最近の本から
■「先生!親ってそんなに怖いんですか?」(星幸広著 立花書房)
教師を元気にする本である。現在は大学院の先生である著者は、警察署勤めの経験を生かした「積極的な対応」が基本。読みながら、「そうだよな・・・」「弱気ではいけないなあ・・・」と何度も励まされる思いだった。
・力に空白はない―引けば引いただけ相手は出てくる
・恐怖は逃げれば倍になり、立ち向かえば半減する
・部下がリーダーに求めるものは強さだ
という「基本的な心構え」が何とも頼もしい。保護者対応の基本だけではなく、教育現場での自分たちの考えた方を見直す一冊である。
■「できる教師のすごい習慣」(山中伸之著 学陽書房)
「帰宅時刻を先に設定する」「どこでもいい、一言メモする」「打ち合わせメモは大きく書く」・・・等々、自分の仕事術と重なる部分が多い。重なるからといって、読む必要はないとは思わない。むしろ、共感を覚える。「私の場合」というようなミニミニコラムも読んでいて楽しい。
同じく山中先生のこちらの本もお勧め。
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