「教科外社会関連実践」というヒント
毎学期「こどもと地図」(帝国書院)をよく読んでいる。
社会科関係の雑誌で地図指導は年に1回程度は特集になるが、地図指導専門の冊子はおそらくこれだけであろう。
3学期号には「音楽の学習での地図活用」として岩本廣美先生の論稿が出ていた。アジアの音楽ということで朝鮮半島・中国・モンゴルを、世界の音楽ということでスペイン・ブラジルを取り上げていた。
確かに地図には絵記号として関係ある楽器や演奏する人が登場している。
あくまでも音楽の一つとしてワンポイントとしての地図活用ではあるが、世界各国に興味をもたせる一つの方法になるであろう。
考えてみたら、社会以外でもこのように「社会関連実践」を行うことは可能であろう。
先日の図工の会議でも、美術作品の鑑賞が話題となり、「社会科と関連づけられるなあ・・・」と思ったばかりであった。国語や理科でも家庭できる実践もありそうだ。
他教科での関連実践が、本体の社会科の実践を強くする・・・何かしらできそうである。
※ちなみに「こどもと地図」のバックナンバーはこちら。
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