取材授業
1週間前に取材授業を行った。
5年社会科の授業である。担任ではないので、飛び込み授業である。
「取材授業」も「飛び込み授業」も久しぶり(2年半ぶり)であった。(「補欠授業」ではもちろん入ってはいるが・・・)
依頼を受けた時にも「久しぶり」という言葉がパッと浮かび、大丈夫かな・・・と思った。大人相手の模擬授業と実際の子どもたち相手の飛び込み授業は違うからである。
結果的に引き受けて大変よかった。いくつも自分にとって学ぶ点があったからである。
・まずは教材研究。日本の国土と自然災害がテーマであるが、これらについて文献からネットからも多くの情報を得ることができた。自分自身が未知のことが多く、これだけでも大きな収穫だった。
・学習指導要領を見直したこと。教材研究をしたあとで改めて学習指導要領を読むとそれまで見えなかったことが見えてくる。
・教科書比較ができたこと。授業のために複数の教科書を比較。新しい内容なだけに教科書会社によってこんなにも扱いが違うということを発見することができた。
・授業自体では自分自身の腕を磨く必要性を改めて感じた。授業の腕には「現状維持」というのはない気がする。磨かなければ落ちるだけである。特に子どもたちへの対応力については痛感した。
・校内の先生方にも参観していただいた。研究会等はなかったのであれば、終了後に感想や質問をいただいた。ICT活用については広めるよい機会になったであろう。
・副校長として発行している校内通信に、この授業のことを書かせていただいた。公開をしなければ、まとめる機会もなかったであろう。「公開効果」である。
この取材授業は教職ネットマガジンからの依頼である。すでに多くの魅力的なコンテンツがアップされている。新しいのは野口先生と赤坂先生。これらが月額840円で見られるのである。アップされたらまた紹介する予定である。
Comments
村岡さん、コメントありがとうございます。自分としてはあれこれ反省することも多い授業でしたが、授業づくりのプロセスは楽しかったです。そのプロセスで今回の授業についての考えが明確になり、そのことをコメントでは話させていただきました。3月の公開、楽しみにしています。また、ブログで紹介させてください。
Posted by: サトマサ | 2012.02.09 20:20
教職ネットマガジンをご紹介くださいましてありがとうございました。私としても、非常に良い取材をさせていただきました。授業はもちろん、授業後のコメントも非常に参考になりました。現在どのようにまとめようか構想中です。
記事はいまのところ3月に公開する予定です。先生の授業のすばらしさを伝えられるかどうか不安ですが、がんばります。今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: 村岡明 | 2012.02.09 18:46