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2012.12.19

教え子たちによく出会う

12月に入ってから、教え子たちによく出会う。

・「近くで側溝工事をします」と学校に挨拶に来た教え子(初任校でミニバスを教えた)
・ファミレスに入ったらご案内をしてくれた教え子(担任した学年の他学級)
・研究発表会会場のホテルでサービス担当の教え子(委員会活動で指導をした)
・個人病院に行って院長さんの代わりに接種してくれたお医者さんになった教え子(隣の学級)

このように教え子といっても、自分が担任した子たちではない。でも、何かしらの縁で子どもたちは自分を知っているし、こちらも子どもたちを知っている。
時間があれば雑談もする。そういう時によく言われるのは、「先生、よく覚えていますね」。担任ではない子たちでも、縁がある場合には何らかのエピソードがあるものだ。そのことを話した時に言われるのである。

それにしても担任以外の子によく会うには自分の教師歴とも関係があるなと思う。
担任時代は22年間だが、そのうち12年間を「学年主任」として過ごした。
その時には「学年全員の子たちの担任」という思いで過ごした。他学級の子たちもよく覚えたし声掛けもした。
その点では担任した学級の3倍、4倍の子たちを覚えていることになる。

それにしても立派にてきぱきと仕事をしている子たちを見ると、「頼もしいな」と思う。そして、自分もがんばらなければと思う。子どもたちの成長は担任ではなかったにしても教師に励みなのである。

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