「予習」をする
明日の出張(研究公開校参加)のために予習をしている。
他校の公開、しかも著名な学校。せっかくの研究会参加を有意義にするためには、予習が効果的である。今回参観する学校は、幸い関連文献が多くある。
事前に読むことによって明日参観する観点もいくつか設定することができた。
この「予習」。講演会の時にもよく行っている。
かつてこちらの本で次のように書いた。
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講演を聞く回数は限られている。だから、1回の講演の学びが深くなる準備を可能な限りしてきた。
多くの場合、講師は著名な方が多い。著書を何冊も発刊されている場合も珍しくない。その著書をあらかじめ読んで「予習」するのである。
数多く発行されている著者であれば、講演テーマに似た本を探したり、本のレビュー(批評)から評判のよい本を選んだりすることもできる。
講演で読んだ本と似たエピソードが出てくる場合がある。
そういう時に、「もう知っているよ」というようには思わない。
むしろ、「そうそう、本に書かれていた。わかる、わかる」と喜んでしまう。
そのエピソードが強く印象に残るからだ。
この予習効果は講師の話を理解しやすくなるだけではない。
自分自身が著書を読んで出てきた質問が講演を聞いて解決する場合もある。また、講演後に再度著書を読んで理解を深める「復習」をする場合もある。
いずれにしても「予習効果」は大きい。
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この考えは今も変わらない。
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