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2012.07.02

ドナドナ

朝日新聞に「ドナドナ」の歌詞についての由来が出ていた。
ウィキペディアで調べても確かに似たことが書いている。
ただ単に子牛が売られているだけの話ではないんだなあ・・・と勉強になった。
ただ、ブログに取り上げるのはそういう観点からではない。
この「ドナドナ」がなかったら、今の自分はどうなっていたのかな・・・・?という話。

ピアノはおろか、音楽の力が貧しかった自分。
大学でのピアノの講義は3年生であったが、初心者用のバイエルを練習してもなかなか覚えられなかった。しかも、3年生の後半になってから家庭事情で、講義以外はほぼアルバイトという状況もあり、単位を落としてしまった。これは小学校課程では自分以外ほとんどいなかったと思う。
翌年4年生で何とか最低限まで弾くことができ、最低ラインで単位をもらえた時には本当に嬉しかった。「これで無事卒業できる」と。(卒業後に何度か「単位を落として卒業できなかった・・・」という悪夢を見たが、さすがに最近は見ていない)

採用試験に何度か落ちて、初めて岩手で一次試験を通った。二次にあったのがピアノの実技。その時に選んだのが「ドナドナ」だった。必死だったら、仕事の帰りや休日に必死に練習(大学のピアノを使わせてもらった)して、一通り弾けるようになった。
いざ2次試験。自分の前の皆さんは、歌いながら弾いていた。ドナドナよりも難しい曲ばかりだったと思う。
いざ自分。緊張して弾き出しでつまずく。再度行うがうまくいかない。結局4回もつまずいた。5回目で何とか最初は弾き出し、1番だけ最後まで弾き通すことができた。終了した時には汗びっしょりだった。歌う余裕など最初からなかった。
こんな状態だから、2次試験をパスして採用された時には本当に信じられない思いだった。(採用が厳しい今の本県の状況だったら、全く無理だっただろう)

ドナドナだったから受かった自分。新聞記事を見ながら思い出した。

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