教育雑誌から
■「現代教育科学」3月号(明治図書)
今号で最終号。休刊が決まっている。初任校時代から26年間読み続けた雑誌なので残念である。ハウツーではない教育論を学ばせていただいた雑誌だった。特集は「現代教育科学が拓いた教育言論53年」。私が生まれる前から発刊されていた雑誌である。
多くの論者がメッセージを寄せているが、ベストはやはり長年編集長だった江部満氏。本誌誕生の経緯や著名な実践者とのやりとりが迫力あるメッセージが書かれている。本当に惜しい教育雑誌である。
■「授業力&学級統率力」3月号(明治図書)
特集が「心に残る別れの学級イベント100選」。3月には何らかのイベントを担任していた頃はしていただけに、興味深く読ませていただいた。野口氏の連載の最後は先日自分が知った児童向けのテキスト。アンテナがあると、原稿の読み方も深まる。
■「初等教育資料」2月号
手違いで今ごろになって2月号を読んでいる。(すでに3月号は発売されている?)
なでしこジャパンの佐々木監督のインタビューが掲載。監督になった当初はスタッフ主導でいっていたが、世界で戦うためには、選手主導の部分を多くしなければ・・・とスタンスをシフトしたことを考えていた。その結果がドイツのワールドカップにつながったということ。これは学級経営や学校経営に共通する部分が大きいと感心。
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