年末年始に読んだ本2
■「采配」(落合博満著・ダイヤモンド社)
個人的に落合前監督のファンなのであるが(これは同じ秋田出身・しかも同じ郡内ということが大きい)、この本でますますその考えにひかれた。
ブレない考えが、実際の監督の采配場面を通じて語られている。説得力が十分にある。
同時に授業や仕事に通じるメッセージも多く発見。( )は私のつぶやき。
・「負けない努力」が勝ちにつながる・・・(苦手な教科の授業でも「負けない」授業にすべきだ)
・欠点は直すより武器にする・・・・・・・・・(発想を変えて貢献できる仕事を考えよう)
・シンプルな指導こそ耳を傾けよ・・・・・・(授業の原則はシンプルなものだ)
・オレ流ではない。すべては堂々たる模倣・・・・(良い実践を追試してこと原則がわかる)
・自分がいる世界や組織の歴史を学べ・・(教育界の今までの財産から多くのことを学べるはずだ)
■「東日本大震災 心をつなぐニュース」(池上彰+文芸春秋編)
大震災後に地方紙に掲載された様々なエピソードを食い入るように読んだ。この世の最後になってしまった話。九死に一生を得た話。大震災に負けずに希望をもって生きている話・・・どれもこれも忘れられない。
そのような地方紙のエピソードを集めた本。新聞に残されたこれらの事実を忘れてはいけない。
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