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2012.08.31

8月終了

暑い、そして熱い8月であった。よき出会いに感謝である。

〇3つの研修会講師

 8月は笠岡(岡山)、三戸(青森)、名古屋と3つの研修会で講師をさせていただいた。それぞれ模擬授業や飛び込み授業+講演等があるというパターン。それにかける準備時間も相当のものだったが、それに見合った学びも大きかった。
 そして何よりも、お世話になった方々、新たに出会った方々とあれこれ話せたことが大きな財産である。これは執筆活動のみでは得られないことである。まさに「縁」に感謝。

〇執筆関係

 原稿等も前進。夏休み中だから原稿がぐんぐん書けるというわけではない。むしろ時間が限られている分、ふだんより少ないぐらいだったが、本の原稿はまずは前進。雑誌の連載も全員が集まって編集者さんと打ち合わせができた。やはり顔合わせも大事。市の教育研究所の取組や副校長会レポートも本格的にスタート。公的なものもきちんと成果を出すようにしよう。

〇2学期スタート

 1学期のラスト1ケ月は副校長会、総合訪問、県造研と事務仕事と時間と力を注いだが、2学期はそれらも自分のペースでできる仕事量である。その分、本来の校務に力を注ぐことができる。新たな取り組みを校内通信等で発信。これからが楽しみである。授業でも社会科で試行したいことがあり、楽しみである。

〇懐かしき出会い

 地元にいればいろいろな団体の懇親会もある。8月は2つの会があった。一つは事務局としてかつてお世話になった教員OBの皆さんと話すことができた。もう一つは初任校のOB会。縁あって初参加。このようなつながりも大切だと感じた。

〇インプットは反省

 時間がないわけではないのだが、インプットは少なかった。これは反省。ただ、中旬に仙台で開催された校務の情報化推進セミナーは貴重な学びであった。東北にもこのように校務の情報化を推進しようとする先生方が多くいるとわかったことも大きかった。

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2012.08.30

あれこれ

時々発信しているフェイスブックでのつぶやきです。

・この2週間ほど、社会科教科書のいくつかのページとにらめっこ。つくづく社会科の本文と資料は実によく考えて掲載されている。校内研究会ではどうしても指導法研究がメインになるが、時には教科書の読み取りを入れた方がよいとつくづく思う。

・一度作成していた指導案がどうもしっくりせず、思い切って方向転換し扱う授業も変える。締切前日だったので「冒険」だったが、何とか仕上がる。前の指導案よりは自分が納得している。このような直前変更は初めて。「無理」と思わずやってみることだな・・・。

・他校への6年への飛び込み授業終了。大人相手の模擬授業はよくしているが、他校の飛び込み授業は5年ぶり。子どもたちが1学期に学習を終えたあとの箇所を教科書をベースに行う。「教科書をどのように使ったよいか」「教科書資料にかかわる発問」「教科書資料の活用方法」等、教科書フル活用だった。子どもたちも力があり、やりがいのある飛び込み授業だった。

・名古屋での模擬授業終了。改善点は自分自身が知っているが、今回は自分の意図もかなり伝わってのでは・・・と思う。その後の研究会もエキサイティングだった。この8日間で模擬授業と飛び込み授業が3つ。それぞれ研修会の意図によって題材を変えての指導案。何とか任を果たした。自分が「まだまだ変われるぞ」と思えたのが、一番の収穫。

・メルマガからの言葉。今日という日は特に心に沁みた。
若者よ、君たちが生きる今日という日は、死んだ戦友たちが生きたかった未来だ
…………………
八杉康夫(戦艦大和語り部)

・新幹線に乗りいつもの車内誌。「旅の速度」という角田光代さんのエッセーに惹かれる。「同じ場所を旅しても、旅の速度を変えると見えてくるものもきっと違うのだ」・・・確かに新幹線からは見える景色と他では違う。学生時代に乗った大井川鉄道を思い出した。

・2学期始業式。登校前に黒板に担任の先生のメッセージ。重い荷物をもっての登校風景。始業式の日はいつものことである。学校に子どもたちのあいさつが響く。つくづく「子どもがいるから学校」と思う。

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2012.08.29

「道」の文化

一昨日に続いて「道」について書いた原稿です。

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1 書写と書道
 国語で「書写」の時間があります。硬筆・毛筆の書写が得意な人もいれば、苦手な人もいますね。
 その書写と関係のある言葉に「書道」があります。「書写」が「文字を正しく整えて書き写すこと」であるのに対し、「書道」は「文字の美しさを表す文化」です。
 このように、「~道(どう)」という名前がつく日本の文化は他にもたくさんあります。「茶道」はお茶をたて振る舞うものです。「華道」は草花を器に挿して表現したり鑑賞したりするものです。「香道(こうどう)」と言って、香りを楽しむ作法もあります。

2 「道」の特徴
 「道」は、人として修行を目的として行う専門分野を示す言葉として使われます。
 何事でも習い始めて努力を重ねれば、その分野での技を磨くことができます。それには終わりがありません。修行をして技が高まり、同時に人格の向上につながること、それが「道」の特徴です。
 たとえば華道では、ただ美しく挿すだけでは十分ではありません。その草花の生命の大切さを感じる心を育てることが華道です。そのために、師から弟子に厳しく教えます。それが稽古です。花を生ける技術だけではなく、その考え方や人としての生き方まで及びます。
 これは華道だけではありません。他の芸道についても同じです。

3 書道のすばらしさ
 皆さんは毛筆の書写を学習していますが、ふだんの生活で筆を使うことはほとんどありませんね。鉛筆やボールペンが中心ですね。しかも、毛筆で字を書くことは難しいと思っている人も多いですね。墨や硯なども簡単に持ち運びができません。
 ただ、鉛筆やボールペンは限られた太さでしか書くことができないのに対して、毛筆は細い線から太い線まで一本の筆で表現できます。さらに「濃い淡い」といったものもできます。
 また、日本に残っている書道作品は、昔から日本で作られていた和紙に書かれており、保存性は優れたものです。千年以上の前の書も残っているほどです。
 書写では、それらの文化の一部を学んでいることになるのです。

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2012.08.28

有難いWeb紹介

原稿を書いての反応というのは、すぐにはこない。雑誌原稿だと原稿を書いて1~2カ月後には掲載されるので早い方であるが、あまり反応自体がない。
本については反応は雑誌に比べたらあるものの、かなり前の原稿ということことで「そういえばこの点に確かに力を入れていた」というように間隔がどうしても空いてしまう。

その点、講師役は評価がリアルである。自分が講義等をしている時の反応自体がすでに評価そのものであるし、アンケート調査等をしている場合には、直後にアンケートを見てあれこれ考えることも多い。

8月3日の岡山県笠岡市の場合もそうだった。豊かな反応とアンケート等から考えることが多かった。
そして、今後は市教育委員会のWebでその時の報告が公開された。こちら
私の講義内容だけではなく、研修会自体の位置づけ・効果を明確に記載している点がさすがである。この研修内容自体もディスカッションしていただけに嬉しい限りである。

そして最後の
“プロフェッショナル”は終始「シンプルで分かりやすい指導」をしてくださいました。
という部分は有難い言葉であると同時に、自分へのエールであると思っている。今後の自分の役割をもWebから改めて感じとった。シンプルは自分にとってのキーワードそのものである。

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2012.08.27

武道で鍛える

すでにオリンピックが終了して2週間たつが、オリンピックの時に柔道の試合を見ながら、「ずいぶんといろいろな国から選手が出ているな…。世界中に広まっているなあ」と感じたものだった。そういえば・・・ということでかつて子ども向けに書いた文章があったので、ここに紹介する。

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1 武道は日本生まれ
 「武道」という言葉があります。「武道館」という建物がありますが、これはその「武道」をするための施設です。
 武道とは、もともとは戦いのための技術だったものが、平和な時代の今は自分を鍛えるための運動になったものです。
たとえば、「~道」と名のつく運動にはどのようなものがありますか。柔道、剣道、弓道・・・・など多くの武道があります。みんながよく知っている相撲でも、「相撲道」という言葉があります。
 これらは日本で生まれ、そして今もする人が多い武道です。みんなの中でも習っている人がいますね。

2 江戸時代の「術」が「道」に
 武道はもともとは戦いのための技術から生まれています。
 たとえば、剣道は剣術から生まれたものです。竹でできた刀である竹刀(しない)を使って戦います。江戸時代には、本物の刀を使って戦うための技術でした。弓道も戦いの技である「弓術」から来ています。昔から弓は、武士が身に付けておくべき大切な技の1つでした。柔道も柔術から発展したものです。
 それぞれ「術」だったものが何に変わっていますか。「道(どう)」になっていますね。
 「道」に変わったのは、「稽古を通じて、技術だけではなく人格を鍛える」という意味があります。そのため、どの武道でも礼儀作法が大切にされます。「礼に始まり、礼に終わる」という言葉があるくらいです。

3 世界に広がる武道
 日本で生まれた武道は、今は世界各国に広まっています。特に有名なのは柔道です。
 オリンピック種目にもなり、日本だけではなく、二百ケ国ぐらいの国々で行われています。特にヨーロッパでは人気のあるスポーツです。相撲の世界でも外国人の力士がどんどん入ってきています。
 このように世界に広がっても、礼を重んじる武道の考えは変わりません。それだけ日本のことを理解する人が増えるということになりますね。

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2012.08.26

子どもの作文はいいものだ

夏休み中の楽しみの一つがラジオで放送される子どもの作文であった。
ふだんより10分ぐらい遅れて出勤していたのであるが、ちょうど学校に着く前に番組が終了するような時刻である。
「ぼくの作文 私の作文」という小学生が実際に読んだものを紹介する番組だ。
実は前任校で3年間、この番組のお世話になって3年間で30人の子たちが紹介された。小規模校だったから、今も続いていたら全員が在学中に一度はラジオ番組に出たことになる。
それだけになじみ深い番組である。

夏休み中のある日、耳を傾けてみると何と前任校ではなく、さらにその前に勤務した学校だった。10回連続で放送されるので、ずっと聞いていた。
その中で印象に残ったのが、校内水泳記録会の6年生の作文である。水泳の得意な子ではない。苦手で25mがなかなか泳げない子の話だった。その苦手な自分の気持ちをちょっとユーモラスに表現し、でも記録会では25m泳げて大喜びだった話だ。あえて苦手なことを題材に選び、記録会までの気持ちの変化を上手に描いていた。こういう作文に接すると、本当に子どもたちの作文はいいものだと感じている。
めっきり子どもたちの作文を読む機会も減ってしまったが、時にはこのような作文もじかに読みたいものだと思った。

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2012.08.25

成功の反対は失敗ではなく、「何もしないこと」

以前も出会った言葉である。
登山家の栗城史多氏。
今日はメルマガで出会った。
「致知一日一言」より一部引用

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私がエベレストを登頂できずに下山して帰ってくると、周りからは「失敗した」って言われるんです。
でもそれはちょっと違います。
成功の反対は失敗ではなく、本当の失敗とは「何もしないこと」です。
私は山登りを通して、挑戦し続けていく先に必ず登頂や成功があるのだと確信しています。
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何度聞いてもいい言葉である。挑戦し続けている限りは「失敗」はないのである。

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2012.08.24

防災教育を考える

大震災から1年半たとうとしている。毎月11日は大切な日と1年目は思っていたが、2年目からは少し意識も薄れている気がする。そんな中、1年半になる9月11日は節目だと思っている。

さて、一昨日はテレビで防災教育を考えたが、タイミングよく教育ルネサンスで防災教育の特集が始まった。一昨日も和歌山での特別授業だったが、今回の1回目も高知県の話。東日本大震災とは離れた地である。

離れた地でこのように大震災の教訓が生かされている。これが大事なことと思っている。
今後の記事にも注目したい。

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2012.08.23

9月号の雑誌から

■「総合教育技術」(小学館)
 特集が「どの子も伸ばす授業のつくり方」で「学びの共同体」を紹介している。その理念だけではなく、具体的な学習方法や研究会のもち方まで示されている。本市でも昨年度から取り組みをしているだけに、参考資料となりそうだ。研究会のあり方もヒントになる。

■「授業力&学級統率力」(明治図書)
 特集が「拍手喝采!文化的行事企画カタログ」。単なる文化的行事の実践紹介ではない。具体的な進行台本の例や「廊下掲示」「空き教室掲示」「学級通信・行事作文」等の周辺情報まで網羅している。「確かにここまで留意していた」というような情報は貴重である。

■「社会科教育」(明治図書)
 特集が「社会科の言語力 授業に効く知覚語78」である。内容を読んでみると今までの自分がこだわってきた発問研究の関わる内容が豊富である。発問研究の貴重な1冊となる。

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2012.08.22

「釜石の奇跡は【実績】」

今日こちらの番組を見た。
「釜石の奇跡」を扱った特別授業を片田教授が行うというので、見てみたのだった。
そもそも「震災」や「防災」を扱っている番組がEテレであったことも初めて知った。
特別授業を受ける和歌山の中学生は真剣だった。津波が起こる可能性のある地域だ。
そして、「釜石の奇跡」の様子、その時のことを話す子どもたちの言葉に耳を傾けていた。

「自分たちは教えられた通りに実力で逃げたから、【奇跡】ではなく、【実績】と言ってほしい」
(釜石の小学生の言葉)

防災教育は緊急時の行動だけではなく「人」もしっかりと育てていると感じた。まさに教育の成果。

「まさか自分は津波に襲われない・・・そう思う自分が敵」・・・片田先生のメッセージも印象的だ。
この番組の再放送は9月2日。

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2012.08.21

「いじめと君」

事件があったからか、7月中旬から朝日新聞で「いじめと君」という連載が毎日掲載されていた。
一面に書かれていたので、毎朝自分も読ませていただいた。
ネットでも読むことができる。こちら
「いじめられている君へ」「いじめている君へ」だけではなく、「いじめを見ている君へ」もある。自分が担任だったら、何らかの形で記事を使っていたと思う。特に最後の小学校6年生の子役タレントのメッセージは考えさせるものがあった。

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2012.08.20

夏休み終了

昨日で夏休みが終了。今日は元気な子供たちの声が学校に響いた。やはり子どもたちあったの学校である。

ところで、今年は本当に一気に駆け抜けた夏休みだった。
自分の場合には夏休みだからこその仕事も休日等にあり、「ゆっくりする間がないですね」と言われたりしたが、それはそれで充実していた証拠。かつては充電が「放電」になった夏休みもあったので、このような状態の夏休みは有難いと思う。

この夏休みが通常の校務の他の「自分の仕事」もとにすると3クールに分かれた。
1クール・・・最初の1週間。県造研大会関係の準備・大会・事後事務→290名の参加で盛会に終える
2クール・・・3つの講師の準備・登壇→短期間に3つの模擬授業・講演等で自分の学びも大きかった
3クール・・・ラスト1週間。原稿・編集会議・研修会参加とこれはこれで大事なこと

どれも自分にとっては大事な仕事であり、貴重な出会いがあった。特に県大会はこの1年間の事務局仕事の集大成となり、ホッとしている。経験できない仕事であった。(まだ残りの事務仕事はあるが)

他にも副校長会や別の事務局仕事等にも力を注いだ。もちろん校務第一であるから、日常的な学校の仕事も予定通り行った。
特に「嬉しい悲鳴」だったのは水泳の賞状書きだ。子どもたちの活躍で38枚の賞状。記名だけではなく、学校名、学年、種目名、記録、年月日等、けっこうな量である。
正直、賞状書きは苦手分野。でも自分の仕事なら全力を尽くさなければいけない。上手な人ならスラスラと一気に書くのであろうが、自分は別。かなりの時間をかけて仕上げた。1枚1枚を丁寧に心を込めて書いたつもりである。
明日はその子どもたちも登校。元気に挨拶をしようと思う。

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2012.08.19

長文分析に感謝

先週も紹介したが、こちらのブログに名古屋の研究会のことが長文で掲載されている。
合計5回。私の模擬授業のよさだけではなく課題点もご指摘いただいている。
感想ではなくまさに「分析」。一つの模擬授業をして、このように長文(しかも5回にわたって)の分析は本当に有難いことである。

・プロローグ
・ICT活用
・「受け」の技術
・「全員参加」の授業
・課題と発問

というように視点も明確だ。

5回目の課題に対しては今後の自分の授業のあり方も考え直した。第2課題は適切か。それに関わる発問は妥当か。そんな視点をこれからもって、授業に臨まなければいけないであろう。
「いつものパターン」を変えるチャンスであると思っている。

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2012.08.18

必要なインプット

本日はこちらのセミナーに参加。
研修会となると登壇する講師役のアウトプット方が多く、インプットすることは少なくなりがち。それではいけないと思い、行けるチャンスのあるものは行こうと思っている。

「校務の情報化」については、勉強をしなければいけないと思いながら十分にはできていない。その点で、今回は自分の知識不足や今後のことを考えて学ぼうと思った。しかも今回は仙台での午後開催。時間的にも有難い。

実際に参加して実に多くのことを学ばせていただいた。
・校務支援ソフトのシステムのすばらしさ
・同じ東北の各県各校の状況
・ソフトにアイデアを組み入れた学校の例
・管理職としてすべきこと
・今必要な考え方
・関連データ等々

講師の先生方やインストラクターの皆さんのお話や指導の上手さに感心した。
そして、いつものことながら、堀田先生のご講演はエキスがギュッと詰まった内容であった。
インプットもどんどんしたいと思わせる内容であった。
ちなみにこちらのサイトには幅広い内容の情報が入っているし、書籍として成果も出ている。
セミナーに出るとこれらの読み方も変わってくる。研修効果である。

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2012.08.17

「お」「は」「し」に加えて・・・

定期執筆をしていることもあり、こちらの雑誌はよく読んでいる。
今月号の考えさせる記事があった。

「お」「は」「し」と言えば、避難訓練の定番キーワードである。「おさない」「はしらない」「しゃべらない」の頭文字である。
それらに対して、プロから教師たちが指導を受けたということ。
たとえば、「押さないというのは全く触れないということではなく、手を取り合ったり、支えたりする行為は奨励する」「
走らなくてはならないときがあることを教える」「励ましや大丈夫という言葉かけは大切」といったことである。
これは大震災の時のことを考えたら、当然のことである。
「お」「は」「し」を教えたうえでケースに応じた行動の仕方を身に付ける・・・改めて防災教育について考えて直した記事である。

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2012.08.16

道徳教育9月号

連載をしている道徳教育9月号の紹介です。アマゾンはこちらです。
私が担当しているのは、扉の1ページ「ちょこっと活用! 心震わす「名言・格言」」です。

今月号では、「胸の中の〈思い〉は見えない けれど〈思いやり〉はだれにでも見える」です。宮澤章二さんの「行為の意味」という詩の中の一節です。東日本大震災直後のACジャパンのCMとして流れていましたから、皆さんご存じだと思います。

道徳授業では、「思いやり」「親切」について学ぶ場面が数多くあります。それらの大切さはわかっていても、実際の行為にはなかなか結び付けられないもの。そんな時にこのメッセージは、思いを行為にしている例として子どもたちに響くことでしょう。そんな理由から取り上げました。よかったらご一読ください。

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2012.08.15

「24年ぶりの金メダル」で思い出した

ちょっとタイムラグがあるが、オリンピックの話。
ロンドンオリンピックも多くの感動を残して閉幕した。
最終日にもレスリングで24年ぶりの金メダルを獲得し、有終の美を飾った感じであった。
今回のオリンピックはこの「〇〇年ぶりの・・・」ということを多く目にした。若い世代は実感がないだろうが、その〇〇年ぶりを実体験として記憶している身にとっては何とも懐かしいものである。

24年前のソウル五輪でレスリングで金メダルをとったのは小林選手と佐藤選手であった。
金メダルを一時置き忘れた小林選手の方がテレビ出演もして有名なのであるが、私が思い出したのはもう一人の佐藤満選手。

彼は同い年で私の隣の中学校(八郎潟中)の出身である。当時テレビを見ていて優勝インタビューに「八郎潟の皆さん、ありがとうございました」と話されていたのを見て、そのことを知ったのである。
それまでは「自分で同い年で同じ秋田出身」というだけで見ていたが、「同じ時代に隣の中学校に通っていた」というだけで注目するようになった。
その中学校は郡の中でのライバル校だったからである。ちなみに私が所属したテニス部もその中学校に完敗していた。

その時のインタビューの中で、「中学校ではバスケットをして・・・」というのがあった。「ああ、あの時の試合か」と一気に記憶が戻った。地区の中総体大会で私の中学校とそのライバル校が決勝で対決したのであった。前日テニスで完敗した私たちは応援に回っていた。1点を争うシーソーゲーム。本当に手に汗を握っての応援だった。最後には、私たちの学校が1点差で勝ったのであった。今考えても本当に印象に残るゲーム。その中に、彼もいたんだなあ・・・とソウル五輪の時に思ったものだった。(ちなみに、バスケット部には運動神経が抜群の人ばかり入っており、そのチームは全国大会に行き勝利を収めている。)

これが24年前の自分の思い出話だ。

それから24年。再び彼の名前を耳にして、ちょっと検索してみた。すると当時は知らなかった苦労話が掲載されていた。しかも今は大学教授で日本協会男子強化委員長。自分以来の24年ぶりの金メダルは彼にとっても本当にうれしかったに違いない。

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2012.08.14

先祖を供養するお盆

1 お盆とは
 お盆は亡くなった先祖の霊を家に迎い入れ、供養する行事です。八月十三日~十六日に行われるのですが、地方によっては七月のところもあります。
 先祖の霊が帰ってくるということで、様々な行事が行われます。お墓参りをするだけではなく、多くの親戚の人たちと会う人もいることでしょう。先祖がいなかったら、自分はもちろん、家族や親戚の人たちも生きていません。改めてその先祖に感謝する行事と言えます。

2 迎え火・送り火、きゅうりとなす
 お盆で先祖を迎える時には、家の前で「迎え火」をたきます。燃やしたけむりに乗って先祖の霊が家に戻ってくると言われています。また、お盆の最後の日には先祖に帰ってもらうために「送り火」をたきます。「灯篭(とうろう)流し」といって、川に灯篭やお供えものを流す行事をありますが、この送り火の行事の1つです。
 ところで、お供えものの中にきゅうりとなすにマッチ棒やわりばしなどで足を付けたものを見たことはありませんか。これは先祖の霊があの世とこの世を行き来するための乗り物としているものです。
きゅうりは馬のかわりとされ、「早く家に帰ってくるように」という願いが込められています。なすは牛のかわりとされ、「少しでも遅く帰るように」「お供え物を持っていってもらうように」という願いがこめられています。

3 お盆に帰省し、盆踊りに参加する
 お盆の間は親戚などに帰る人もいることでしょう。テレビなどでは、混雑する新幹線や渋滞の高速道路がよく映し出されます。「混雑するのなら別の時期に移動すればいいのに・・・」と考えるかもしれませんが、お盆の時期に先祖の霊を供養するわけですから変更はできませんね。昔は、田舎から働きに出ていた人もお盆と正月だけでは帰ってきていたものでした。それくらいお盆は大切にされてきたのです。
 このお盆の間に「盆踊り」に参加する人いるかもしれません。これも、もともとは先祖の霊が帰ってきているうちに行う行事でした。今は踊りを楽しんだり、地域の人と仲良くなったりすることが目的となっているところが多いと思います。それはそれで大切なことですね。

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2012.08.13

有難い発信

昨日、名古屋での研修会での発信のことを書いた。
今朝、こちらのブログに研修会のことが書かれていた。長文。でもこれが「プロローグ」である。
編集人の元校長先生は尊敬する校長先生のお一人である。「先生方を勉強好きにする校長先生」として有名である。

担任の仕事で大切なことの一つに子どもたちを勉強好きにすることがあげられる。
同じように管理職の仕事で大切なことの一つに先生方を勉強好きにすることがあげられるだろう。

当日はかつての勤務校の同僚の方、3名と一緒に会場に入られていた。これだけでもすばらしいことだ。
今は初任者研修担当として実際に授業を見せている。その様子も刺激的だ。
そのような先生に研修会のことを書いていただいている。有難いことである。

さらに、教育コンサルタントのO先生は長文の記事を書かれている。
一つの模擬授業について、鋭く私の意図をほとんど見抜いていらっしゃる・・・まさに脱帽。
これまた有難い発信である。

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2012.08.12

研修会の発信力

昨日の研修会の記事がいくつかのブログや学校Webに出ていた。
講師役の研修会の様子を自分で書くのはなかなか難しい。参加者の皆さんの記事や感想が雰囲気を一番よく伝えていると思う。

・個人のブログ こちら(会長さん) 玉置先生
・学校Web こちらこちらこちら

驚くのはこれらが昨日のうちに発信されていること、そして校長先生方の手によるものということだ。
愛される学校づくり研究会の「発信力の強さ」をつくづく感じる。

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2012.08.11

まさにエキサイティング!

愛される学校づくり研究会で夏の研修会を行った。
模擬授業者、ディスカッション、そしてミニ講演役とフル稼働。実にエキサイティングな研修会であった。

模擬授業は「社会を変える情報」。3日前に一度作成してほぼ授業ができる準備も終えていた指導案を急遽変更。自分にとって「賭け」の部分もあったが、やはりこちらにしてよかったと感じた。模擬授業で大切な指導技術、ICT活用の意図、自分の授業スタイルがストレートに伝わったのではないかと思う。生徒役の人数を絞るよさも実感した。

ディスカッションでの玉置先生の仕切りは最高だった。何度も「そうきたか」と模擬授業者席でつぶやくほどだった。パネリストの皆さんのコメントは自分にとって財産となった。ミニ講演のスライドは項目だけにとどめ、語りをメインにした。これについては修業が必要。

懇親会では自分があまり経験したことのない盛り上がりを感じた。筆ペンが大活躍ということに驚き、名刺もどんどんなくなった。2次会、そして名古屋駅に見送っていただき、新幹線に乗車した。小西会長はじめ皆さんに感謝の一日であった。

この会は2月のフォーラムにつながっている。またも、エキサイティングな会にしたいと強く感じた。

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2012.08.10

久しぶりの飛び込み授業

今回、他校への飛び込み授業の依頼を受けた。
管理職になってからは初めてだ。自校の子どもたちへの研究授業や取材授業は何度か行っていたが、他校となると別である。まさに一期一会。担任時代も何度か行ったが、どの飛び込み授業も強烈な印象に残っている。

他校への飛び込み授業は、大人相手の模擬授業とは違った準備が必要だ。さらに授業当日も初めて会う子たちだから、エネルギーも必要。授業自体が何度も行っている「定番授業」というわけではないので、子どもたちの反応に合わせて修正していく。
そのような飛び込み授業であるが、依頼を受けた時にすぐに引き受けた。模擬授業とは違った方法で、自分自身の授業力をもっともっと高めたいと思っているからである。有田和正先生は今も「自分は授業が上手になりたいのです」とお話になる。その言葉を聞いて、自分も・・と思わずにいられないのである。

今回は6年生の鎖国の授業だった。ほぼ教科書の見開き2ページを使って授業をした。すばらしい子どもたちに助けられた。事務局の先生からは、次のような有難い言葉をいただいた。

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1時間、脳みそが回転しっぱなしでした。
教科書の資料1つ、文章や言葉1つに、そんな意味があったなんて・・・
シャワーのように重要な発問や指示がふってきました。
教師が裏付けをして深めていってて、最後にキー発問が・・・
驚きの連続です。
「教科書で教える」ことは大事だとは思っていましたがそれを使いこなす教師像をもっていませんでした。
今、自分に新しい目標ができました。
2学期の学習指導は、授業に挑戦していきたいと思いました。
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また別の事務局の方からも有難い言葉をいただいた。

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日常の授業を見せていただくことが、我々にとって一番身になる研修だと思っていましたので、大変参考になりました。
特に発問への流れと資料の活用の考え方については、今後の授業案の検討に大きな指針になると感じました。ICT活用はもちろん、あの1時間の資料活用で「興味関心」「思考」「資料活用」「知識」4観点を網羅させている点など、圧巻です。

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自分自身の授業の改善点は自分は一番知っている。でも、このように授業の意図を感じてもらえたことは講師冥利に尽きる。有難い飛び込み授業であった。

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2012.08.09

世界に誇れる花火

昨日、地区の花火大会であった。かつて花火について調べたことがあった。子どもたちの小話としてまとめている。

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1 世界に誇れる技術

 「夏の思い出は?」と聞かれて、「花火」と答える人も多いと思います。全国各地で花火大会が開催され、色とりどりの花火が空いっぱいに広がります。思わず「きれい!」「美しい」とつぶやいてしまいますね。

 花火は外国にもありますが、日本の技術は世界に誇れるものと言われています。

・大きな丸い形で、様々な色をつけて大きく開く。どこから見ても丸く見える。
・一つの円だけではなく、二重、三重の円になる
・色が途中で変わる

 日本の花火であれば当たり前と思われるようなこれらの技術は、外国では当たり前のものではありません。昔から代々受け継がれてきた技術が今も進化して、日本の誇れる花火になっているのです。

2 花火の歴史

 日本の花火は今から四百年前に、外国の花火名人が初めて披露したと言われています。最初は将軍や大名など、位の高い人の間で広まっていましたが、やがて年中行事になりました。食料不足や伝染病で多くの命が失われているような時代に、その時の将軍が亡くなった方の霊を弔うために、お祭りを行い、その余興で花火を打ち上げましたのです。これをきっかけに、その祭りで毎年花火を打ち上げることになり、人々の間で花火を見ることが広がったということです。

 花火が人々の間に広まると共に、最初は赤色の火の玉が上空に上がる程度のものだったのが、花火師の登場により大規模なものに代わって来ました。今から百年ほど前には、色とりどりの花火が打ち上げられるようになりました。
職人さんの手で昔から高い技術が日本の花火を支えてきたのです。

3 「たまや~」と言うのはなぜ?

 ところで、よく花火を見て「たまや~」「かぎや~」と言いますね。これは、江戸時代の花火師の「玉屋」と「鍵屋」がもとになっています。花火大会で二人の花火師が技を競い合い、人々が「たまや~」「かぎや~」と声をかけあっていました。ところが、玉屋は大火事を起こしてしまい、花火はできなくなってしまいました。それでも、当時の掛け声がそのまま現在まで引き継がれているのです。

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2012.08.08

あれこれ

時々紹介しているフェイスブックのつぶやきです。

・PTAの県大会。啄木の故郷渋民で。会場近くの記念館に会の前に立ち寄る。10年ぶりぐらいか。「啄木と子供たち」像の啄木は、子どもたちと同じ目の高さで語りかけていた。

・「授業した人が一番得をすると思います」ある方の言葉。全く同感。私も研究授業・公開授業や発表をするたびに常に思い続けてきた。だから授業の参観や発表依頼の答えは基本的に「イエス」だった。自分が得をするのだから。

・事務局仕事も佳境。一番電話を受け、一番メールを出した日だろう。それでもまだまだ・・・。時々「追われているなあ」という意識にもなった。そうすると周囲にも「忙しそう」と思われてしまう。これはマイナス。涼しい顔で仕事をしなくては。

・前任校が子どもの読書活動優秀実践校ということで、文部科学大臣賞を受賞した。自分の在任中にも「伝統を絶やさないようにしないと…」とあれこれ取り組んだことを思い出した。小さな学校の価値ある受賞である。

・1学期が本日終了。5月8日から始まった無欠席は1学期最後まで続いた。全校で46人の小さい学校だから・・・というのもあるが、それでも2カ月半の無欠席は評価できる。ケガをしても、通院しても子どもたちはその日も登校した。その心意気に拍手である。

・疲れが溜まったのか、今日は小さなミスがいくつか。大事に至らなかったのは、早くメールを見た方からの上手な問い合わせ。改めて発信メールを見てみると、確かに誤解を招く部分も。大会状況の積極的な「見える化」を推進しているが、このように周囲から助けられている。

・県造研大会無事終了!図工の授業の改善、その実践の可能性を提起する大会になったと思う。自分は事務局だったので運営面に目が行ってしまうが、暑い中での実行委員の働きぶりには本当に頭が下がる思いであった。土台があっての大会運営だとつくづく感じた。事務局仕事も大会が終わり90%が終了。残り10%をしっかりと行って次に引き継ごう。

・初めての地というには本当に興味津々。社会科教師としてあれこれ調べたくなる。本日は、カブトガニ繁殖地として有名な地。明日の研修会のための会。研修に対する思いを聞き、自分の責任も感じる。これからプレゼン修正である。

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2012.08.07

教師も学ぶ夏

 県造形教育研究大会に関わっての原稿である。

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 夏休み中の小学校。子どもたちも特別に登校し、暑さに負けずに図工の授業を受ける。体育館にはたくさんのダンボール。そのダンボールを自分たちの考えで工夫した形に積み重ねていく。つくづく子どもたちの発想は豊かである。自分たちの思いが作品に結実されていく。
 子どもたちの周りには県内・県外各地から訪れた教師たちが50名ほど。熱心にメモをしながら参観している。授業後には分科会がもたれ、その授業について熱心な討論が行われたり、実践発表が行われたりする・・・。

 今週の7月31日に行われた岩手県造形教育研究大会胆江大会の1コマである。夏休みは教師にとって、研修するためのよい機会だ。今回の大会は、幼稚園・保育園・小学校・中学校の造形活動、図工や美術に関わる教師が集まる大会である。 

 わずか一日の大会であるが、そのための準備としてすべきことは多い。大会の内容企画から始まり、スタッフ編成、実行委員会開催、関係者および関係機関との連絡等、かなりの時間を割いてきた。だからこそ、大会が総勢300名近い参加となり、盛会となった時には感慨もひとしおであった。

 大会の午後は、胆江地区の特色を生かしたワークショップである。岩谷堂タンスの金具製作や南部鉄器の鋳物作りに参加者は挑戦したりしていた。地域の伝統産業とも言えるこれらのよさを製作活動を通して感じとっているようだった。

 1日の大会ではあるが、研修をした先生方は2学期からの実践のヒントになったことであろう。暑い夏に教師も熱く学んでいるのである。

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2012.08.06

教諭時代の学びを生かしたい

とある会に参加して、かつての上司A先生にお会いした。
もう15年も前の上司である。
自分は30代半ば。子育てで時間的に厳しかった時代であるが、「授業のおもしろさ」「学級経営のやりがい」を実感しつつある頃だった。執筆活動も充実して、初めて単著を依頼された年でもある。(結局、その本は書いたものの、不合格で発行できなかった。でも、その原稿をベースにのちに別の形で発行できた。)

さて、その単著の中にも原稿として書いたのだが、A先生の週録へのコメントは本当に温かいものであった。しかも達筆でボリュームもある。毎週読むのが本当に楽しみだったことを覚えている。その時の勤務校は教諭だけで二十数名いたから、同じ量のコメントを書くのは大変だったと思う。
また、決断力も抜群だった。特に、「いざ」という時の行動力は今だに強く覚えている。

それらのことをお会いした時に具体的に話したら、しっかりといろいろなことを記憶されていた。やはり印象に残ったことや自分が意図的に実践したことは、ずっと覚えているということであった。

考えてみれば、その学びを今の自分の立場で実践できるものもある。たとえば、温かいコメントなどはそうだ。前任校でも現任校でもずっと書いているが、意図的な実践になるまで至っていない。
教諭時代のかつての上司の先生方から学んだことをもっともっと生かしていきたいと、お会いした思った次第である。

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2012.08.05

地域の歴史を小冊子にする

続けて岡山に行った時の話。
笠岡市が研修の地だったので、いくつかの関係資料をいただいた。
その中に「笠岡の歴史Q&A」というものがあった。A4判で29ページの冊子。1ページに1項目の内容で、「縄文人はどのようなくらしをしていたの?」「笠岡が県庁所在地だった?」といったQをコンパクトにまとめている。かつては小田県の県庁所在地であり、犬養毅も県庁に勤務していたとのこと。
これが市内の子どもたちに配付されているようである。

「地域のよさ・日本のよさを伝える」という取組については、やや停滞気味の自分にとっては、このような取組がヒントになる。どの地域にもその歴史に詳しい人がいるはず。それを分かりやすく伝えたり、Web化するのは自分もできる。そんなことを感じた冊子であった。

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2012.08.04

訪れて初めてわかること

昨日の研修会のために一昨日は移動日(休暇)だった。せっかくの機会だからということで、「瀬戸大橋」を渡りたいと思っていた。岡山駅からだと香川県坂出まで40分あまり。往復してもたいした時間がかからないので、チャンスだった。

瀬戸大橋は昭和の終わりごろにできたと記憶している。同じころに青函トンネルも開通したので、「すごいことだ。日本がどんどんつながっている」と実感したものだった。
岡山駅でマリンライナーを待っている間に、あちこち見ると「高松行き」「高知行き」の表示があり、岡山からは四国に行くのが「海を越える感覚」ではないような錯覚を覚えた。

実際に乗車してみると、乗客の皆さんはふだん乗り慣れているからか、車窓からの美しい瀬戸内海の景色を見る人はいない(自分だけだった・・・)。私はといえば、「穏やかな海はいいなあ・・・」と思うと同時に「よくぞ、こんな大きな橋を造ったものだ」と感じていた。この感覚も、観光客として初めてきたからであり、日常的に利用している人からすれば普通の電車に違いない。その点では、日常の足になっている人にとっては、「海を越えていく」感じは確かにないだろうと思えた。これは訪れてみて初めてわかることである。

ちなみに研修会がある笠岡市はカブトガニで有名な地である。話は聞いていたが、実際に訪れることによって興味がぐんと増した。やはり、あちこちを訪れることは価値があるんだなあ・・・と感じている。

それにしても一昨年も岡山を訪れた時に「体が溶けそうそうな暑さ」と感じたが、今回も同じだった。日中は室内なので、17時ごろの話だ。南の皆さんの暑さへの適応力・・・東北人にはムリと感じた。


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2012.08.03

熱き研修会

岡山県での講師役を終えた。
講師役にも関わらず(だからこそ?)学びの多い研修会だった。
今回は一日研修ということで、自分の役目も複数に及んだ。

・講義1コマ(1コマ1時間程度)
・演習・ワークショップ1コマ
・若手の模擬授業コメント
・自分の模擬授業・解説・QA

かなり前から依頼をされていたのであるが、6月下旬から各種事務仕事や他の講師役の仕事と重なり、最後の準備はラストスパートで前日できた感じだった。

それにしても、このような内容の研修会が開催できる主催者側のすばらしさ。研修会にかける思いを前日にお聞きし、「それぞれの立場でできることをする」ということを学ばせていただいた。
また、模擬授業では自分の授業の土台について振り返ることができたし、講義や演習では「発問・ノート・ICT活用・教科書研究」について自分自身が改めて向き合うことができた。
そして何よりも参加者の前向き・意欲的な姿勢に「熱き思い」を感じた。(休み時間に質問を3人の先生方、それも中学校の先生方から受けた。こういうことはあまりない。)

「登壇する役が一番得をする。」

本日もそういうことを感じた。関係する皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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2012.08.02

事務局仕事2

県大会事務局仕事に関わって感じたこと その2である。

〇多くの人を知ったこと

300人規模のイベントでもシンプルな形(例1会場で講師1人~2人)なら、事務局といってもそれほど準備は必要ないと思われる。今回は役員も講師も助言者も多い。そして県の事務局や実行委員も多い。造形教育関係の業者さんとも縁ができる。今まであまり縁のなかった皆さんと関わることとなった。「人を知る」ということは「人から学ぶ機会が多い」ということ。まさにその通りとなった。

〇研究面

今まで県の大会は授業者として2度経験したことがある。国語と家庭科ということで、自分なりに多くの経験をさせていただいた。
今回も研究面には昨年度から関わった。今年度は事務的な面で研究を支える形がメインとなったが、それでも指導案検討会や研究紀要確認等の会に出て、大会に向けてがんばる皆さんの意気込みを感じることができた。また、自分も高学年に授業で入り、追試をさせていただいた。初めて図工の原稿を書いた。おそらくこれ1回きりだろう。よい経験だった。
この原稿については、同職の何人かの先生方から「授業実践もしたんだね」と声をかけられた。管理職が大会の実践記録・・・珍しいことかもしれない。福島の小野先生の実践を知ったからこそできたことであった。

〇事務局仕事は続く

大会が終了して事務局仕事が終了というわけではない。まだまだ多くの仕事が控えている。
大会決算、大会通信最終号、大会記録をまとめること、次の大会のためにファイルを整理すること、終わりの会をすること・・・・等々。次の大会のためにすべきことをきちんと行おうと思っている。

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2012.08.01

大会事務局の仕事1

県造研大会が終了。自分にとって大きな大会であった。
様々な事務局長の仕事を務めたが、県大会のものは初めて。しかも、6会場・6施設授業・6ワークショップ+1全体会・1レセプションというものである。来賓・大会役員と実行委員だけで100名を超える大会。かけた時間とエネルギーは相当のものだった。事務局仕事をしてあれこれ感じたことを記しておく。

〇事務仕事

事務局だから事務仕事がメインと思われるかもしれないが、それは実感としては4割。たとえば、資料の袋詰めの申し出も受けたが、一人でやっても2時間あまりで終わる仕事だ。参加者の名簿管理はエクセルがあるから休日に一日がんばってかなりの作業をしたら、あとはちょっとした時間でできた。その他細かなことは多数あるが、「事務仕事は時間があればできる」というように考えていた通りだった。もっとも休日もかなり時間を費やす結果にはなったが。

〇連絡調整仕事

役員や参加者へのメールにはかなりの時間を費やした。これは「連絡調整」の分野。特に参加者一人一人にワークショップの決定通知(申込から早い順に決まっていく)を出し、持ち物の連絡をする・・・確かに時間がかかるのはやむをえない。しかし、メール時代だからあの時間で済んだとも言える。郵送だったらもっと大変だっただろう。
電話対応も多かった。一時期は学校に来る電話の多くが県造研という日もあった。

〇「見える化」のための企画

企画については大会の「見える化」に努めた。自分なりに工夫したデザインの大会案内。ブログの立ち上げ。雑誌やWebでの告知。そして、「大会通信」の発行等々。大会運営そのものは、今までの歴史や流れがあるからそれらを大切にした形なので、事務局としてはこういうところだ。
大会通信は30分~40分ほどでできるものを3号分。自分としては学級通信や校報作成の感覚。メールで添付ファイルとして配信できるから送付が楽である。メール時代だからできた企画だった。これが一番他校の先生方には見えたようで、「しっかりと読んでいます」「がんばったいますね」と声をかけられた。(次に続く)

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