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2012.11.30

11月終了

11月も終了。今年もあと1ケ月である。

・今月は移動の多い月だった。秋田、宮城(3回)、福島、千葉、そして東京。県内も盛岡と花巻で研修。それぞれよい出会い、学びがあった。特に秋田で参観した教育専門監によるすばらしい授業と、その授業から学ぶ教師群は強い印象で残った。学力日本一を支えている基盤を感じた。また、行った先でのミニミニ旅行も良かった。

・講師役も2回。社会科の先生方と視聴覚部会の先生方。きわめて限定された層を対象とした講話・講義だったので、深い内容を話すことができた。いつも思うのは準備する過程で自分も改めて勉強することが多いということだ。その点でもこういう依頼は有難い。

・執筆活動も上旬の大物原稿提出で次の段階に入った。校正や原稿の修正、ミニ原稿等である。編集者さんの眼力のすばらしさも感じた。

・PTAのバレーも4日の大会で終了。今年も何とか皆勤賞。PTAの皆さんのがんばりもすばらしいが、ほとんどの先生方が大会に参加したこともとても嬉しかった。

・学校ブログも先月に続いて快調。アクセス数増えた。そうなると相乗効果でできるだけ多くの記事をエントリーしようと思う。最近は平均3つというところ。アクセスしている子たちもけっこういて、私が写真を撮ろうとすると「ブログにのせるんですか?」と聞かれることも何度か。

・今月は事務局仕事は少なめ。今年度一番少ない月だった。その点で他のことに時間を割けたのは幸いだった。12月は責任者として地区の副校長大会が控えている。しっかりと取り組んでいこう。

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2012.11.29

失敗から学ぶ

とある原稿を書いていて、参考にしたい事例を探していた。
その時に検索して、出てきたのが今までもお世話になっている「失敗から学ぶ」のコラムである。

面白いもので、他の人の失敗例は成功例と同じくらい学ぶところが多い。そして、この「若い教師が元気になる先輩の失敗談」という名の通り、「あの先輩でも若い頃はこんな失敗があったんだ・・・」とホッとするものである。
その点では失敗というのは、上手に扱えば若い教師には示唆の富む話になるし、当人にとってみれば失敗しない手立てを学ぶことができる。そのようにすれば「失敗」自体は「失敗」とは言えないであろう。

ちなみにこのコラムには私も執筆している。第11回である。本にも書いた内容であるが、二十数年前のあの時に教室の情景が今も浮かんでくる。この中に出てくる洋子(仮名)とは3年前の夏の同級会で会った。埼玉で元気に過ごしているということであった。その場でもあの時のエピソードが浮かんだくらい自分の中に痛烈残っている出来ごとであった。

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2012.11.28

「学び直し」が楽しい

ふだんテレビはあまり見ることはないのであるが、先日何気なく見ていたら「団塊スタイル」という番組が目に入った。内容は「挑戦!大学で学び直し」。

現役世代の若者たちと一緒に学ぶシニア。その様子は本当に「学ぶのが楽しい」という感じだった。
「テストやレポートが楽しくて仕方がない。自分の学生時代は苦痛だったけどね」という声はまさにその象徴。
さらにかつて「愛しちゃったのよ」という歌が有名だった田代美代子さんは、現在早稲田大学の大学院に一般入試で入って学んでいるという。ゲストとして語る姿は来年古希を迎えるとは思われなかった。

こういう番組を見ると、自分の「学び方」を考える。現職であるから、テレビに出ているようなスタイルでは学ぶことはできない。
しかし、今の自分はアウトプットの方が多く、インプットもそれのためのものが多い。体系的な学び直しが必要ではないのか・・・と思っている。限られた時間でもあるテ―マについて自分なりの学び直しをする・・・来年本気で考えてみたいことの一つである。

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2012.11.27

京都「明日の教室」に登壇します

12月22日(土)に京都で開かれる「明日の教室」に登壇いたします。
その告知と申込が始まりました。こちらです。

「明日の教室」を始めたのは糸井登先生と池田修先生です。「授業づくりネットワーク」で縁があった私は、お二人から多くのことを学ばせていただきました。今回は招かれての講座です。社会科を中心とした授業づくりと教材開発について話します。
お近くの方、ぜひお会いしましょう。申込もこちらです。


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2012.11.26

100年以上前にあった教育の不易

先週の石巻での研修会の昼食時に、石巻小学校伝統文化教育が話題になった。私のブログのテーマでもある日本のよさを具現化している教育であり、私自身も様々な書籍等で知っていた。
このようにして改めてホームページで見ると、日常の中での指導でもどんどんと出来るのだなあ…と感じる。一つ学ばせていただいた。

さて、もう一つ、この小学校のことで話題になったのは明治42年に制定された「教員心得」である。

一 手ぶらで教へよ  教案ヤ用書等ヲ見ナガラ教ヘルナ
二 對話(タイワ)的に教へよ  講演流ヲ避ケ家庭的ニセヨ
三 少しつつ教へよ  根ヲ堅メルタメニモ,特ニ劣等生ノタメニハ・・・等、17項目が示されている。こちら

100年以上も前の心得であるが、今も十分に通用するどころか、今その教えを新たに学ぶべきと感じている。
その点で驚く。特に次の2つは心したい。

十四 品格を保て  自己ノタメニモ,兒童ノタメニ
十五 舊習(キュウシュウ)に泥(ナズ)むな  讀書セヨ,研究セヨ

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2012.11.25

区切りをつける

11月上旬までが執筆の一区切りであった。
それから2週間あまりは、自分にとって「研修充実期間」であった。公的な出張が3日間。講師役が2回。学会参加1回あった。行った先も、秋田、仙台、石巻、福島、千葉とあちこち出掛けさせてもらった。
講師役では「社会科」と「ICT活用」について、今までの自分の考えをまとめることができたし、それぞれ90分程度で伝える基本形もできた。今までもそれぞれあったものの、それ一つで90分ということはなかった。その点で、今月の依頼は貴重だった。
また、出掛けて得るのは、「人からのエネルギー」である。そのエネルギーは自分の実践へのもととなる。
先の研修会の他に大事な懇親会が3回。ここでは人との縁の大切さを実感した。

さて、この期間も22日で一区切り。(もちろん、この間も校務はいつも通りであるし、原稿も書き続けてはいる)
この「区切りをつける」ことは大切だと今年は実感している。
数週間から1・2ケ月の間でうまい具合に今年は区切りができている。そして、区切りが終わったら、すぐに次の区切りに向かって動き出すことである。
この3連休から2週間は原稿とレポートの集中週間。昨日は疲れをとるために休養の時間が多かったが、今日は充実した時間を過ごすことができた。「区切り」効果である。

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2012.11.24

「授業名人が語るICT活用」

今年2月に開催された「愛される学校づくりフォーラム」が書籍になって出版された。
授業名人が語るICT活用」(プラネクサス)である。私自身が参加できなかった会だっただけに、この記録は実に貴重である。

「記録」と書いたものの、この書籍はフォーラムの一般的な記録ではない。
3名人(野口先生、有田先生、志水先生)の「授業論」「ICT活用論」がライブ感を大切にされた書き方で書かれている。会に参加できなかった自分でも、ライブの雰囲気を味わいながら読ませていただいた本である。書き手の工夫が随所に見られる。
それにしても3名人の考えのシャープさ。まさに超一流である。パネルディスカッションのコメントからも伺える。(ちなみにここを担当された中林先生のこのエピソードからも学ばされた)

さらにこの本の魅力は、フォーラムの舞台裏とその後のことも書かれている点である。フォーラム開催までのことが書かれているプロローグと、フォーラム後のエピローグがこの書籍の魅力をさらに高めている。
何と私が参加した8月の名古屋での会のことも、そして2月のフォーラムのことも書かれている。読んでいて、背筋が伸びてしまった…。

フォーラムに参加した人はもちろん、参加出来なかった人にとっても有難い本である。そして来年のフォーラムに参加を予定している人にとっては、これ以上ない「予習本」となるであろう。

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2012.11.23

勤労と生産に感謝して 勤労感謝の日

1 五穀の収穫に感謝する祭りがルーツ

 十一月二十三日は勤労感謝の日です。
 勤労をたっとび、生産を祝い、国民が互いに感謝する日です。
 もともと日本は昔から農業が盛んな国でした。そして、古くから神々に五穀(ごこく)の収穫を祝うならわしがありました。ちなみに五穀とは、主食になる大事な食料で、米や麦、豆などです。皆さんも毎日食べていることでしょう。
 それらの収穫に感謝するお祭りが千数百年前の飛鳥時代から行われていました。それにちなんで十一月二十三日が勤労感謝の日になっています。
 もちろん、今では食料生産だけではなく、働いている人への感謝の気持ちを表す日になっています。

2 食料自給率の低い日・日本

 さて、日本は昔から農業生産が盛んと言いましたが、実は今は日本で作られたものが少なくなっています。
食べられた食料の中で、日本で生産される割合を「食料自給率」と言いますが、四十%ほどです。五十年ほど前、その割合は七十%を超えていたのですが、どんどん下がり続け今は多くの食料を外国から入れています。たとえば、天ぷらそばの原料である小麦やえびなどはほとんどが外国産のものです。また、日本人は一日一人あたり五十グラムの食品を残したり、無駄にしたりしていると言われています。食料自給率の低い日本ですから、感謝の気持ちをもって食べたいものですね。

3 手紙で感謝の気持ちを伝える

 ところで十一月二十三日の「二三」は、「ふみ」とも読みます。毎月二十三日は「ふみの日」です。「ふみ」は漢字で書くと「文」ですね。
 手紙を書く楽しさや受け取る喜びを広める日として「ふみの日」が始まりました。今は手紙よりも、電子メールを使う人の方が多いかもしれません。
 でも、手紙には手紙のよさがあります。その人が直接書いた文字からは、温かみも感じられます。
 この勤労感謝の日に、簡単な手紙に感謝の気持ちを書いてみましょう。皆さんの感謝の気持ちと心がきっと相手の心に残ることでしょう。

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2012.11.22

なべっこ遠足

定期購読しているこちらの雑誌。特集以外の部分がおもしろく思わず興味がいってしまった。

一つは「できる教師の鞄の中身」。こういう特集はなかなかないであろう。「有田先生の教科書へのメモの貼りつけは講演で見たことがあったなあ」とうなずきながら読ませてもらった。考えてみたら、自分の鞄の中身はさしたる特色もない・・・・。

もう一つ。特集に学力テストの平均が高い4県の特集が組まれていた。私の故郷の秋田の「おもしろトリビア」というコーナーの「なべっこ遠足」に目が行った。
確かに小学校時代にあった「なべっこ遠足」。要は芋煮会を学校全体でする行事なのであるが、秋田では「なべっこ遠足」と言っていた。詳しくはこちらに書かれている。昔の八郎潟のそばまで行き、近所のグループで縦割り班で作ったことを覚えている。

そう言えば…ということで初任校時代も思い出した。もともとは秋の徒歩遠足だったのを、校長が「子どもたち自身が主体的に活動できる行事を」ということで縦割班での芋煮会遠足になったことがあった。材料や子どもたちへの指導等、材料の準備が大変だった記憶があるが、いざ実施してみると意義のある行事だった。

今は学校5日間制による時数削減で初任校でのその遠足もなくなっている。秋田のなべっこ遠足が今も続いているとしたら、子どもたちの記憶に残る行事の一つになっているだろうと思っている。


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2012.11.21

絵で子どもと対話

一昨日図工の話を書いたが、偶然こちらのサイトで絵をほめるという話を読んだ。
全くその通りだなあ・・・と読ませていただいた。

「ほめる以外にも「これは何をやっているところなの?」と質問するのもいいですね。
子どもの言語能力アップにもつながり、どこに思い入れを持って描いたかがわかります。」

特にこの部分が、印象に残る。担任時代、自分自身が十分にできなかったという反省も込めて…。
担任時代もある程度絵を描いている子どもたちと対話はしていたが、どうしても「仕上がり」が気になり、「指導」になってしまっていた。
担任外になってから、掲示されている絵で子どもたちに会った時に「これは何を描いたの?」「どうして、これを描こうと思ったの?」というように聞くようになった。
そうすると子どもたちなりの理由があることがよくわかった。その点で子どもたちの絵をもとに、自分自身児童理解を深めている。いつまでも勉強である。

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2012.11.20

講演の予習効果

こちらの自著に次のように書いた。

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講演を聞く回数は限られている。だから、1回の講演の学びが深くなる準備を可能な限りしてきた。
多くの場合、講師は著名な方が多い。著書を何冊も発刊されている場合も珍しくない。その著書をあらかじめ読んで「予習」するのである。
数多く発行されている著者であれば、講演テーマに似た本を探したり、本のレビュー(批評)から評判のよい本を選んだりすることもできる。
講演で読んだ本と似たエピソードが出てくる場合がある。
そういう時に、「もう知っているよ」というようには思わない。
むしろ、「そうそう、本に書かれていた。わかる、わかる」と喜んでしまう。
そのエピソードが強く印象に残るからだ。
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今回の東北教頭会研究大会の小野田正利先生の講演はまさにこのパターンだった。「親はモンスターじゃない」を改めて読み、講演をお聞きした。
その主張に改めて納得。うなずく回数も多かった。(それにしても型破りな講演で楽しかった…)

講演後は別の著書を思わず購入したり、サイトで情報を検索したりした。これは「復習」にあたる。
予習したから復習が深まった感じがする。せっかくの著名人の講演会。このような機会を生かさないと。

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2012.11.19

一つの事務局仕事終了

先日の会合をもって、県造研の事務局仕事を終了した。(正確には少しの事務仕事があるが、それは自分一人で短時間で終わることでたいしたことがない。)

大会自体は7月31日で終わっており、それで9割方終了していた。8月中に記録も終わり、それで99%ぐらい。残りが先日の会合ということになる。

今回得た縁は貴重だった。そもそも美術や図工関係の多くの先生方と縁ができたことは今までなかった。さらに言えば、幼稚園や保育園も同じ。事務局の役得であろう。
会合で話して、その発想から学ばせていただいた点も多かった。たとえば、教師自ら制作活動に取り組む話。中には、卒業記念品として陶芸作品や版画作品を卒業生全員に送った校長先生方もいる。私の初任の時の校長先生も図工畑で版画をプレゼントしていた。
また、絵を描かせている時に子どもたちとよく対話をするという話を聞いて、担任時代の自分はどうだったかな…と反省した。

事務的な仕事量は確かに多かったが、会合であれこれねぎらいの言葉も多くいただいた。
県レベルの大会を行うのは確かに負担があれこれかかるものの、それに見合った成果や縁も得られるものだと感じた。今回はそのような縁をいただくことができた。有難いことである。

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2012.11.18

冬こそ「日本のよさ」を

岩手でも初雪が舞い、いよいよ冬がやってきつつある。

さて、12月号の「社会科教育」と「授業力&学級統率力」で似たような小特集があった。
社会科教育では、「年末・年始にまつわるうんちく話」のネタ。
授業力…では、「親子で一緒に楽しむ冬休みレシビ」である。
初詣、除夜の鐘、おせち、正月飾り、書き初め…等、子どもたちに一言話したいちょっとした話が紹介されている。
このような話をすることは、子どもたちに日本のよさを伝えることにつながるであろう。

私自身が別ブログで似た小話を書いているが、一番内容で多いのは、やはり年末年始であった。
まだ実際に教室で話すまでは1カ月ぐらいあるだろうが、ぜひとも毎年でも子どもたちに伝えたいものである。

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2012.11.17

初任校時代の「教師修業」を思い出した

昨日、自分が事務局を務めている会の懇親会があった。その折に、ある先生が「自分の研究授業をビデオにとって見ている」という話をされていた。
若手の先生である。自分の授業を見直すためと言っていた。
若手教員のこのような修業ぶりは、かつての自分が辿った道を思い出させてくれる。

初任校時代、私も自分の授業を録音して聞いていた。当日の録音はカセットテープの時代。操作もラクで「よし、今日は国語の授業!」とパッと思い録音ボタンを押していた。
当日の記録が学級通信に残っている。教師3年目。昭和の時代の通信である。こちら

ここに書いたように「教師としての自分の話し方が子供達にどう聞こえるか知る」ことがその目的であり、

 1 発音が明瞭ではない時がある。もごもごして、テープでは聞き取れない音がある。
 2 一般的に話し方は丁寧であるが、子供が自分の考え通り動かない時、乱暴な言葉づかいが出ることがある。たとえば、強い口調で「早く写しなさい!」
 3 指示が長かったり、言い直しをしたりで、子供達が混乱することがある。

というように自分の話し方の課題点が次々とわかった。
「自分の授業での話し方」はなかなか聞こうとは思わないものである。この場合は「車での通勤時間も教師修業にあてたい。何ができるか」と考えて実践したのであった。
若手の教員の元気な話を聞くのは、このように自分もあれこれ思い出したりするものだ。よい機会である。

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2012.11.16

道徳教育12月号

連載している道徳教育12月号の紹介です。

今回紹介する名言・格言は

「ありがとう」と言う方は何気なくても、言われる方はうれしい。
「ありがとう」これをもっと素直に言い合おう。

というものです。松下幸之助さんの言葉です。
「あなたのもっとも好きな言葉は?」と聞かれたら、たぶんこの「ありがとう」が一番ではないかと思います。
一回はこの連載で書こうと思っていたことを今回は掲載することができました。
担任時は子どもたちに一日に何度も「ありがとう」と言っていました。担任外になってからはさすがに減りましたが、それでも言うように努めています。(自然にできれば一番なのですが…)

「ありがとう」と言うことによって、自分自身がハッピーになる・・・そんな言葉だと思っています。

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2012.11.15

七五三 子どもの成長を願う行事

1 その名の通り七歳、五歳、三歳でお祝いをする

 七五三は子どもたちの健やかな成長を願う行事です。男の子は三歳と五歳、女の子は三歳と七歳でお祝いをします。だから、「七五三」なのです。
十一月十五日がそのお祝いの日とされています。ただ、実際のお祝いは、それぞれの家庭で十月から十一月にかけて都合のよい日にしています。
男の子、女の子とも最初は三歳でお祝いをしますが、次は男の子は五歳、女の子は七歳になっています。これは、昔は男の子がその家の後継ぎになるということ、また病気等で死ぬ割合が高かったためと言われています。

2 七つ前は神のうち

 今の日本では病気になっても、治す技術が発達して、子どもが亡くなるということは少なくなってきました。
 しかし、昔の日本はそうではありませんでした。特に、七歳より小さい子どもたちが病気などで亡くなることは決して珍しいことではなく、そのため「七つ前は神のうち」と言われていました。これは「七歳までの子は神に属している。そして神がその運命を決める」と考えられていました。それ以上生きることができる子どもは幸せと考えられていたのです。
 そこで、三歳、五歳、七歳と一定の年ごとに成長してきたことをみんなでお祝いをしてきました。皆さんもお祝いされたと思いますが、「無事に成長しますように」と家族が思っている気持ちは、昔も今も変わりません。

3 千歳(ちとせ)飴はなぜ長い?

 七五三のお祝いと言えば千歳飴を思い浮かべる人もいいと思います。長い飴で、袋には鶴や亀などが描かれています。皆さんがお店で買う飴は小さいですね。その方が食べやすいはずです。では、なぜ千歳飴はあのように長いのでしょうか。
 それは「長生きしてほしい」という願いが込められているからです。千歳飴は千年飴とも言われています。その名前に長生きへの思いが表れています。しかも、飴の色は紅白、袋の鶴や亀、松竹梅も全て縁起がいいものとされています。
 千歳飴は三百年~四百年も前から作られていたと言われています。我が子の成長を願う気持ちは、やはりその頃から変わらないのです。

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2012.11.14

あれこれ

フェイスブックのつぶやきからです。

・先週土曜日の学習発表会の保護者の感想が続々と担任から届く。「心を一つにがんばってきたことがどの学年からも伝わってきました」といった有難い声が大多数。意見ももちろんあるが、それは来年度の改善点ということで、これも有難い。「保護者が学校の応援団」になっていることをつくづく感じる。

・「今だけかわいがることはできる。でも、それが本当に将来のためになるのだろうか」…乙武さんの担任の言葉。本人のためを思う真のやさしさがここにある。

・今日は校報作りに時間を割く。学校ブログの告知をする。学区全世帯に配付される校報なので、地域の人はもちろん、卒業生なども興味をもってアクセスしてもらえたらという思い。その点では、学校ブログは在校生のためだけのものではないなあ。

・数日遅れたものの、「大物原稿」を送付した。ホッとした。いったん書きはじめ、それが途切れたらエンジンがかかるまで時間がかかったが、かかり始めたら終わりまでこつこつと前進することができた。やはり、書きものは「書き続けていること」が大事なんだなと実感。その方が結局他の原稿も片付いた。

・教え子に会うことは本当にうれしいことだ。今日は外勤先で偶然にも18年前の教え子に会う。7年ぶりだ。「先生、(ぼくらの)担任の時と変わらないッスね。あの頃を思い出します」という言葉はリップサービスでも嬉しい。やんちゃだった彼も間もなく30歳。すっかり落ち着いた口調。家庭をもち、子どもたちのために家を建てるという。教え子たちに会うたびに元気をもらえる、そんなすばらしい職である。

・福島県で社会科研修会の講師。真摯な聞き手だとこちらの話も熱が入る。しかも同じ東北人。初めての土地でありながら、雰囲気は自分が住む市と似ていることにも親近感。楽しく講師役ができた。嬉しいことである。

・来年入学の子たちの就学時健診。検査のために鉛筆を一人の子の机上においたら、はっきりした声で「ありがとうございます!」。そうしたら、その隣の子も後ろの子も次々と「ありがとうございます!」。何ともかわいらしいありがとうの伝染に、心も温まった。

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2012.11.13

OB会で後藤新平の名言に辿りつく

先週の土曜日にかつての勤務校である水沢小学校のOB会(教職員の)があった。
どれぐらいの比率かはわからないが、本市の多くの学校では教職員のOB会がある。現任校も含め、4校に所属しているがいずれもOB会が存在している。市外で沿岸の学校と県北の学校に勤務したが、こちらにはOB会はなかった。こちらの地区独自のものかもしれない。

さて、その中で後藤新平のスピーチが少し出てきた。震災の支援を機に他県の小学校と交流しているということである。(関連記事がこちらにあった。)
「そういえば、6年担任の時には『先人から学ぶ』というテーマで後藤新平を調べていたな…」とちょっぴり懐かしく思った。

このような時には家に帰ってから思わず調べてしまう。その中で、後藤新平が次のような名言を残しているのを知った。

「金を残すは下、. 事業を残すは中、. 人を残すは上」

これは野村克也氏が著書の中で述べていたような気がする。ここから引用していたのか…と結び付いた。さらに、なるほどなあと思ったのは、先の言葉には「続き」があった。

「されど、金なくして事業成り難く、事業なくして人育ち難し」

先のはもちろん名言。でも、この言葉も名言である。奥が深いと感じた。

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2012.11.12

30年前の教育実習を思い出した

昨日、秋田の能代市で開かれた秋田県学力向上フォーラムに参加した。「秋田県」ではあるものの、案内を全国各地に発送しているからか、県外からも多数の参加者だったようだ。やはり学力テスト日本一ということで、秋田は注目されている。

自分のめあては教育専門監の授業。教育専門監は秋田県独自の制度のようである。やはり「すばらしい」という一言に尽きる授業だった。観点別に分けても10個以上の学びがあった。教育専門監ということで多くの先生方が参観していたが、理想の授業モデルをライブで見られたということは貴重なことであろう。授業終了後には多くの皆さんが、板書や資料を改めてじっくりと見ていた。
ベテランの先生方が多い秋田県。そこでこのような授業が展開され、それをある程度技量が身についている教師がさらに学ぶ。学力は当然ついていくであろう。

さて、私はもう一つ、子どもたちのすばらしさにも感心していた。発言や学習技能はもちろんであるが、友達の発表に「うん、うん」「あーっ」といったつぶやきが自然に出てくる。さらに自然発生的な拍手も…。教師が「はい、拍手」と言って拍手するのはよく見る光景であるが、本当に自然に出て来ている…これはすばらしいと思った。
そして30年前の自分の教育実習での授業参観のことを思い出していた。

その時の授業では小学2年生だったが、友達の発表の時に子どもたちが「すばらしい考え」と思ったら拍手をすることになっていた。次々と自主的に拍手する子どもたちを見て、生意気にも私は実習ノートに「友達の発表を聞いて、わかっていて拍手しているか?疑問である」と書いた。
それに対して授業した先生は「わかる、わからないより大事なのは、拍手できる子に育てるということ」と書かれていた。自分はここで初めて「教育」の「育」を意識するようになった。

30年前の秋田で学び、そして今改めて拍手について学ばせていただいた。貴重な機会であった。

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2012.11.11

感謝あるのみ

「ひまわり社」のホームページに休業の告知が出ていました。

私にとってひまわり社は初の単著(「授業のアイデア 3・4年」)を出させていただいた出版社です。
さらに発刊は続きました。
2冊目の「ぐんぐん伸びる学力のつくノート指導のコツ」、3冊目の「手軽に発行 学級通信のアイデア40」と教諭時代に出した単著は全てひまわり社さんのものでした。

管理職になってからも「価値ある出会いが教師を変える」「力をつける授業 成功の原則」と2冊出させていただきました。感謝してもしきれないほどお世話になった出版社です。

本を発刊するのは若い頃からの夢でした。それを1冊のみならず、5冊も出させていただきました。
それだけではありません。文章を書くことの基本的なことをはじめ、人として大切なことも、出版の準備をする中で学んできました。
お話は事前には知ってはいたものの、いざ休業となると今までお世話になった様々なことが思い浮かびます。
本当にお世話になりました。
ありがとうございました。今まで発刊させていただいた本は自分の分身のようなものです。感謝あるのみです。

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2012.11.10

偶然ではあるが…

このブログにはあまり書かないが、教育書やビジネス書以外の本も時々は読む。昨日から今朝にかけて読んだ「プロ野球「衝撃の昭和史」」(二宮清純著)は個人的な趣味もあり、実に面白い本だった。
運動は得意ではないが、昔から見るのは大好き。小学校からの野球参観(テレビだが)のあれこれを思い出した。

この中で一番記憶にあるのが、近鉄と巨人の日本シリーズでの「巨人はロッテより弱い」発言である。3連勝した近鉄の加藤投手のこの発言に巨人が発奮して4連勝し日本一になったというもの。このインタビューは自分も見ていたので知っていた。
ただ、先のような発言は別の表現から切り取られたものであった・・・という話。自分もそのように発言したと思いこんでいたので、メディアリテラシーが必要だな…と感じた。当時は藤田監督だった。

さて、この本を今朝読み終わり、テレビをつけたら偶然にも、その時の日本シリーズがテレビで写されていてビックリした。NHK映像ファイル あの人に会いたい「藤田元司(プロ野球監督)」 という番組だった。(しかもたった10分)
偶然とはいえ、情報を得たからアンテナが働いて情報が入ってきたんだなあ…と思った。これは時々感じることである。

その番組で藤田監督は「選手一人一人のよい点を見ていく。そのために観察を欠かさない。期待していることを伝える」といったことを、監督時代のエピソードとして話していた。トップとして大切な心構えだと感じた。ネットで検索してみるとこちらにインタビューがシリーズで書かれていた。
特に13回には

強く期待をされているのに、
「そんなもん、知るかい!」と
いいかげんなことをやる人は、少ないと思う。
みんなが期待して認めてくれると、人間は変わる。

と書かれていた。これは子どもたちの教育にも、教育界の人材育成にもつながると感じた。偶然なことからあれこれ学ばせていただいた感じである。

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2012.11.09

りんごの交流学習

本校の学区ではりんごの栽培が盛んである。
この特色を生かして、4年生はりんご学習を総合的な学習の時間に行っている。
地区のりんご農家に何度も通い、収穫体験というところまできた。
予定していた昨日は残念ながら雨で延期になったが。
地域のよさを学ぶよい機会である。

そう言えば…ということで思い出した実践があった。
もう9年前であるが、りんご生産地の岩手とみかん生産地の静岡との交流学習をしたことがあった。それまで未経験の交流学習を初めて行う…子どもたちにとっても自分にとっても価値のある経験であった。

インターネットで探したら、当時掲載されていたサイトがまだ残っていた。こちら
プロジェクトの一環としての交流学習ではあったが、自分の実践の幅を広げたのは確かである。

この時の子どもたちは間もなく成人式を迎える。早いものである。


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2012.11.08

市民に学校を公開する日

昨日は学校公開日だった。といっても教員対象の学校公開ではなく、「市民に学校を公開する日」である。
本市ではどの学校も午前中から午後にかけて公開する(日にちは学校それぞれ)。市のHPはこちら
本校でも昨年度は朝早くから来校者があった。そこで、7時半ごろからあれこれ準備。昨年度よりはゆっくりだったが、それでも8時半ごろには一番早い参観者が来校された。

この公開日では保護者がもちろん一番多いのであるが、祖父母といったご家族、あるいは親戚の方も参観する。
これはとてもよいこと。保護者と祖母が一緒に参観される様子を見て、「これがこの公開の意義だな」と感じた。

この日が始まったのは、7~8年前ぐらいだったと思う。その時には私も担任しており、ふだんの参観者である保護者以外の方がずいぶんと教室に来られたものだった。たぶん地域の一市民だったと想像する。
地域の人が行事以外で気軽に授業を参観する機会はほとんどないであろう。その点では意義のある学校公開だと感じている。

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2012.11.07

福島での社会科講義

昨日は福島・二本松市での地区の社会科研修会に講師として招かれた。
地区の社研で、本市でいったら市教研と同様の研究会。規模も雰囲気も似た感じなので、「ホーム」という感じで講座をもつことができた。

この縁は研究仲間の阿部さんのお招き。
阿部さんとの縁も10年以上になる。最初は「小学校社会科の学習ゲーム集」という本のプロジェクトがきっかけだった。その頃はまだ本も出していなかったので、20ページぐらいの原稿が何ともヘビーだったのを覚えている。

さて、昨日の講座については阿部さんがブログに詳しく書いてくださっている。「夢が叶った」という言葉に恐縮するが、私の方も1時間半自由に「社会科」について語るという機会はなかなかない。社会科以外で全般に・・・というのがほとんどである。
自分にとって「ホーム」というのはもしかしたら、社会科オンリーという講座内容だったかもしれないな…と思った。
この点では内容をお任せしてくださった阿部さんはじめ、スタッフの皆さんに感謝である。

地区でも社会科を研究している学校は少ないとお聞きした。本県でも同様である。
講座に前に県の大会の報告があった。その中で「社会科好き」の話題が出てきた。
「ホントだな。社会科が好きという子どもたちを育てないと」と感じた。「すべきこと」も改めて見つかった意義ある福島行きであった。

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2012.11.06

丁寧に対応していただいた

所用で新幹線を本日は利用。
細かいことは省くのであるが、こちらの希望の切符と違うものを窓口で渡された。
いろいろと複雑な申し出をしたので、勘違いをされたんだなあ…と考えた。
通常であれば、すぐに「いえいえ、この切符ではなく…」と話すところであるが、もう新幹線到着の3分前。駅には10分ぐらい前に到着していたのだが、自分より前のお客さんで時間がかかってしまっていた。
「到着駅で事情を話して変えてもらおう」ということで、とりあえず乗車。

新幹線で車掌さんが通りかかったので、事情を話した。次の駅に到着するので、「またあとで来ます」とのこと。
ここからずいぶん丁寧に対応していただいた。
再度来た時点で、「出発駅に確認し、到着駅にも連絡を済ませておきました」ということである。何とも有難いことだ。
そして、到着駅に改札で駅員さんに確認すると、「連絡を受けておりました」ということで、これまた丁寧に「みどりの窓口」まで一緒に歩いてご案内していただいた。
販売担当の方に、事情を話してくれるところまでやっていただいた。
この丁寧な対応ぶりに実に感心。

こういう親切を受けると、その心を真似したくなる。
担任時代、子どもたちにはよく「親切は他に人にうつるもの」と話していたことを思い出した。

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2012.11.05

PTAバレーに思う

10月は本区の学校(小中合わせて16校)ではバレーのシーズンである。11月上旬のPTAのスポーツ交流会に向けて熱が入る。
私も本校PTAの事務局ということで週に3回の練習に参加した。夜の7時~9時までということだが、適宜休みながらなので実際に体を動かしている時間はその3分の1ほど。それでも勤務後の練習で結構体力的には厳しいものがあった。

それでいながらやはり参加することは楽しいものである。それは保護者とのつながりが深まるからである。

もともとのスタートは初任校時代。「最若手」というだけでPTAバレーでの練習は当然参加。学級経営も授業の準備も不可欠なのだが、それでも練習には参加した。結果的にはこれが大変よかった。自分の学級はもちろん、PTA役員や他学級の保護者との関係が生まれたからである。
若手教員にとってみれば、信頼されるものがあったら何にでも参加してみるもの…と感じたのである。

本校での練習でも昨年、今年と若手の先生方が一生懸命に練習に参加していた。かつての自分を思い出しながら、「すばらしいこと」と感じた。

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2012.11.04

更新しやすさ

本校のブログをスタートしてから1ケ月あまり。
10月は勤務日は毎日更新ができた。簡単な記事がほとんどだが、まずは毎日更新することが大切だと思っている。大きな行事が終わった今月からは、各先生方にも更新を…と考えている。

さて、ブログはやはり更新しすいというのを実感している。
今日はこれをアップと思って、写真を撮影して5~10分の時間で更新する。すきま時間でアップする感覚なので、負担感がない。まあ、自分自身がブログ更新になれているということもあるが。
また、「学校でなければ更新できない」ということもないので、本日中央体育館で開催されたPTAバレーの記事もアップできる。

まだまだアクセス数は少ないものの、じわじわと広がってアクセス数が増えればと思っている。そのための作戦も練っているところである。

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2012.11.03

文化に触れよう 文化の日

1 文化の日に文化勲章授与

 十一月三日は文化の日です。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日となっています。
そもそも「文化」という言葉はどういう意味でしょう。一般的には「人類が築き上げてきた成果」を指します。たとえば「日本の文化」と言えば、茶道、落語、俳句といったものが思い浮かぶでしょう。
それらの文化の中でも、芸術や科学などは時代ごとに大きな発展をとげてきました。
この文化の日には、科学技術や芸術などの文化の発展につくした人たちに「文化勲章」が渡されます。今まで、画家、俳優、小説家、科学者、ノーベル賞受賞者など、年に5名ぐらい文化勲章を受けています。

2 いろいろな人に贈られる「勲章」と「褒章(ほうしょう)」

 文化勲章は限られた人に対してですが、一般的な勲章となるともう少し多くの人に授与されます。しかも春と秋の二回に渡っての授与となります。文化の発展に築かれた人だけではなく、警察官や自衛官など危険な仕事についている人、外国人で日本の発展のために尽くした人にも贈られます。
 また、勲章とは違うもので「褒章(ほうしょう)」というものもあります。これは、社会のための奉仕活動に努めた人や多くのお金を寄付した人などに授与されます。人命救助をした人にも贈られる場合があります。過去には、十五歳で人命救助をして受賞した人もいます。

3 博物館に行ってみよう

 皆さんは博物館に行ったことがありますか。
 博物館とは、ある分野に関するものを集めて展示している施設です。たとえば、美術館だったら、絵や彫刻といった美術作品が集められています。科学館であれば、皆さんが興味をもつような実験機器があります。
 そのような博物館に行くと、「人類はすごいなあ。このような機械を発明するなんて」「このような絵を描くことができるとは、何とすばらしいことだ」といつも感じます。人間の偉大さを感じるとともに文化のすばらしさも感じるのです。
 皆さんも、ぜひ近くの博物館に出かけてみてください。きっとすばらしい文化を感じることができますよ。

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2012.11.02

「道」の文化

昨日11月1日は古典の日。その日があることは情報として知っていたが、昨日になってあちこちの情報から、「古典の日に関する法律の施行」が行われていることを知った。(不覚・・・)

さて、古典に関係する子ども向けの文章を書いていた。ここに紹介する。

「道」の文化

1 書写と書道

 国語で「書写」の時間があります。硬筆・毛筆の書写が得意な人もいれば、苦手な人もいますね。
 その書写と関係のある言葉に「書道」があります。「書写」が「文字を正しく整えて書き写すこと」であるのに対し、「書道」は「文字の美しさを表す文化」です。
 このように、「~道(どう)」という名前がつく日本の文化は他にもたくさんあります。「茶道」はお茶をたて振る舞うものです。「華道」は草花を器に挿して表現したり鑑賞したりするものです。「香道(こうどう)」と言って、香りを楽しむ作法もあります。

2 「道」の特徴

 「道」は、人として修行を目的として行う専門分野を示す言葉として使われます。
 何事でも習い始めて努力を重ねれば、その分野での技を磨くことができます。それには終わりがありません。修行をして技が高まり、同時に人格の向上につながること、それが「道」の特徴です。
 たとえば華道では、ただ美しく挿すだけでは十分ではありません。その草花の生命の大切さを感じる心を育てることが華道です。そのために、師から弟子に厳しく教えます。それが稽古です。花を生ける技術だけではなく、その考え方や人としての生き方まで及びます。
 これは華道だけではありません。他の芸道についても同じです。

3 書道のすばらしさ

 皆さんは毛筆の書写を学習していますが、ふだんの生活で筆を使うことはほとんどありませんね。鉛筆やボールペンが中心ですね。しかも、毛筆で字を書くことは難しいと思っている人も多いですね。墨や硯なども簡単に持ち運びができません。
 ただ、鉛筆やボールペンは限られた太さでしか書くことができないのに対して、毛筆は細い線から太い線まで一本の筆で表現できます。さらに「濃い淡い」といったものもできます。
 また、日本に残っている書道作品は、昔から日本で作られていた和紙に書かれており、保存性は優れたものです。千年以上の前の書も残っているほどです。
 書写では、それらの文化の一部を学んでいることになるのです。

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2012.11.01

自己肯定感

昨日は出張とPTAバレーの合間を利用して、明橋大二氏の講演を聞かせていただいた。
(バレーのために途中退席したのが申し訳なかった…)
明橋氏は「子育てハッピ―アドバイス」で有名で、私自身も幼児向けの原稿を書いていた時に参考にさせていただいた部分が結構あった。

昨日はいくつも印象的な話があった。

○今の子どもをめぐる問題の根っこは、「自己肯定感の極端な低さ」
○「子どもの自己肯定感を育む」 これ一点を目標に制定されたのが子どもの権利条約
○絵本「ええところ

講演のよさは、自分の視野が広がるということである。日本の子どもたちの自己肯定感が低いということは知ってはいたものの、改めてデータやエピソードを紹介されると強烈な印象になって残る。そして、自校の子どもたちはどうなんだろう?という実践への足がかりも頭の隅に残すことができる。
絵本については、紹介されたと思われるところではすでに退席していたが、調べてみると授業で活用できるのではないかと思い、さっそく注文をした。知識が増えるという点でも講演を聞くということ自体が意義あることである。

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