有田先生の追究力に…
有田和正先生の新刊「社会科授業の教科書 3・4年」(さくら社)が刊行されたので、さっそく読ませていただく。
5・6年生版が魅力ある本だったので、今回もわくわくしながらページをめくる。
驚いた。3・4年生で合計70本の授業プランが掲載されている。そして、その授業プランの出典や取材先等が最後の3ページに書かれている。そこで「足で稼いだ教材」がいかに多いことか。
・現地に取材に行き、驚いて教材化した
・コンビニで取材化して教材化した
・自分の体験から「はてな?」をもち教材化
・現地で取材に行き古老から聞いたもの
こういうネタ元が次々に出てくる。まさに「追究の鬼」とは有田先生のことだ…。
さらに「社会科教育」10月号の有田先生の原稿の欄外にか書かれていた自己紹介。
「教師は、授業ができ、文が書け、話ができなければならない。三拍子そろった教師になるために努力中である。」
すでに「名人・達人」と言われて30年近く経つ有田先生が「努力中」。
この姿勢からまた学ばせていただいた。
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