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2012.12.06

記録する

本校の研究授業にはフルペーパー指導案の主題研究と、自分で教科を選んで指導案も簡素な研究授業の2種類がある。
目的も、参観スタイルも、研究会もそれぞれ異なっている。先生方の授業改善のためには、この両面スタイルがうまく機能していると思う。
そんな中、後者の研究授業の授業記録を担っている。

・A4で4枚分
・授業会場でパソコン使用
・記録性のある写真(ノートや子どもの板書、動作)も同時にとり、1授業に7~8枚挿入

授業終了後、若干の加工作業に10分間ぐらい費やして完成である。そのまま記録集に転載できるように…と考えて仕事をしている。(これに「解説」等が加われば理想であろう)

授業記録といえば忘れられない原稿がある。何の雑誌に掲載されていたかは忘れたが、向山行雄氏が授業終了時に授業記録を1枚きっかりにまとめるというものである。その実例も雑誌に掲載されていたが、それは見事なものだった。
ネット上で探してみたら、別のこちらの大会集録が見つかった。
「これは自分が行きたかったが諦めたものだ!」と思わずよろこんでしまった。
しかも大会の記録だけではなく、運営面の資料も多く掲載されている。このような舞台裏の資料は実際に経験していないとなかなか入手できないものである。

記録に残すことの意義をあれこれ考えた日だった。

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