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2012.08.10

久しぶりの飛び込み授業

今回、他校への飛び込み授業の依頼を受けた。
管理職になってからは初めてだ。自校の子どもたちへの研究授業や取材授業は何度か行っていたが、他校となると別である。まさに一期一会。担任時代も何度か行ったが、どの飛び込み授業も強烈な印象に残っている。

他校への飛び込み授業は、大人相手の模擬授業とは違った準備が必要だ。さらに授業当日も初めて会う子たちだから、エネルギーも必要。授業自体が何度も行っている「定番授業」というわけではないので、子どもたちの反応に合わせて修正していく。
そのような飛び込み授業であるが、依頼を受けた時にすぐに引き受けた。模擬授業とは違った方法で、自分自身の授業力をもっともっと高めたいと思っているからである。有田和正先生は今も「自分は授業が上手になりたいのです」とお話になる。その言葉を聞いて、自分も・・と思わずにいられないのである。

今回は6年生の鎖国の授業だった。ほぼ教科書の見開き2ページを使って授業をした。すばらしい子どもたちに助けられた。事務局の先生からは、次のような有難い言葉をいただいた。

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1時間、脳みそが回転しっぱなしでした。
教科書の資料1つ、文章や言葉1つに、そんな意味があったなんて・・・
シャワーのように重要な発問や指示がふってきました。
教師が裏付けをして深めていってて、最後にキー発問が・・・
驚きの連続です。
「教科書で教える」ことは大事だとは思っていましたがそれを使いこなす教師像をもっていませんでした。
今、自分に新しい目標ができました。
2学期の学習指導は、授業に挑戦していきたいと思いました。
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また別の事務局の方からも有難い言葉をいただいた。

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日常の授業を見せていただくことが、我々にとって一番身になる研修だと思っていましたので、大変参考になりました。
特に発問への流れと資料の活用の考え方については、今後の授業案の検討に大きな指針になると感じました。ICT活用はもちろん、あの1時間の資料活用で「興味関心」「思考」「資料活用」「知識」4観点を網羅させている点など、圧巻です。

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自分自身の授業の改善点は自分は一番知っている。でも、このように授業の意図を感じてもらえたことは講師冥利に尽きる。有難い飛び込み授業であった。

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