久しぶりに新書
今年度は読書ペースがすっかりとダウンしている。反省するしかないのであるが、読書するにしても仕事絡みのものが多く、一般書は本当に限られたものしか読んでいない。
9月に入ってもそのペースは変わらなかったが、このところ行っている仕事の気分転換にと、先の3連休で本屋さんで目についたものをあれこれ購入。斜め読みながら、どんどん読み進めていく。アウトプットのためにインプットが精神的にも不可欠と感じた次第である。
その中から、お勧めのもの2冊。
■「まんがトキワ荘物語」(手塚治虫ほか 祥伝社)
9月に湯沢にあるまんが美術館に行ったことで、手が伸びた本。手塚治虫、赤塚不二夫、石ノ森章太郎等、かつてトキワ荘に住んでいたマンガ家が、当時のことを思い出して書いた雑誌の連載をまとめたもの(らしい)。40年以上前に書かれたものばかりだが、それぞれの画風がやはりご本人のもの。内容構成も個性そのもの。
一番気に入ったのは赤塚不二夫のもの。貧乏な暮らしぶり、毎日アイデアを1本書かないうちは寝なかったこと、仕事を依頼された時の喜び、石ノ森章太郎との友情…こんな青春時代があったからこそ、次に花開く時代があったのだと感じた。
■「つながる読書術」(日垣隆 講談社)
日垣氏の本はいつも学ぶことが多いのであるが、今回も同様。
・読書には7種類ある
・自分の土俵で本を読むこと
・「どう書くか」より「どう読まれるか」を優先する
等、今の自分のヒントがたくさん。再読したい本である。
Comments