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2012.02.02

節分で邪気を追い払え

明日は節分。その小話です。

1 節分でなぜ豆をまくのか

 二月三日は節分の日です。暦には季節が始まる日があります。「立春」「立夏」「立秋」「立冬」です。その前の日を「節分」と言っていました。文字通り「季節を分ける日」です。

 それがいつの間にか立春の前日を節分と言うようになりました。もともと、日本では元日が立春の日でした。そうなると節分は、その頃では大みそかにあたります。

 清らかな状態で新年を迎えたい。そして新しい年の前に豆をまくことで厄を祓(はら)いたい・・・そのような考えから、豆まきが始まったのです。

2 誰が豆をまくのか

 節分の豆まきと言えば、鬼になったお父さんに向けて豆を思いっきり撒く・・・そんな家が多いのではないでしょうか。

 もともとは、家の主人や年男などが撒くことになっていました。今は家族みんなで撒くことでしょう。福豆といってあらかじめ神棚に供えられていたものを使います。

 撒く時には、家中の玄関や窓等をあけます。寒い季節ですが、鬼を追い払うためです。二階建ての家なら、二階奥から順に一階の玄関まで撒いていきます。「鬼は外!福は内!」という声掛けは大きな声でしましょう。自分の中にいる鬼も祓うことになるからです。

 撒き終わった部屋の窓や戸はすぐに音を立てて閉めます。鬼が戻らないようにするためです。最後に玄関で撒いて戸を閉めたら終わりです。

 終わったら、自分の年より一つ多い数の豆を食べます。昔は立春に年を一つとっていたので、その分も加えていたのです。

 どうですか。皆さんの家の節分とはだいぶ違っていたかもしれません。地方によっても違います。

3 豆も地方によって違う

 ところで、豆まきに使う豆は大豆が多いのですが、北海道や東北地方では落花生を使っているところが多いです。殻ごと撒くことができるので、どこに落ちても殻を割って食べるので汚れを気にしなくてもすみます。大豆より大きいので拾いやすいということもあります。これまた地方によって違うのです。

 ただ、鬼を外に出し、厄を祓うという点は同じです。清らかな気持ちで豆をいただきたいものです。

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