「学級通信を出しつづけるための10のコツと50のネタ」
北海道の石川晋先生が新著「学級通信を出しつづけるための10のコツと50のネタ」を発刊された。私もかつて学級通信の本を発刊したことがあり(こちら)、何か所か紹介しているということで、送っていただいた。ありがとうございました。
私自身も「学級通信を出し続ける」ということにこだわってきた。「佐藤学級の学級通信は日刊」というのが担任ラストの4年間であった。毎日出し続けるには工夫が必要になってくる。義務ではなかったが、毎日発行するということを自分に課すことで自分なりの工夫を見出してきたと思う。
その点で晋先生の今回の本は自分の方法と重なる点が「定期刊行を宣言しよう」「定期的に書くものを用意しよう」等いくつもあり、共感をもって読ませていただいた。
また、こちらに目次があるが、「外部とリンクしよう」という部分のネタは自分にはなかった視点が多く、石川先生の学級通信が幅の広いものであることがわかる。
私の本だけではなく、石川先生が参考にした文献が数多く紹介されている。学級通信の本をさらに探す人にとってはそのガイドにもなっている点が、この本の特色の一つでもあろう。
中学校教師はもちろん、小学校教師にとっても学級通信発行の視点を広げるお勧め本である。
Comments
石川先生、コメントありがとうございます。
確かに類書はないでしょうね。合わせて今気づいたのですが、方略も参考文献も多いだけではなく、学級通信の実物も豊富ですね。私の本はそれほど多くはなかったので、やはりこの点も魅力ですね。
Posted by: サトマサ | 2012.07.15 14:47
石川です。
過激に忙しい中、丁寧な感想を書いてくださって、本当にありがとうございます。
「書きつづける」ための方略は、実は、たくさん書かれていそうで、ほとんど類書がないようです。正寿さんの本から特別にたくさん紹介をさせていただく形になった本です。改めて感謝申し上げます。
Posted by: 石川晋 | 2012.07.15 14:28