「特別活動冬の時代」を経てきた世代に
もう20年近く前であるが、校務分掌では児童会を担当することが多かった。
若い先生がなるのが慣例だった。せっかくの機会だから・・・ということで特別活動の研究を個人的にはかなりしたつもりだった。当時発刊されていた「特別活動研究」(明治図書)にも寄稿したり、初の連載も経験したものだった。校務分掌はその点では、真剣に取り組めば必然的に自分の得意分野を増やすものだと思っている。
ちなみにその「特別活動研究」誌は廃刊にはなっているものの、数年分はネット書籍として残っている。
その当時に比べ、特別活動の時間も研究の雰囲気も全国的に下火になっているのは否めない。十数年前に「特別活動は冬の時代になる」と予測されたものであった。
そして、その冬の時代に小学生として特別活動を経験した子どもたちが、今教壇に若手教師として立っている。人によっては、特別活動の実践は自分の小中学生の時の経験イメージで実践をしている先生もいるかもしれない。そもそも「特別活動の研究会や研究授業自体を見たことがない」という若手教師(だけではなく中堅教師)も多いのではないか。
そういう先生方に、自分のかつて学んだこと、実践で経験したこと、そして自分が原稿で書いてきたことを伝えるのも、今年からの大切な仕事だと考えている。
このブログでも不定期的に書いていきたいと思っている。
Comments
ちばしんさん、コメントありがとうございます。
初任教師にとって「学級会」は難関ですよね。どうしても、自分が経験したイメージしかもてないですから・・・。そしてその経験が豊かであればいいのですが、そうではない場合、なかなか難しいと思います。
ただ、社研スタッフの皆さんであれば、実態に即したよきアドバイスができると思っています。それはやはり「現場の強み」。よき会になることをお祈りしております。
Posted by: サトマサ | 2012.01.27 04:39
正寿先生こんばんは。
今回の社会科学習会。
参加される初任者さんのヘルプテーマが「学級会」でした。。
そういうときに正寿先生のご不在。
うーん、残念無念でした(涙)
若手中堅メンバーで、知恵を振り絞り
初任さんにアドバイスをしていきたいと思っています。
後ほど改めていろいろご指導いただけたら有り難いです。
よろしくお願いいたします。
いつもありがとうございます。
Posted by: ちばしん | 2012.01.26 22:27