移動中の読書から
先週の出張でかなりの時間を移動に費やす。これは自分にとっては嬉しいこと。読書時間が増えるからである。新幹線や電車で読書して・・・途中で眠くなって少し寝て・・・また起きて読書してという繰り返しが何とも心地よい。
その中で読んだ本の紹介。新書や文庫本のビジネス書である。
■「課長になれない人の特徴」(内山力著 PHP新書)
自分にとって示唆に富むことが多い本だった。「残念キャリア」と「出世キャリア」という比較で論じているので、その違いが明確。教員の仕事にも多くのことがあてはまるなあ・・・と思った。印象に残ったフレーズ。
・残業はマネジメントミス
・チームリーダーなら、仕事について自由に話し合える環境を作りましょう
・人事評価は3C(チャレンジ、チェンジ、クリエイティブ)を足していく加点法で
・メモすることは聞いていますというメッセージ
・目立ちたがりと目立つは違う
■「君はまだ残業しているのか」(吉越浩一郎著 PHP文庫)
以前読んだ「「残業ゼロ」の仕事力」を再編集したもの。半分以上は以前読んだ内容だが、それはそれでよい復習になる。「残業は悪いこと」と言い切り、残業をしないためにどのように仕事の生産性を上げるかについて書いている。普通なら「優先順位を決める」ことが仕事術になるのだが、「優先順位など決めずに、目についたものからどんどん片付けよ」と言っている点が新鮮。
■「50代にしておきたい17のこと」(本田健著・だいわ文庫)
題名にひかれ思わず購入。一気に読む。「故郷をたずねる」という項目にジーンと来る。わが故郷秋田にはなかなか行けない。でもこれからの人生、何度も訪れたいと感じた。
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