100年以上前にあった教育の不易
先週の石巻での研修会の昼食時に、石巻小学校の伝統文化教育が話題になった。私のブログのテーマでもある日本のよさを具現化している教育であり、私自身も様々な書籍等で知っていた。
このようにして改めてホームページで見ると、日常の中での指導でもどんどんと出来るのだなあ…と感じる。一つ学ばせていただいた。
さて、もう一つ、この小学校のことで話題になったのは明治42年に制定された「教員心得」である。
一 手ぶらで教へよ 教案ヤ用書等ヲ見ナガラ教ヘルナ
二 對話(タイワ)的に教へよ 講演流ヲ避ケ家庭的ニセヨ
三 少しつつ教へよ 根ヲ堅メルタメニモ,特ニ劣等生ノタメニハ・・・等、17項目が示されている。こちら。
100年以上も前の心得であるが、今も十分に通用するどころか、今その教えを新たに学ぶべきと感じている。
その点で驚く。特に次の2つは心したい。
十四 品格を保て 自己ノタメニモ,兒童ノタメニ
十五 舊習(キュウシュウ)に泥(ナズ)むな 讀書セヨ,研究セヨ
Comments
オオサワさん、コメントありがとうございます。
そうですよね。何度も読み返したくなります。
Posted by: サトマサ | 2012.12.01 07:10
思わず背筋が伸びました。
Posted by: オオサワ | 2012.12.01 00:32