」2月号
 特集が「忙しい年度末!次年度につなげる管理職のマネジメント」である。この標題の通りのインタビューに応えていた、校長の記事が参考になった。「管理職の仕事術」・・・・自分のテーマの一つである。

| | Comments (0)

2012.01.28

有田先生の講演記録

こちらに有田先生の教師力アップセミナーの講演記録が掲載されていた。
有難い時代だ。遠い地(この会は愛知県小牧市)の講演がこのような形で知ることができる。

有田先生は70代後半。それでいながら、福岡、釜石、沖縄、富岡というように、様々な土地とジャンルの教材研究を今も続けられている。その内容からも学ぶことが多いが、それ以上に、飽くなき追究心に感嘆してしまう。まだまだ、自分が「洟垂れ小僧」と思う。

最後には、次のように書かれていた。

「日本ってすごいな。と思わせることができる。そういうことが教科書に、おもに写真で説明してあるから、しっかり読み取って、活用する。子どもには、知識に対して貪欲になる。愛国心も育てる。(日本てすごい。この国ってすごい)←こういうことを、子どもの心の中にはぐくむことが愛国心なのではないか。教科書を再度見直していくと、スルメみたいにかめばかむほど味がでてくると思います。」

自分が日ごろ強調している「教科書活用」とメインテーマの「日本のよさ」がリンクしている。改めて教科書を見直してみようと思った。

| | Comments (0)

2012.01.27

教科書研究がおもしろい

5年生の学級に補欠授業に入る。授業に関わりのある部分の教科書範囲をしっかりと読む。
かつて高学年担任をしていた時とは教科書も変わっている部分が多く、そのための教材研究は不可欠だ。

特に国語と算数をじっくりと読むと、「こういう部分は自分がかつて5年生を担任していた時にはなかったなあ・・・」というものがけっこうある。

たとえば国語。演劇についての内容があったり、評価・判断・感情を表す言葉がグループ化されている資料があったり、話し合うために大切な言葉を教えたり、新聞の学習では2つの新聞記事を比べる内容があったり・・・・と思わず、つくづく眺めてしまった。内容が幅広くなったのはもちろん知っていたが、このように教える内容がよりわかりやすく明記されていることを実感した。
算数にしても、「柱」「錐」の意味が書かれていたり、曽呂利新左衛門のエピソードが入っていたり、ごみに関わる様々なグラフの見方を深めるページがあったりとこれまた眺めてしまった。

新学習指導要領になった今年は各学年に補欠授業は入っているものの、教科書はその時間のみを見ることが多かった。その点で、今回じっくり見ることで新学習指導要領になったことを改めて実感した。やはり、実際に授業を行い、教科書をもとにした教材研究をすることが一番の理解の早道である。

ちなみに社会については、自分の専門ということで教科書比較も含めてかなり読んでいる。専門であれば、これは大切なことと思っている。

| | Comments (0)

2012.01.26

「特別活動冬の時代」を経てきた世代に

もう20年近く前であるが、校務分掌では児童会を担当することが多かった。
若い先生がなるのが慣例だった。せっかくの機会だから・・・ということで特別活動の研究を個人的にはかなりしたつもりだった。当時発刊されていた「特別活動研究」(明治図書)にも寄稿したり、初の連載も経験したものだった。校務分掌はその点では、真剣に取り組めば必然的に自分の得意分野を増やすものだと思っている。
ちなみにその「特別活動研究」誌は廃刊にはなっているものの、数年分はネット書籍として残っている。

その当時に比べ、特別活動の時間も研究の雰囲気も全国的に下火になっているのは否めない。十数年前に「特別活動は冬の時代になる」と予測されたものであった。

そして、その冬の時代に小学生として特別活動を経験した子どもたちが、今教壇に若手教師として立っている。人によっては、特別活動の実践は自分の小中学生の時の経験イメージで実践をしている先生もいるかもしれない。そもそも「特別活動の研究会や研究授業自体を見たことがない」という若手教師(だけではなく中堅教師)も多いのではないか。

そういう先生方に、自分のかつて学んだこと、実践で経験したこと、そして自分が原稿で書いてきたことを伝えるのも、今年からの大切な仕事だと考えている。
このブログでも不定期的に書いていきたいと思っている。

| | Comments (2)

2012.01.25

移動中の読書から

先週の出張でかなりの時間を移動に費やす。これは自分にとっては嬉しいこと。読書時間が増えるからである。新幹線や電車で読書して・・・途中で眠くなって少し寝て・・・また起きて読書してという繰り返しが何とも心地よい。
その中で読んだ本の紹介。新書や文庫本のビジネス書である。

■「課長になれない人の特徴」(内山力著 PHP新書)
 自分にとって示唆に富むことが多い本だった。「残念キャリア」と「出世キャリア」という比較で論じているので、その違いが明確。教員の仕事にも多くのことがあてはまるなあ・・・と思った。印象に残ったフレーズ。
・残業はマネジメントミス
・チームリーダーなら、仕事について自由に話し合える環境を作りましょう
・人事評価は3C(チャレンジ、チェンジ、クリエイティブ)を足していく加点法で
・メモすることは聞いていますというメッセージ
・目立ちたがりと目立つは違う

■「君はまだ残業しているのか」(吉越浩一郎著 PHP文庫)
 以前読んだ「「残業ゼロ」の仕事力」を再編集したもの。半分以上は以前読んだ内容だが、それはそれでよい復習になる。「残業は悪いこと」と言い切り、残業をしないためにどのように仕事の生産性を上げるかについて書いている。普通なら「優先順位を決める」ことが仕事術になるのだが、「優先順位など決めずに、目についたものからどんどん片付けよ」と言っている点が新鮮。

■「50代にしておきたい17のこと」(本田健著・だいわ文庫)
 題名にひかれ思わず購入。一気に読む。「故郷をたずねる」という項目にジーンと来る。わが故郷秋田にはなかなか行けない。でもこれからの人生、何度も訪れたいと感じた。

| | Comments (0)

2012.01.24

雪の小話

昨日から今日にかけて、首都圏でも積雪があったようだ。
さて、先週、出張で神奈川県に移動した日、ちょうど東京や神奈川県で初雪が降った。翌日、ホテルでテレビを見ていたら、地方版のトップニュースでわりと長い時間、扱っていた。
うっすらと積もった様子、雪道でスリップする自動車、登校時の大変そうな様子、そして現在の様子等々・・・私たち雪国(水沢はたいしたことのない雪国だが・・・)からすれば、「ああ今日は雪が少ないなあ」という日の様子だが、場所が変われば大きなニュースになる。興味深く見させていただいた。
さて、そのような雪に関わる小話です。題は「雪を楽しむ・雪を生かす」です。

-----

1 冬といえば「雪」
 冬になると雪のニュースが流れます。
 「初雪で雪だるまを作った」「スキー場は大賑わい」といったニュースなら楽しいのですが、雪のために苦労している地域もあります。大雪で列車が走らなくなった、雪かきが大変、吹雪で交通事故が起きた、雪崩で人が巻き込まれた・・・どちらかといえば雪の被害を受けているニュースの方が多いかもしれません。
 皆さんも「雪で滑って転んだ」「寒い思いをして大変だった」という経験がある人もいるかもしれませんね。時にはけがにもつながりますから、十分に注意しなければいけません。

2 雪を楽しむ
 そのような雪ですが、日本人は昔から雪と上手に付き合ってきました。
 たとえば「かまくら」です。秋田県や新潟県といった雪の多い地方で、雪で大きな家を作ります。その中で水神様をまつったり、子どもたちが餅を食べたり歌ったりする行事です。何とも雪国らしい行事です。
 また、雪合戦は皆さんも知っていますね。この雪合戦は単なる遊びではなく、今は雪合戦大会があります。大会で使われる雪玉を作る道具もあって、本格的なものなのです。何と外国の大会まであり、そこではそのまま「ユキガッセン」という名前が使われています。
 かまくらも雪合戦も雪にちなんだ日本の文化です。

3 雪をエネルギーとして使う
 また、雪はさまざまな研究の対象でもありました。
 たとえば、今から七十年以上前に北海道の中谷宇吉郎(なかうきちろう)教授が、人工の雪の結晶を作りました。これは世界で初めてのことでした。
 また、今は雪をエネルギーとして開発する研究が進められています。冬に大量の積もる雪を夏場の冷房のエネルギーにしようとする研究です。もともと日本では「雪室(ゆきむろ)」といって、冬にできた雪を小屋の中に閉じ込めておいて、夏に利用している地域がありました。それと似た考えで、冬に積もった雪を大きな貯蔵庫の中に貯めておきます。それを夏になって、冷気や冷水にして冷房にするものです。夏のクーラーがわりになるだけではなく、野菜などを冷やしておいて、新鮮さを保つことができます。
 このように雪を生かす研究も今は進められているのです。

| | Comments (0)

2012.01.23

学級通信「ガリバー」

村田栄一氏が亡くなられた
若い世代にはなじみが薄いであろう。私が学生時代に大いに影響を受けた著者のお一人である。
きっかけは先輩のアパートの本棚に本があったことだ。その先輩の本棚にはぎっしりと教育書、一般教養書が詰まっていた。明らかに他の先輩方の部屋とは違っていた。尊敬できる先輩そのものだった。今も新潟で教師をしているはずである。

その部屋で見た「学級通信「ガリバー」」という本。村田氏の1年担任時の学級通信をそのまま本にしたものだ。当時のものは70年代前半の本なのですでに廃版になっているが、改めて新しい本として発刊されている。こちら
ガリ版(これ自体が30代以下はわからない?)で心を込められた文字に、児童一人一人が生き生きと描写された学級通信だった。1年生の児童の様子にどんどん引き込まれ、ほとんど写真などはないのだが、学級の様子がイメージとして伝わってくる通信だった。きっと多くのファンがいた学級通信だったに違いない。そうでなければ復刻されない。

「教師になったら学級通信をどんどん発行しよう」・・・学生の自分がそう決意するような本であった。
その結果、私自身どんどん学級通信を発行するようになり、学級通信のハウツー本まで発刊した。この本との出会いがなければ変わっていたであろう。価値ある出会いは人だけではなく、本にもあるのだ。

ちなみに、この「ガリバー」にちなんで、2回の1年担任時はいずれも学級通信名を「ガリバー」とさせていただいた。ともに20代の頃だ。背のやや大きい私と1年生の子たち。「まさに先生にとってはガリバーの世界ですね」と保護者から言われた。通信を発行するたびに村田氏を意識していた。
私が大学時代にすでに教師を辞めていたので、お会いする機会がなかったことが無念である。

ご冥福をお祈りいたします。

| | Comments (2)

2012.01.22

新しい出発に

一昨日、50回目の誕生日を迎えた。
半世紀を生きたことになる。あっという間の半世紀だった。初任校時代などは二十数年前だが、「懐かしい」という気持ちはあるものの、「つい昨日のことのように・・・」という思いもある。
かつて大学時代の教官が、「サラリーマン時代から今の30年は【本当にあっという間】だった」と話されていることを聞いて、「そんなものかな?本当かな?」と思ったが、まさに本当だった。
よく言われるが、「一年が歳をとるほど短く感じられる」とまさに感じた。

勤めている残りの期間も同様に短いであろう。「時間は有限」ということを意識するばかりである。
だからこそ、より一層の「集中と選択」が必要になってくる。
何に集中と選択するか。おおよその方向性は見出しているつもりであるが明確なわけではない。
走りながら考え、走りながら実行し、走りながら道を選んでいくことになると思う。

| | Comments (2)

2012.01.21

他校に行った時に注目する観点

他校に行く機会はそう多くはない。授業を参観する以外に自分が注目する観点をいくつか紹介する。

・特別教室のレイアウトや掲示物
・子どもたちのくつ箱とロッカー
・習字と絵の掲示物
・今まで子どもたちが書いてきたノート
・該当校の先生方の参観の様子
・授業外で会う子どもたちの挨拶・・・・等々

昨日の出張でも授業以外で多くのことを学ぶことができた。
他校に行っても「自分の学校、学級に生かせるものはないか」という視点をもっていなければ、貴重な情報は自分の中に入ってこない。
自分の中で「他校情報を生かそう」というアンテナを常時張り巡らすことが大事である。受信度合いが違ってくる。

| | Comments (0)

2012.01.20

他国の教育を参観できた幸せ

本日参観した研究会で、初めて経験したことがあった。
それは韓国から多くの視察団の方が来校されていたことだった。私と同時に校内に入った時に、「ずいぶんラフな格好で授業参観されるんだなあ・・・。」と思って、首から下げている名札を見たらハングル語だったのである。
控室では担当の方がハングル語で説明をする。日本人の参観者の方が少ないので、ちょっとした異国気分であった。

その様子を見て、もう20年近く前に行った自分のアメリカ研修のことを思い出した。研修団自体は日本各地から24名集まったのであるが、配属された学校にはたった一人。1カ月、その小学校にホスト先の家から通った。
「一斉授業の指導力」という点から言えば日本の方が優れていると思ったが、違う授業カリキュラムという点では大変参考になった。総合学習、パソコンを使った授業、図書館の検索システム、麻薬防止授業、そしてゲストティーチャ―の授業・・・。その頃、「アメリカで行っていることは、10年先、20年先、日本でも行われる」と言われて、「本当かな・・・」と思っていたが、全くその通りであった。
そういう点では、「先行的な実践」というものに、自分自身の興味が高まった研修であった。

さらに、私自身はホストファミリーと話をしていて、日本のよさをよく知らない、うまく説明できない自分に気づいた。それが、「地域のよさ・日本のよさ伝える」という自分のテーマにつながった。若い時に、このような研修ができた幸せを感じるのみである。

ちなみにその時のことを記したサイトはこちらである。

| | Comments (0)

2012.01.19

「予習」をする

 明日の出張(研究公開校参加)のために予習をしている。
 他校の公開、しかも著名な学校。せっかくの研究会参加を有意義にするためには、予習が効果的である。今回参観する学校は、幸い関連文献が多くある。
 事前に読むことによって明日参観する観点もいくつか設定することができた。

 この「予習」。講演会の時にもよく行っている。
 かつてこちらの本で次のように書いた。

----- 
講演を聞く回数は限られている。だから、1回の講演の学びが深くなる準備を可能な限りしてきた。
 多くの場合、講師は著名な方が多い。著書を何冊も発刊されている場合も珍しくない。その著書をあらかじめ読んで「予習」するのである。
 数多く発行されている著者であれば、講演テーマに似た本を探したり、本のレビュー(批評)から評判のよい本を選んだりすることもできる。
 講演で読んだ本と似たエピソードが出てくる場合がある。
そういう時に、「もう知っているよ」というようには思わない。
むしろ、「そうそう、本に書かれていた。わかる、わかる」と喜んでしまう。
そのエピソードが強く印象に残るからだ。
 この予習効果は講師の話を理解しやすくなるだけではない。
自分自身が著書を読んで出てきた質問が講演を聞いて解決する場合もある。また、講演後に再度著書を読んで理解を深める「復習」をする場合もある。
 いずれにしても「予習効果」は大きい。
-----

 この考えは今も変わらない。

| | Comments (0)

2012.01.18

「教師のためのスピーチ・あいさつ実例集」

明日19日発売予定の本を紹介します。
教師のためのスピーチ・あいさつ実例集」(教育開発研究所)です。

教師は子どもたちの前はもちろん、保護者や同僚等の前で話すことが多いもの。しかしながら、なかなかその方法を学ぶ機会はありません。
その話す内容とその組み立てを学ぶのにふさわしい本です。
私も一項目書かせていただきました。いつものことながら、自分が関わったものが成果となって表れるのは嬉しいことです。
概要は次の通りです。(教育開発研究所HPより)

[本書の概要]

 伝えるべき“エッセンス”を盛り込んだ例話集!

☆こんなとき,先生は何をどう伝えますか? 
 ・震災の教訓を生かした避難訓練,・新1年生へ
 ・異動後の経営方針の共有,・学校安全の説明
 ・事故後の緊急保護者会,・初めての学級保護者会
 ・地域運動会のあいさつ,・事故死した子の告別式

①子ども,教職員,保護者,地域の方々へ向けた3分間例話集。
②校長・教頭,教員が「話」を求められる場面ごとに紹介!
③話の流れをつかむキーワード,話のねらい・工夫,関連事項など明示。

------

くわしい目次はこちらです。

ちなみに担当者のお話では、予約段階でかなりの評判とのこと。
確かにニーズは多いと思います。「読む本」というよりは教室や職員室に置いておきたい本です。
ご一読いただければ幸いです。

| | Comments (0)

2012.01.17

「教科外社会関連実践」というヒント

毎学期「こどもと地図」(帝国書院)をよく読んでいる。
社会科関係の雑誌で地図指導は年に1回程度は特集になるが、地図指導専門の冊子はおそらくこれだけであろう。
3学期号には「音楽の学習での地図活用」として岩本廣美先生の論稿が出ていた。アジアの音楽ということで朝鮮半島・中国・モンゴルを、世界の音楽ということでスペイン・ブラジルを取り上げていた。
確かに地図には絵記号として関係ある楽器や演奏する人が登場している。
あくまでも音楽の一つとしてワンポイントとしての地図活用ではあるが、世界各国に興味をもたせる一つの方法になるであろう。

考えてみたら、社会以外でもこのように「社会関連実践」を行うことは可能であろう。
先日の図工の会議でも、美術作品の鑑賞が話題となり、「社会科と関連づけられるなあ・・・」と思ったばかりであった。国語や理科でも家庭できる実践もありそうだ。
他教科での関連実践が、本体の社会科の実践を強くする・・・何かしらできそうである。

※ちなみに「こどもと地図」のバックナンバーはこちら

| | Comments (0)

2012.01.16

今年の冬休み

今日が冬休みの最終日。岩手は夏休みが短い分、冬休みが長い。明日からスタートである。
さて、今年の冬休みを振り返ってみよう。

1 原稿&校正
 冬休みといっても勤務は当たり前だが普通通り。年末年始の休みが連続するものの、この時期は仕事モードにはならない。これも当たり前。
 それでも、学期中にはいつもより余裕があるということで、予定していた原稿や校正については順調に進んだ。
これについては例年のような「放電」がなかったのがよかった。

2 研修
 講師役はなかったものの、一つのセミナーの事務局として無事終了。講師の先生のおかげで良い研修会となった。読書は年末年始にかなりできた。これも収穫。さらに3学期の取材授業や講師役ももっと準備できれば言うことなしだったが、これは近くなってからも良いであろう。

3 学校の仕事
 冬休みは学期中にはできない仕事をどんどんと進めたいと考えていた。これらも、ある程度はできた。

4 健康
 今年は雪が少ないことに助けられた。寒い日が多かったが、「寒い日」と「大雪の日」のどちらがいいかといえば、寒い日の方がよい。(どちらもないということは岩手ではないだろう。)もちろん、少ないといっても雪かきは不可欠。腰にもこれから留意しよう。体調を崩すことはなかったが、年末年始の飲食でやはり体重増。これは学期が始まってから減らさなくては。

5 その他
 年末から実施始動したフェイスブックが軌道に乗ってきた。自分にとっての新しい表現ツールということで継続しそうだ。

ということで、良き冬休みだったと言えよう。明日から3学期。がんばっていこう。

| | Comments (0)

2012.01.15

地理用語の変化

昨年同僚と話していて、「小さい頃は四大工業地帯って習ったんですけど、今は教科書には言葉としては出てきませんね」と言われた。確かに教科書を見るとそうである。
「新しい状況に応じて、自分の知識もアップデートしなければいけないなあ」とその時に思った。

調べごとをしていて、偶然こちらのサイトに辿りついた。こちらに詳しく書かれていた。
それだけではない。「リアス海岸」や「イスラーム」といったことも出ていた。リアス海岸は我が岩手県のことなのにしらなかった。「リアス式」が間違いではないのだが・・・。

そう考えるとこのような教科書会社のWebは時々チェックが必要と感じている。
ちなみに地図指導に関しては、帝国書院のサイトは本当に充実している。実践例だけではなく、ワークシートもダウンロードできる。さらに子ども向けクイズサイトもある。お勧めである。

| | Comments (0)

2012.01.14

「どれもすばらしい作品」

自分が事務局として運営した研修会(昨年夏)の講師先生が、朝日新聞の花まる先生に掲載されていた。こちら

研修会の時の飛び込み授業を思い出すようだった。子どもたちと対話し、子どもたちから考えを引き出す。一人残さず認める図工授業・・・。
若い頃から、「子どもたちの技能を上げなくては」という図工授業をしてきた自分。改めて大切なことに気づかされた感じである。

「図工ぎらいな大人の多くは、おさないころに大人のイメージに近いものを描けずに、下手といわれた経験がある。子どもが空想を広げられれば、どれもすばらしい作品なんです」

このメッセージも心に残る。先日のセミナー講師の小野先生のスタンスと似ているなあと感じた。実技指導の時に小野先生は頻繁に「すてき!」と発していた。
今も補欠授業で時々図工の授業を受け持つ場合がある。今からでもこのスタンスで臨んでいこうと思う。

| | Comments (2)

2012.01.13

2月号の雑誌から

■「社会科教育」2月号
 「わが県の情報 ここにこの授業あり」の岩手県の巻に紹介者として執筆。脂の乗った先生方5人を紹介させていただいた。本県の今後の社会科教育を担う先生ばかり。頼もしい後輩たち。「本県の実践者のすばらしさを伝える」という自分の役割を今回果たすことができて嬉しい限りである。

■「現代教育科学」2月号
 27年間購読し続けたこの雑誌も3月号で廃刊となる。理論的な教育論が表現されている場で、多くのことを学ばせていただいた雑誌だけに残念であるが、これも時代の流れ・・・。今月号の特集は「悔いのない教師生活 支える思想と行動」で、著名な皆さんの興味あるエピソードがずらり。決断力の大切さを改めて感じた。

■「国語教育」2月号
 小特集の書写の特集に目が行った。先日教育ルネサンスで興味をもった書写の記事を見たばかり。似た情報というのは集まってくるのだと感じる。

| | Comments (0)

2012.01.12

まだ変えられる

雑誌原稿はすでに4月号。来年度に向かって動き出している。
さて、先日とある原稿を書いた。「締切日ぎりぎりにならず前倒しで書く」と昨年の秋ごろに決意してからは、今のところ何とか実行できている。

仕事術では、「その場主義が大切」とよく話しているのに、こと自分の原稿については別だった。
「ぎりぎりまで待った方がいい情報が入る、修正もぎりぎりまで粘った方がいい」というタイプで、ずっと締切ぎりぎりの提出だった。「締切効果」というのもあって、
ぎりぎりになると集中力を発揮した時もあった(と思う)。

しかし、全体的に見れば、締切までに仕上げなくては・・・と気持ちも焦るし、途中まで書いていたものの実は別の場でも似たことを書いていて、急遽「これはボツ」としたこともあった。それでいながら、なかなか締切ぎりぎりになって書くということはクセになってしまって直らなかった。

今回、「前倒し執筆」(あくまでも自分にとっての「前倒し」。他の人なら普通なのかもしれないが)に変えられたのは、ちょうど溜まっていた原稿や仕事がなく、一区切り状態だったからだ。変わるタイミングもよかったし、自分の中でも「変えなくては」という気持ちも強かった。
いざ「前倒し」にしてみると、様々な点でメリットが多い。

・早めに取り組むので、いろいろなところから情報が入り易くなった
・気持ちに余裕ができる
・執筆後も「寝かせる」ことができる

もっと早く取り組めばよかったと反省しきりである。
そして、何よりも20年近く固定してしまったこの「習慣」を変えられたことが嬉しい。
まだまだいろいろなことで「変えられる」可能性はあるのだ。

| | Comments (0)

2012.01.11

「書を学ぶ」

教育ルネサンスの今回の特集がおもしろい。
「書を学ぶ」である。

最初は小学校教育には遠い内容かな・・・と思ったが、第5回のこちらの内容でぐんと興味が増した。このような方法は私も担任のラスト数年間ぐらいは行っていた。これは県書写書道大会の授業を見てからであった。
宮古市勤務の時で「参加者が少ない。ぜひ」という呼びかけに研究主任だからということで、参加したのであった。それまで書写の研究授業を見たことがなかったので、とても新鮮で、それ以来指導スタイルが少し変わったのであった。この自分の経験から、書写の研究授業をぜひすべき(あるいは見るべき)と考えている。

第6回には食育ならぬ「書育」という言葉が登場した。内容も実践のヒントになる。今後にも注目である。

| | Comments (0)

2012.01.10

授業の中のコミュニケーション

冬休み、一つのセミナーの運営を行った。地区の図画工作のセミナーである。
講師は福島の小野先生。朝日新聞の「花まる先生」にも紹介されたお力のある先生である。
この「花まる先生」の記事を読んだ時に、写真のキャプションに注目した。

小野先生は「ステキ!」と必ずほめ、それから少しアドバイスする

ここに子どもたちに対する一つの姿勢が伺える。どの子の表現のよさを認め、さらに伸ばす姿勢だ。「必ずほめ」という点に私は自分の図工の授業を振り返った。よさが簡単に見つかる子はほめたが、表現を苦手とする子は「よし、がんばった。じゃあ・・・」とすぐに修正部分を指摘するパターンだった。反省しきりである。

今日のセミナーでも、小野先生から「授業の中のコミュニケーション」で話があった。「傾聴」「承認」「Iメッセージ」「りフレーミング」「ミラーリング」等、多くのヒントが出てきた。
後半行った模擬授業では、実際にその対応の技術を拝見させていただくことができた。
教科の専門性に加え、卓越した子どもたちとのコミュニケーション。これなら子どもたちも図工も教師も好きになるであろう。

ちなみに小野浩司先生は幅広い実践等を公開されている。こちらのブログ連載を参照。

| | Comments (0)

2012.01.09

今年の干支は? 十二支を知っていますか

子どもたちへの小話で干支の話はいかがですか。
こちらのサイトより。

----

1 あなたの干支(えと)は?

 「あなたの干支は」と言われれば、すぐに答えられますね。また、今年の干支も簡単に答えられますね。ねずみ年、うし年のように、その年を動物で表したものを十二支と言います。さあ、皆さん全部言えますか。答えは次の通りです。

・子(ネ)ねずみ ・丑(ウシ)牛 ・寅(トラ)虎 ・卯(ウ)うさぎ ・辰(タツ)竜 ・巳(ミ)蛇 ・午(ウマ)馬 ・未(ヒツジ)羊 ・申(サル)猿 ・酉(トリ)とり ・戌(イヌ)犬 ・亥(イ)いのしし

 この十二支が日本に入ってきたのは大昔ですが、人々の間に伝わったのは江戸時代と言われています。人々に覚えてもらうために、わかりやすい動物が選ばれたそうです。

2 なぜ猫は入らない?

 先の動物の中で身近な猫は入っていません。外国の十二支では入っている国もあります。なぜ入っていないのでしょうか。次のような言い伝えがあります。

 お釈迦様が動物たちに言いました。
 「お前たちの中から、十二匹を選んで、一年ずつその年の名前にする。決められた日に早く挨拶に来た順に決めていく」
 動物たちは一番目を目指しました。ところが、よく話を聞いていなかった猫は、決められた日を聞きもらしてしまいました。
 そこでねずみに聞きました。意地悪なねずみはわざと一日遅れの日にちを教えました。
 ねずみが「猫よりも早く行ける」と気をよくしていたら、すでに歩き始めている牛に会いました。ねずみは、牛の背中に入って隠れていました。
 そして、牛がゴールしようとした時に、背中から飛び降りて一番になったのでした。牛は二番、三番は虎・・・というように順番が十二番まで決まりました。
 猫は一日遅れで行ったので、お釈迦様から「顔を洗って出直してきなさい」と言われてしまいました。その時から、ねずみを追いかけ、よく顔を洗うようになったのです。

3 十二支にも願いが込められている

 それぞれの動物には願いが込められています。ねずみだったら子どもが増えていくように、牛だったら大切な食料と労働のためにというようにです。自分の生まれた年の願いを調べてみるのも面白いですね。

【一言ヒント】
 3については他の十二支は次の通りです。「寅=輝く星(美しい毛から)」「卯=躍動」「辰=権力者」「巳=金運」「午=役に立つ」「未=家族安泰」「申=明るく活発」「酉=商売に縁起がよい(とりこむから)」「戌=忠実」「亥=無病息災(肉は万病を防ぐ)」

| | Comments (0)

2012.01.08

成人式

本日は奥州市の成人式。
我が娘も無事に成人し、一区切りである。
同時に自分自身の成人式を思い出した。
大学生で自分にとって経済的に厳しい時代で、兄のスーツを借りて出席した。成人式後に友人と喫茶店であれこれ話し、その後、夜のアルバイトに向かった(その時には大型スーパーのゲームセンターのアルバイト)記憶があある。とにかく「自立したい」という思いが強い時代だった。

さて、本市の成人式は特徴がある。
合併前の水沢市時代から始まった「水沢方式」である。
セレモニーの部が終わった後、親からの子どもたちへのメッセージの読み上げがあるのだ。舞台に登場するのは限られた親だが、スライドショーで紹介される写真と感動的な手紙が評判を呼び、他の地域にも広がっていると聞く。その経緯はこちらのブログがくわしい。

今回の式は地元ケーブルテレビで視聴できた。登壇した親の中で知人がいた。娘とも関わりのあった子のお母さんである。その手紙は胸を打つものだった。
「○○に親にさせてもらった」・・・私も同じである。

| | Comments (0)

2012.01.07

成人の日 おとなになるお祝い

今年も祝日にまつわる小話を紹介していきます。
子どもたちに祝日の意義やエピソードを語ることは大切なことと考えるからです。
今回は1月9日の「成人の日」です。

----

1 「おとな」になる人をお祝いする日

 一月の第二月曜日が成人の日です。
 「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを目的とする祝日です。
 ところで、「おとな」は何歳からだと思いますか?
 二十歳からです。成人の日は二十歳になる人をお祝いする日なのです。
 二十歳になったら、それまで禁止されていたお酒やたばこも許されます。また、選挙で投票することもできます。
もっとも結婚は、二十歳より前の男子は十八歳、女子は十六歳ですることができます。外国では、十八歳をおとなとしている国も多いです。

2 昔は十六歳ぐらいでおとなになった

 ところで、今は二十歳でおとなの仲間入りですが、昔は十六歳ぐらいでおとなとして扱われていました。
 「元服(げんぷく)」と言って、男子を子どもの髪型からおとなの髪型に変え、頭に冠を身に付ける行事がありました。
子どもによっては、十二歳ぐらいで元服する例もあったそうです。
 十二歳といったら小学校六年生です。「小学生でおとな?」と思ったことでしょう。確かにピンと来ませんね。戦いが多かった時代は早くあとつぎを決めるために、元服も早くしたと言われています。

3 思い出に残る成人式に

 成人の日には多くの地域で成人式が行われます。振袖の着物を着て、式に参加する人を見たことがあるかもしれません。
 成人式で騒いだり、暴れたりするマナーの悪さがニュースになる場合がありますが、多くの市町村では思い出に残る式を工夫しています。たとえば、親が我が子にお祝いの手紙を書き、それを会場で親が実際に読むという市があります。親が登場することは内緒です。心のこもった愛情あふれる手紙に、思わず泣いてしまう人もいるそうです。
 これならば、一生思い出に残る成人式になるでしょうね。

| | Comments (0)

2012.01.06

年末年始に読んだ本2

■「采配」(落合博満著・ダイヤモンド社
 個人的に落合前監督のファンなのであるが(これは同じ秋田出身・しかも同じ郡内ということが大きい)、この本でますますその考えにひかれた。
 ブレない考えが、実際の監督の采配場面を通じて語られている。説得力が十分にある。
 同時に授業や仕事に通じるメッセージも多く発見。( )は私のつぶやき。

・「負けない努力」が勝ちにつながる・・・(苦手な教科の授業でも「負けない」授業にすべきだ)
・欠点は直すより武器にする・・・・・・・・・(発想を変えて貢献できる仕事を考えよう)
・シンプルな指導こそ耳を傾けよ・・・・・・(授業の原則はシンプルなものだ)
・オレ流ではない。すべては堂々たる模倣・・・・(良い実践を追試してこと原則がわかる)
・自分がいる世界や組織の歴史を学べ・・(教育界の今までの財産から多くのことを学べるはずだ)

■「東日本大震災 心をつなぐニュース」(池上彰+文芸春秋編)
 大震災後に地方紙に掲載された様々なエピソードを食い入るように読んだ。この世の最後になってしまった話。九死に一生を得た話。大震災に負けずに希望をもって生きている話・・・どれもこれも忘れられない。
 そのような地方紙のエピソードを集めた本。新聞に残されたこれらの事実を忘れてはいけない。

| | Comments (0)

2012.01.05

年末・年始の読書から

冬休みはやはり良い。確実に読書量が増えるからだ。
特に年末年始は「家のすべきこと」「若干の仕事や原稿」「家族団らんでのイベント」を除いても、まだまだいつもより読書できる。
今年もそうだった。その中で印象に残るもの。

■「クラウド超仕事法」(野口悠紀雄著 講談社)
 副題が「スマートフォンを制する者が、未来を制する」。ちなみに私はスマートフォンをもっていない。しかし、未来を知るために、そして今の仕事術を見直すために必要と感じ購入。面白く一気に読んだ。
 機器に強い人なら、知っているようなことでも、あまり得意ではない自分には専門用語は難しい。しかし、そんな自分にもわかりやすく、「クラウドを使ってみようか」という気持ちになった。Gメールも第2メールとして使っているが、今後の使い方のヒントをいただいた。
 ただ、この本で自分に一番影響があった言葉は、「発信することで考えが進む」ということ。今のブログの他に、フェイスブックをやはりやってみようという気になった本であった。

■「仕事するのにオフィスはいらない」(佐々木俊尚著 光文社)
 土日も何かしらの「仕事」をしている。そのヒントになれば・・・と思い購入。こちらも「ノマド」「クラウド」といった用語が出てくる。世の中はどんどん進んでいることがよくわかる。
 興味をもったのは、「サードプレイス」。自宅と会社の他に仕事ができる場所という意味。スターバックスが例に出ていた。確かに私も雰囲気が好きで、東京等に行った時にはよく利用してPCを広げる。残念ながら本市にはない。代わりにはどこがいいのだろう・・・

■「初等教育資料」1月号
 教育の窓のロングインタビューにかつてお世話になったNHKの桑山プロデューサーさんが登場。よい番組の判断基準はまずはわかるか、わからないか。その上で視ている人にとって何か気づくものがある・・・これは授業の根本と似ていると感じた。

| | Comments (0)

2012.01.04

長瀬先生の新著

岐阜県の長瀬先生から「誰でもうまくいく!普段の楽しい社会科授業のつくり方」(黎明書房)が送られてきた。
長瀬先生はまだ30歳になったばかりの教師だ。それでいて、これが何冊目の単著になるのだろう。「すばらしい」としか言いようがない。

題名にもある通り「普段の授業づくり」にこだわった本である。しかも社会科。この本の中にも書かれているが、子どもたちの「人気教科ランキング」で言えば、社会科は不人気教科だ。
そのような社会科を「楽しく」ということであるから、価値がある。内容も決して「これは難しくてできない」「あの先生だからできること」というものではない。授業びらき、課題づくり、資料とノート、ゲストティーチャ―、調べ学習・・・等、本当に日常の社会科の中で実践できることが記されている。
「普通を積み重ねていけば特別になる」ということを聞いたことがあったが、そのようになる仕掛けが随所に書かれている本である。

ちなみに私とのエピソードも書かれている(恐縮・・・)。もう5年ぐらい前のことだが、とあるセミナーで模擬授業で音読を指名したことがあった。その後にメールが来て、本格的な交流が始まったと記憶している。
それから5年間の間に20代ですばらしい仕事をしてきた。そして、30代が始まってこの仕事。これからも楽しみである。
ぜひ手にとって読んでいただければ・・・と思う。

| | Comments (2)

2012.01.03

東北青年塾で『有田式「学級づくり・授業づくり」』

東北青年塾で有田先生が登壇されます。
私も久しぶりの参加&ミニ講座です。
阿部代表@福島と佐々木先生@宮城と一緒です。
今からワクワクしています。
定員が40名です。お早目にどうぞ。
以下、東北青年塾のブログから。
(鮮やかな広告チラシもぜひご覧ください。)

------
お待たせしました。
2012年、最初の東北青年塾は仙台の地に有田和正先生をお迎えします。
テーマは『有田式「学級づくり・授業づくり」』
今回は『今回は近著の「学級づくりの教科書」を中心に「社会科授業づくり」「教材開発」「ユーモア教育」「はてな帳」「追求の鬼」など』今までの有田実践を結びつけて話していただきます。

また、第1部は「東北青年塾」の設立者3人(佐藤正寿、阿部隆幸、佐々木潤)の3人の社会科ミニ講座の3連発があります。この3人の共通点は、社会科という教科を自分の研究教科の軸として教員生活を過ごしてきたことです。今回、有田先生をお迎えするということで満を持して、社会科講座を持たせてもらいます。特に、今回久々に「東北青年塾」に登壇する佐藤正寿先生は昨年発行され、大好評の単行本「プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座―0からプロになる秘訣23箇条」、「スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意」の実際などをミニ講座で展開していただけることでしょう。

2月。
東北、仙台は、まだまだ寒い中ですが、有田先生をお迎えする第26回東北青年塾は熱くなること必至です。
お早めのお申し込みをお願いいたします。

■テーマ 有田式「学級づくり」
■主 催 東北青年塾
■日 程 2012年2月4日(土) 13:00~17:00
■会 場 仙台市青葉区中央市民センター 第1会議室
■参加費 2500円
■内 容
第1部 3連続 社会科ミニ講座(20分×3人)
・佐々木潤(宮城県石巻市立住吉小学校)
・阿部隆幸(福島県本宮市立糠沢小学校)
・佐藤正寿(岩手県奥州市立広瀬小学校)
東北青年塾設立者の3人がミニ講座 を担当します。この3人の共通点は社 会科を研究教科の核として教員生活を 過ごしてきたことです。それぞれの社会科観が色濃く映し出されるミニ講座をどうぞお楽しみください。

第2部 有田先生講座「有田式学級づくり」
今回は近著の「学級づくりの教科 書」を中心に「社会科授業づくり」「教材開発」「ユーモア教育」「はて
な帳」「追求の鬼」など、今までの有田実践を結びつけて話していただきます。

第3部 有田和正ライフヒストリー インタビュアー:佐々木潤
有田先生はいかにして有田和正に なったのか。有田ファンの佐々木潤が わたしたちの今後の道しるべとなる回答を有田先生から引き出します。

■定 員 40名
■締 切 2月3日(金)(または定員に達し次第)
■申込方法 以下の必要事項をご記入の上、メールまたはFacebook(の参加ボタンをポチッと押して)にてお申し込みください。
      iabetaka@yahoo.co.jp(東北青年塾代表:阿部隆幸)
      参加費・懇親会費は当日、受付でお支払いください。
・名前
・勤務先
・メールアドレス
・懇親会参加の有無(参加費4000円程度)

| | Comments (0)

2012.01.02

お正月行事には由来がある

年末年始には日本の伝統行事が続きます。
学校はお休みですが、ご家庭で次のような小話はいかがでしょうか。

----

1 いつまで「正月」?

 一月一日。新しい年が始まり、正月になります。
 ところで、よく聞くこの正月。いったい何日まででしょう。
 もともと正月は昔の暦の一月の別名です。ただ、今は「三が日」や「松の内」を指すことが多いです。それぞれ言葉の通り、三が日は一月一日から三日まで、松の内は玄関に松飾をつけておく期間です。松の内はもともと一月十五日までだったのですが、今は一月七日ごろまでという地域が多いようです。

2 伝統行事の意味は?

 「正月には多くの伝統行事が行われます。初日の出、初詣というようにいくつか思い浮かぶことでしょう。今日はその中から、「初夢」「七草がゆ」「鏡びらき」を紹介しましょう。

 初夢は、一月一日~二日、または二日~三日にかけて見る夢のことです。七福神が乗った宝船を枕の下に入れて眠るとよい夢が見られるとされています。ことわざで、「一富士、二鷹、三茄子」というものがあります。これらを初夢で見ると縁起がいいとされているものです。

 七草がゆとは、せりやなずななどの春の七草を入れたおかゆのことです。一月七日の朝に食べると、一年中病気にならないと言われています。また、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜を補うという意味もあります。

 鏡びらきは、正月にそなえた鏡もちをたたいてわり、お雑煮やしるこにしていただくものです。一月十一日に行われる地方が多いです。どうして、「鏡もちをわる」のに「鏡びらき」と言うのでしょうか。これは「わる」という言葉は縁起が悪いので、「運をひらく」にかけて「鏡びらき」となったのです。

 これら三つの行事に共通するのは、「縁起がいいこと」や「健康であること」を願っているという点です。人々が幸せになることを願って、伝統行事も続いているのです。

3 お正月の遊び

 「お正月」という歌を知っていますか。「もういくつねるとお正月」という歌い出しから始まる曲です。その一番には二つの遊びが出てきます。「お正月には凧あげて こまをまわして遊びましょう」と歌われているように、凧と独楽(こま)です。みんなの中でも遊んだ人も多いと思います。
 この曲ができたのは今から百年以上も前です。今はテレビゲーム、カードゲームなどが遊びの中心かもしれませんが、日本には昔から伝わった正月の遊びがあります。

■凧あげ
 凧あげが人々の間に広まったのは江戸時代になってからです。その頃は、いかの形をした凧や金銀をちりばめた凧、絹を使った凧等、様々な凧が繁盛しました。今も立体凧や連凧(小型の凧を複数重ねたもの)等、いくつもの種類の凧があります。

■独楽(こま)
 独楽は多くの種類があります。様々な独楽が生まれたのは凧と同じく江戸時代になってからです。その時には子どもだけではなく、大人の遊びとしても流行しました。また、遊ぶだけではなく見世物としての名人も現われたほどでした。独楽が綱の上を回っていく様子を見たことはありませんか。今も郷土玩具となっている独楽もあります。

■双六(すごろく)
 双六には「盤(ばん)双六」と「絵(え)双六」があります。皆さんが思い浮かべる双六は、絵双六です。サイコロの出た目の分、駒を進めるゲームです。これも江戸時代から盛んになりました。双六の中に描かれた絵は、その時代の様子が描かれています。

■福笑い
 顔の輪郭だけ描いた絵に、目隠しをして目、鼻、口などを置いていく遊びです。できた顔を見て、そのおかしさを楽しむものです。

 これらの遊びは日本独特のものではありません。しかし、数百年前から明治、昭和と正月の遊びとして伝えられてきました。もっとも、今はあまり行わなくなってきました。この正月を機会にしてみるのもいいですね。意外なおもしろさがきっとありますよ。

| | Comments (0)

2012.01.01

新春のご挨拶

謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

昨年の3・11に私が住む岩手、そして東日本の多くは大きな被害を受けました。
何度も被災地を訪れるたびに、その惨状に言葉を失いました。
特に10年前まで勤務した宮古市高浜は校舎から見えるサクラと海が自慢の学校でした。
その学区の中心部も壊滅状態でした。

そんな中、全国の多くの皆さんからご支援いただきました。
募金、物資、そして被災地でのボランティア・・・私自身も取り組む中で全国の皆様の温かさを知りました。
今年度もそのような本県の教育(特に復興教育)のために、微力ながら力を注げればと思います。
それが皆さんへの恩返しの一つだと思っています。

今年は50代に突入する年です。
走り続けた40代も終了です。節目となるこの年が新たなスタートとなるようにしたいと思います。
昨年、有田先生から「学ぶことは人生一番最高の贅沢」と改めて学ばせていただきました。
今年も多くの学びができるように、精進したいと思います。

| | Comments (2)

« December 2011 | Main | February 2012 »