今年の干支は? 十二支を知っていますか
子どもたちへの小話で干支の話はいかがですか。
こちらのサイトより。
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1 あなたの干支(えと)は?
「あなたの干支は」と言われれば、すぐに答えられますね。また、今年の干支も簡単に答えられますね。ねずみ年、うし年のように、その年を動物で表したものを十二支と言います。さあ、皆さん全部言えますか。答えは次の通りです。
・子(ネ)ねずみ ・丑(ウシ)牛 ・寅(トラ)虎 ・卯(ウ)うさぎ ・辰(タツ)竜 ・巳(ミ)蛇 ・午(ウマ)馬 ・未(ヒツジ)羊 ・申(サル)猿 ・酉(トリ)とり ・戌(イヌ)犬 ・亥(イ)いのしし
この十二支が日本に入ってきたのは大昔ですが、人々の間に伝わったのは江戸時代と言われています。人々に覚えてもらうために、わかりやすい動物が選ばれたそうです。
2 なぜ猫は入らない?
先の動物の中で身近な猫は入っていません。外国の十二支では入っている国もあります。なぜ入っていないのでしょうか。次のような言い伝えがあります。
お釈迦様が動物たちに言いました。
「お前たちの中から、十二匹を選んで、一年ずつその年の名前にする。決められた日に早く挨拶に来た順に決めていく」
動物たちは一番目を目指しました。ところが、よく話を聞いていなかった猫は、決められた日を聞きもらしてしまいました。
そこでねずみに聞きました。意地悪なねずみはわざと一日遅れの日にちを教えました。
ねずみが「猫よりも早く行ける」と気をよくしていたら、すでに歩き始めている牛に会いました。ねずみは、牛の背中に入って隠れていました。
そして、牛がゴールしようとした時に、背中から飛び降りて一番になったのでした。牛は二番、三番は虎・・・というように順番が十二番まで決まりました。
猫は一日遅れで行ったので、お釈迦様から「顔を洗って出直してきなさい」と言われてしまいました。その時から、ねずみを追いかけ、よく顔を洗うようになったのです。
3 十二支にも願いが込められている
それぞれの動物には願いが込められています。ねずみだったら子どもが増えていくように、牛だったら大切な食料と労働のためにというようにです。自分の生まれた年の願いを調べてみるのも面白いですね。
【一言ヒント】
3については他の十二支は次の通りです。「寅=輝く星(美しい毛から)」「卯=躍動」「辰=権力者」「巳=金運」「午=役に立つ」「未=家族安泰」「申=明るく活発」「酉=商売に縁起がよい(とりこむから)」「戌=忠実」「亥=無病息災(肉は万病を防ぐ)」
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