授業の中のコミュニケーション
冬休み、一つのセミナーの運営を行った。地区の図画工作のセミナーである。
講師は福島の小野先生。朝日新聞の「花まる先生」にも紹介されたお力のある先生である。
この「花まる先生」の記事を読んだ時に、写真のキャプションに注目した。
小野先生は「ステキ!」と必ずほめ、それから少しアドバイスする
ここに子どもたちに対する一つの姿勢が伺える。どの子の表現のよさを認め、さらに伸ばす姿勢だ。「必ずほめ」という点に私は自分の図工の授業を振り返った。よさが簡単に見つかる子はほめたが、表現を苦手とする子は「よし、がんばった。じゃあ・・・」とすぐに修正部分を指摘するパターンだった。反省しきりである。
今日のセミナーでも、小野先生から「授業の中のコミュニケーション」で話があった。「傾聴」「承認」「Iメッセージ」「りフレーミング」「ミラーリング」等、多くのヒントが出てきた。
後半行った模擬授業では、実際にその対応の技術を拝見させていただくことができた。
教科の専門性に加え、卓越した子どもたちとのコミュニケーション。これなら子どもたちも図工も教師も好きになるであろう。
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