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2012.11.12

30年前の教育実習を思い出した

昨日、秋田の能代市で開かれた秋田県学力向上フォーラムに参加した。「秋田県」ではあるものの、案内を全国各地に発送しているからか、県外からも多数の参加者だったようだ。やはり学力テスト日本一ということで、秋田は注目されている。

自分のめあては教育専門監の授業。教育専門監は秋田県独自の制度のようである。やはり「すばらしい」という一言に尽きる授業だった。観点別に分けても10個以上の学びがあった。教育専門監ということで多くの先生方が参観していたが、理想の授業モデルをライブで見られたということは貴重なことであろう。授業終了後には多くの皆さんが、板書や資料を改めてじっくりと見ていた。
ベテランの先生方が多い秋田県。そこでこのような授業が展開され、それをある程度技量が身についている教師がさらに学ぶ。学力は当然ついていくであろう。

さて、私はもう一つ、子どもたちのすばらしさにも感心していた。発言や学習技能はもちろんであるが、友達の発表に「うん、うん」「あーっ」といったつぶやきが自然に出てくる。さらに自然発生的な拍手も…。教師が「はい、拍手」と言って拍手するのはよく見る光景であるが、本当に自然に出て来ている…これはすばらしいと思った。
そして30年前の自分の教育実習での授業参観のことを思い出していた。

その時の授業では小学2年生だったが、友達の発表の時に子どもたちが「すばらしい考え」と思ったら拍手をすることになっていた。次々と自主的に拍手する子どもたちを見て、生意気にも私は実習ノートに「友達の発表を聞いて、わかっていて拍手しているか?疑問である」と書いた。
それに対して授業した先生は「わかる、わからないより大事なのは、拍手できる子に育てるということ」と書かれていた。自分はここで初めて「教育」の「育」を意識するようになった。

30年前の秋田で学び、そして今改めて拍手について学ばせていただいた。貴重な機会であった。

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