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January 2013

2013.01.31

すばらしい学校、学級

本日は他校での登壇。県内の研究校の校内研究会に招かれた。
5年生への飛び込み授業。
そして、先生方への講義である。

授業の進度が「情報」ということで、夏の名古屋のセミナーで行った模擬授業を半分ほど活用。
すばらしい子どもたちだった。底抜けに明るい。発言しながら、学習に関連した笑いもどんどん出てくる。
それでいて、後段の思考場面では社会的なものの見方、考え方に関する発言が連続で出てきた。担任の指導力の賜物であろう。

さらに研究会もすばらしかった。子どもたちを急いで帰して忙しいはずなのに、時間の3分前には皆さん集合。
聞の時の真剣な様子が印象的だった。
私自身の講義が終わり、質問タイムに入ったら、5人の先生方から鋭い質問が続々と出てきた。その意欲は伝統校の教師、研究校の教師を感じさせた。

合間に管理職や研究担当の先生方の話をさせていただいた時には、それぞれの立場で奮闘されていることをお聞きした。

今回は私は講師として参加させていただいたのであるが、学級の子ども、その担任、教職員集団、そして学校のリーダー。それぞれの立場の皆さんから、多くのことを学ばせていただいた。
登壇することは、その役割自体で得をするが、今回は「すばらしい学校・学級」の姿も視察させていただいたメリットも大きかった。本当に有難い講師役であった。

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2013.01.30

雪を楽しむ・雪を生かす

先週、越後湯沢駅から見た雪の多さに改めて驚いた。雪があるが故の大変さと共に、雪と付き合ってきた雪国の人々。そのことについて子ども向けに書いた文章を紹介します。(再掲)

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1 冬といえば「雪」

 冬になると雪のニュースが流れます。
 「初雪で雪だるまを作った」「スキー場は大賑わい」といったニュースなら楽しいのですが、雪のために苦労している地域もあります。大雪で列車が走らなくなった、雪かきが大変、吹雪で交通事故が起きた、雪崩で人が巻き込まれた・・・どちらかといえば雪の被害を受けているニュースの方が多いかもしれません。
 皆さんも「雪で滑って転んだ」「寒い思いをして大変だった」という経験がある人もいるかもしれませんね。時にはけがにもつながりますから、十分に注意しなければいけません。

2 雪を楽しむ

 そのような雪ですが、日本人は昔から雪と上手に付き合ってきました。
 たとえば「かまくら」です。秋田県や新潟県といった雪の多い地方で、雪で大きな家を作ります。その中で水神様をまつったり、子どもたちが餅を食べたり歌ったりする行事です。何とも雪国らしい行事です。
 また、雪合戦は皆さんも知っていますね。この雪合戦は単なる遊びではなく、今は雪合戦大会があります。大会で使われる雪玉を作る道具もあって、本格的なものなのです。何と外国の大会まであり、そこではそのまま「ユキガッセン」という名前が使われています。
 かまくらも雪合戦も雪にちなんだ日本の文化です。

3 雪をエネルギーとして使う

 また、雪はさまざまな研究の対象でもありました。
 たとえば、今から七十年以上前に北海道の中谷宇吉郎(なかうきちろう)教授が、人工の雪の結晶を作りました。これは世界で初めてのことでした。
 また、今は雪をエネルギーとして開発する研究が進められています。冬に大量の積もる雪を夏場の冷房のエネルギーにしようとする研究です。もともと日本では「雪室(ゆきむろ)」といって、冬にできた雪を小屋の中に閉じ込めておいて、夏に利用している地域がありました。それと似た考えで、冬に積もった雪を大きな貯蔵庫の中に貯めておきます。それを夏になって、冷気や冷水にして冷房にするものです。夏のクーラーがわりになるだけではなく、野菜などを冷やしておいて、新鮮さを保つことができます。
 このように雪を生かす研究も今は進められているのです。

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2013.01.29

ボクらの時代

日曜日の朝に時々見ている番組「ボクらの時代」。
「3人」の話というのが一つのミソだなと思う。2人より話題が広がるし、4人以上のように拡散し過ぎることもない。

日曜日に見たのが、坂本選手、田中投手、澤村投手の同学年の話だった。自分の年齢の半分の若者の話であるが、興味のある部分も多かった。すでに一流の選手である彼らだからこその話である。

「甲子園で準優勝で、周囲が齋藤投手ばかりに注目が集まった。がんばろうと思った」
「自分は甲子園に出ていない。出ていないからこそ、大学で中途半端にならずに済んだ」

レベルの高い段階での「挫折」ではあるものの、それが今のエネルギーになっているのであろう。

「同学年といっても、高校卒業で4年間やってきたプライドがあった」
「それだからこそ、同学年でも敬意を払ってため口ではなく、きちんと挨拶をしなければいけないと思った」

自分ぐらいの歳になってくると、研修会の講師は年下の方が多くなってきている。比率から言ったら多いぐらいかもしれない。
しかし年下でも、一つのことを貫いてきたからこその専門性がある方ばかりだ。そういう点では年齢に関係なく、学んでいこうと思う。

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2013.01.28

視野が広がる

先日、とある講演をお聞きした。
管理職になってから、様々な講演を聞く場は確実に増えた。自主的な研究会はもちろん、PTAの大会だったり、任意団体の研究会だったりと時間の都合がつく限り参加させていただいている。時には、要請されたものもあるが、それはそれで自分の未知の分野のものもあるので、新しい知見を得るものも多い。

先日の講演もそうであった。
お医者さんの講演だったが、専門的な話の他に、「目と洗顔率の関係」「ハンカチの清潔さ」といった実際の子どもたちの指導に関わる部分で新たな視点を得ることができた。専門家から学ぶ意義は大きい。
たとえば、手洗いの奨励や清潔なハンカチをもってくるように学校は指導しているであろうが、その意義を写真入りで紹介したら、その効果はやはり違ってくるだろうと感じた。
(それにしてもネットでのメガネ販売は知らなかった…)

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2013.01.27

学び続ける情報

定期的に読んでいるこちらの冊子に「学び続ける教員をどのように育成するか」という特集が掲載されていた。
若手にしても、ベテランにしても「学び続ける」ということは、これからの社会を生き抜く子どもたちを育てるのだから不可欠なことだと改めて感じた。

自分の仕事のヒントとなる言葉も。

・その(学校組織の)特徴は「クモの巣(ウェブ型)」と言ったほうが現実にマッチしている
・今の子どもたちが、これから10年後20年後、どういう社会で生きているのか、という認識が教員に弱いのではないか。

学校組織を考えていくうえで、さらにこれからの社会科教育を考えるヒントとなった。

その冊子の中に「生徒指導リーフ」の記事をみつけた。
以前にも見た記憶はあったが、改めて読むと貴重な資料である。自分が今まで学んできても、それを持続させなくては力は落ちていく。生徒指導の分野も同じ。改めて勉強しなおそうと思っている。

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2013.01.26

地区社研から学ぶ

昨日は久しぶりに一関地区社会科研究会に参加させていただいた。
自分自身は奥州市であり、この地区の社研会員ではないのだが、熱心な先生方が揃っているということもあり、ご好意で参加させていただいている。(私の他にも奥州から数名参加している。)

特徴的なのは若い先生方の会であること。岩手では圧倒的に50代と40代後半の教師が多い。大量採用だった時代である。(その分、20代、30代は狭き門となり、今も30代後半でも多くの職場では若手である。)

だから若手の先生といっても十数年の経験がある先生も多い。自分の経験でも学級担任として充実していた時期だった。
そのような先生方の話を聞くのはよき学びになる。担任としてのエネルギーが伝わってくる。
さらに若手教師からの質問コーナーがよい。昨日は席がえと算数のまとめの問題の作業方法等でだいぶ盛り上がった。
質問に答えるということは、自分の授業観や教育観を見直すきっかけとなる。若手にとってもメリットであるが、答える方にとっても意義があることだ。

行きは吹雪で1時間以上かかり大変な移動であったが、十分なエネルギーをいただいた。年輩の自分も入れさせてもらって学べることは実に有難いことである。

 ※こちらに様子が書かれています。私については誇大広告気味ですが…(笑)

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2013.01.25

我が学生時代

先日の富山紀行のことを高橋先生がブログに書かれていた。こちらから参加希望を出して行ったので「ゲスト」と言われて、少し恐縮。

ところで、この研究会には高橋研究室の3.4年生の皆さんが数人参加されていた。驚いたのはその学生さん方が研究会翌日から次々と研究会の感想(そこには私のトークへの感想も入っている)を寄せていたことだ。
その日は懇親会。翌日は日曜日。誰しも一息つきたいようなところだが、学生さんたちはそうではなかった。しかもその感想も具体的、建設的なものばかり。つくづく「鍛えられている」と感じた。

自分の学生時代はどうだったろう?とそれらの感想を読みながら思った。3年、4年時は家庭事情でアルバイトにかなり精を出していた時代。
大学の講義や研究室で教師になるための勉強はしていたものの、研究会に参加したり、講座の感想を的確に書けたという記憶はない。サボっていていい加減という学生ではなかったが、この間接した学生さんたちに比べたら全く恥ずかしい限りである。
その結果、採用数が多かった時代なのに2年間で採用試験に3度落ち、やっと岩手で合格した。まあ、教員になってからは、「プラスアルファの努力はした」と言えるが。

ただ、大学の恩師には恵まれた。卒論担当の對馬先生には自分の境遇を案じていただいて、大変お世話になった。先生の教育史の講義で外国の教育学者の本を読んだことも、今の自分の基礎体力になっているだろう。
ドイツのディースターヴェーク研究の第一人者であったので、氏が言っといわれる「進みつつある教師のみ人を教える権利あり」という言葉についていつか伺いたいものだと思う。

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2013.01.24

学校危機管理

「総合教育技術」の2月の特集は、「学校危機管理の新常識」である。
その特集で真っ先に書かれているのが星幸広氏。直接お話は聞いたことがないのであるが、「明日の教室」(京都)で登壇された時に記録を見て、これは本を買わなければと思った方だ。

実践 学校危機管理 現場対応マニュアル」も「先生!親ってそんなに怖いんですか?」も、実に有意義な本であった。
今回の特集も「新常識」を学ばさせていただいた。どの分野でも一流はやはり違うと実感。

現場のレポートには大阪教育大学附属池田小学校が紹介されていた。あの事件から10年以上経ている。辛く、長い年月だっただろうが、信頼回復のための様々な取り組みが紹介されている。

このような危機管理の話は、今の自分にとっては「切実」というものではない。しかし、その日はいつか突然やってくる可能性はある。少なくてもゼロではない。だからこそ、平時に多くのことを学んでいかなければいけないと思っている。

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2013.01.23

地理について調べたくなる

未踏の地に行くことは自分の地理的関心を広げる。
先日の北陸行きはまさにそうだった。
たとえば次のようなことだ。

○6時間かけて岩手から富山に移動したが、その間の気候はずいぶん違っていた。
 東北と関東では晴天。トンネルを抜けると新潟では豪雪。
○富山や金沢では雪はなかった。「雪が多い」という思いこみがあったことを改めて感じた。

このようなことを調べているうちにこちらのサイトに辿りついた。自分の県や市をチェックしてみると、「うん、そうそう」「あるある」というのが出てくる。楽しみながら読める内容である。富山県もおもしろい。
地域や県のちょっとした小ネタを考えるヒントとなりそうだ。公的なデータと合わせれば教材になる可能性もありそうだ。

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2013.01.22

「君の歳にあの偉人は何を語ったか」

一昨日、51歳の誕生日を迎えた。区切りの50歳だった昨年と違い、今年は通過点。
ただ、一つの節目である。本屋に行って眼に入ってきたのが、「君の歳にあの偉人は何を語ったか」という本。誕生日の日だけにこのようなタイトルに惹かれるのであろう。

最初は自分の年齢の近辺の言葉に眼が行くが、どれもこれも至言であった。(しかもあまり聞いたことのないものが多かった)
その中で特に響いた言葉。

○「よく覚えとけ、現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところでしかたない。現実は事実だ」(立川談志 49歳のことば)
○「自分はまだ67歳でしかない。明日から早速、ゼロからやり直す覚悟だ」(エジソン 67歳のことば)

エジソンは工場が火事で焼けた時の言葉である。自分もいいかえるのなら「まだ51歳でしかない」。まだまだがんばろう。

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2013.01.21

大鵬親方の大きな靴

大鵬親方が亡くなった。
小さい頃のテレビのスポーツ番組といえば、プロ野球巨人戦(秋田ではみんな巨人ファンだった)、プロレス、そして大相撲だった。
大鵬の現役時代はかすかに記憶がある。小学校低学年のころに、貴ノ花に敗れた相撲(引退決意の相撲)などはライブで見ていた。学校でも休み時間の遊びは相撲が多かった。

その大鵬親方と一度お会いしたことがあった。自分の中では大きな思い出である。
合うといっても、一方的にであるが。
大学1年生の時に、秋田の竿灯祭りで会場そばの料亭でアルバイトをした。下足番である。著名な方々が来られる料亭だった。竿灯の期間は大忙しということで、靴の管理や桟敷席の準備や片付けがアルバイトの私たちの仕事だった。(今考えると時給の割にはハードなアルバイトだった。それでも4年間、竿灯の期間の数日はずっと続けた)

大鵬親方の奥さんは秋田出身なので、大鵬もその料亭の竿灯の常連さんだったらしい。女将さんからは、あらかじめ予告されていた。
なかなか有名人とお会いしたこともない自分は、とても楽しみにしていた。そしてお店に実際に現われた時には、「ああ、大鵬だ」と勝手に感動したものだった。

「お靴をお預かりいたします。これが番号札です」
「ああ、ありがとう」

短い会話だったが、自分にとってはちょっとした自慢だった。
預かったくつは実に大きかった。そして重かった。こっそりと自分の足と比べて、「27cmよりも5cmは長いな。幅も広い。やはり横綱になる方だ」と感じたものだった。
この自分の思い出は昭和55年。それから30年以上経ている。昭和が遠くなっているわけである。

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2013.01.20

自主的な学びを減らしてはいけない

昨日からの北陸紀行の話。
上越新幹線は今まで何度か乗ったことがある。今回改めて乗って、高崎から越後湯沢のトンネルの長さを実感した。景色も一変。雪国育ちではあるものの、その積雪量に驚いた。
調べてみるとこのような歴史もあった。このような先達のおかげで今の日本があることを改めて感じた。

今まで上越新幹線を利用したのは研修会や学会参加のためだった。
印象に残っているのは2000年6月の上越教育大学附属小の公開。総合的な学習をめあてにした公開参加だった。授業そのものもだけではなく、ポスターセッション型の分科会(しかも一人一分科会)も圧巻だった。その時の研究冊子のビジュアルさにも驚いた。(かつて大手町小の生活科研究紀要にも驚いた)

もう一つは2002年11月の長岡での日本教育工学会。情報教育を学ばなければ・・・との思いで参加した学会だった。「研究」と「情報教育」について学びスタートになった。

どちらも自主研修。自腹での学びは遠いほど自分の中に入ってくる。
上記の研究会から10年以上経った。今も確実に自分の学びの礎の一つになっている。

そして今回参加した情報研。
上記の研究会の頃から継続してい行っている。主宰されている高橋先生の魅力、そしてレベルの高い話し合いをされる富山の先生方、鍛えられている学生さんの三者が融合して、価値ある研究会となっている。参加しただけで十分にエネルギーをいただいた。
私も教師力をテーマに話させていただいたが、事後にメールで感想が寄せられて来て、その面での学びも大きい。

いつの間にか講師で遠い所に呼ばれることも増えたが、自主研修の学びを減らしてはいけない。今回もそのための北陸紀行であった。

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2013.01.19

年をとるのも悪くはない

年を重ねてくると体力低下を自覚したり、「教員生活もあと10年を切った」といったことを意識したりする。それはどちらかといえばマイナス思考。同世代の話題は健康面が多くなってきた。

ところが「年をとるのも悪くはない」と思えることももちろんいくつもある。その一つ。50歳以上限定・JR東日本の「大人の休日倶楽部」などはその最たるものである。昨年の6月も割引チケットでよき経験をさせていただいた。

今回も割引チケットで長年「行きたい」と思いつつ、行ったことがなかった北陸に行くことができた。
これはあくまでも自主研修の一環であるが、やはり未知の地に行くことは短い時間でも、興味の幅がぐんと広がる。もちろん研究会もすばらしいものだった。時間をかけて参加した甲斐があるものだった。

年をとるのも悪くはないのだ。

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2013.01.18

道徳教育2月号

連載している「道徳教育」2月号が出版されました。

今月の名言は、「一生幸せでいたいなら、正直でいることだ」です。これはイギリスのことわざです。
正直でいることがどれほどの大切かを示すものです。実はこのことわざの前には四つの文があります。

一日だけ幸せでいたいならば、床屋にいけ。
一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。
一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚をしろ。
一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。
一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。

人生での幸せの価値を考えさせられることわざです。

くわしい目次はこちら。アマゾンはこちらです。

さて、1月号では「ならぬことはならぬものです」をとりあげました。NHK大河ドラマの「八重の桜」で、何度もセリフとして出てきます。これを意識して選んだわけではありませんでしたが、タイミングがよかったとつくづく思っています。

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2013.01.17

冬休み終了と学校ブログ

他地区と違い長い冬休みも今日で終了。よき冬休みであった。
スタートが京都での「明日の教室」。もうかなり前のことのように思われる。自分にとって節目となる講師役だった。間もなくDVDになる。
年末の名古屋・伊勢の家族旅行。念願の伊勢神宮に行けたことに満足。
大みそか、3ケ日はあっという間に過ぎ、4日以降は市研究発表会のプレゼン、通常の学校の業務等で一週間。3連休からは次に向けてのステップであった。

さて、この冬休みは学校ブログも何とか毎日更新できれば・・・と思っていた。先生方へのレクチャーもしたいと考えていたので、両方をミックスするサポートを行った。「日直の先生が2学期の振り返りとして更新する」という方法だ。
自分が一日出張の日がなく、毎日出勤だったので結果的に学期中と同じように平日オール更新ができた。(さらに言えば大みそかと元日も更新)
軌道にのってきたので3学期は多人数による更新が期待できる。

ちなみに学校ブログというのはあくまでも学校広報活動の一環。
こちらのサイトで勉強をしている。そして、その考え方を先生方に広めていくのも自分の大切な役目である。

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2013.01.16

あと1ケ月でフォーラムです

2月16日(土)の「愛される学校づくりフォーラムin東京」まで1カ月となりました。
告知されたのがほぼ1カ月前。すでに200名以上の申込があり、定員の残りも2ケタとなっています。
このようなイベントは各自の予定が確定するラスト数週間に申し込みが増えることが多いです。現段階でこのような状況です。希望される方はお早目にどうぞ。我が岩手からも数名参加(しかも初東京研修という方も…)という意志表示を受けています。

私自身は今回の模擬授業のために、いい勉強をさせていただいています。今回の登壇のおかげです。午前中の「教育の情報化」の劇の準備も確実に進んでいるようです。どうぞ皆さん、ご期待を!

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2013.01.15

30年前の自分たちと比べる

昨日は成人の日ということで、朝からいくつもの関連情報が入ってきた。
まずはこちらのニュース。9割が将来に心配、一番大切なのがお金という内容に、自分の20歳のころと比べてしまった。あの頃はお金がなかったものの、将来は何とか食べていけるだろうと自分たちは思っていた。それぐらい世の中が元気だった感じがある。だから「お金よりも時間」「お金よりも読書・映画」だった。
そう思うと、このように思ってしまうような社会にしてしまったこの20年を申し訳なく思う。

もう一つ。今度はこちらの朝日新聞の社説。データをもとに若い世代の頼もしさを書いている。確かに自分が知っている学生さんたちを見ていると、自分の学生時代と比べものにならないくらいしっかりと勉強をしている。ボランティア精神も旺盛だ。

思えば私たちは「シラケ世代」と呼ばれた。その世代もあと10年ぐらいで社会の一線を退く。後の世代が活躍できるように残りの期間は燃える世代でいたいと思う。

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2013.01.14

成人の日 おとなになるお祝い

本日は成人の日。
昨日紹介しましたが、私が担任をした子たちも今年成人です。「水沢方式」という感動的なセレモニーが特徴です。

1 「おとな」になる人をお祝いする日

 一月の第二月曜日が成人の日です。
 「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」ことを目的とする祝日です。
 ところで、「おとな」は何歳からだと思いますか?
 二十歳からです。成人の日は二十歳になる人をお祝いする日なのです。
 二十歳になったら、それまで禁止されていたお酒やたばこも許されます。また、選挙で投票することもできます。
もっとも結婚は、二十歳より前の男子は十八歳、女子は十六歳ですることができます。外国では、十八歳をおとなとしている国も多いです。

2 昔は十六歳ぐらいでおとなになった

 ところで、今は二十歳でおとなの仲間入りですが、昔は十六歳ぐらいでおとなとして扱われていました。
 「元服(げんぷく)」と言って、男子を子どもの髪型からおとなの髪型に変え、頭に冠を身に付ける行事がありました。
子どもによっては、十二歳ぐらいで元服する例もあったそうです。
 十二歳といったら小学校六年生です。「小学生でおとな?」と思ったことでしょう。確かにピンと来ませんね。戦いが多かった時代は早くあとつぎを決めるために、元服も早くしたと言われています。

3 思い出に残る成人式に

 成人の日には多くの地域で成人式が行われます。振袖の着物を着て、式に参加する人を見たことがあるかもしれません。
 成人式で騒いだり、暴れたりするマナーの悪さがニュースになる場合がありますが、多くの市町村では思い出に残る式を工夫しています。たとえば、親が我が子にお祝いの手紙を書き、それを会場で親が実際に読むという市があります。親が登場することは内緒です。心のこもった愛情あふれる手紙に、思わず泣いてしまう人もいるそうです。
これならば、一生思い出に残る成人式になるでしょうね。

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2013.01.13

最後の「担任業務」

今日は本市の成人式である。
8年前に担任した子たちも成人を迎える。
同時に自分が8年後に先送りしていたとある「担任業務」をしなければいけない。
「8年後への自分の手紙」の発送である。
これは卒業時に20歳になる自分に向けて手紙を書き、それを私が保管し、8年後に郵送するというものである。
最初に行ったのは10年前。今は30歳の子どもたちが20歳の時だ。正しく言えば、その8年前に書かせた。
その時のことを原稿に書いたことがあった。

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赴任2校目の奥州市立岩谷堂小学校で卒業する子どもたちに「20歳の自分への手紙」を書かせたことがあった。「あなたは今、何をしていますか。『自分の店がほしい』という夢はかなっているかしら。今は、どこで暮らしているの?」といった自分へのメッセージを書いていた。その手紙を私が8年間保管し、約束通り子どもたちが20歳になった時に送付したのである。
発送後、「8年前の自分からの手紙」に子どもたちから次々と連絡が来た。「小学校時代を思い出しました」「自慢の手紙です」というように嬉しい声が続いた。
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今回は5日ほど前に発送。転居した2通が戻ってきたので、電話で新住所を確認して再発送をして何とか間に合わせた。
それにしても10年前と違うのは子どもたちのメディア環境だ。一人の子がフェイスブックにその手紙を公開し、何人かのクラスメートがコメントを寄せていた。実際に会うことはないのであるが、ネット上で教え子たちの様子をほほえましく感じたのであった。

この手紙で最後の担任業務を終えた。

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2013.01.12

チーム連載終了

まだ雑誌は出ていないのであるが、今度の小3教育技術誌3月号(2月中旬発売)で、2年間にわたるチーム連載の一切が終了する。
すでに昨年の12月に原稿は提出しているので一区切りはついているのであるが、このチームでの打ち上げが昨日あった。キックオフ会議が2年前。基本的にはメーリングリストでの原稿検討、情報交換なのであるが、同じ岩手にいるメンバーなので、会議や懇親会やらで何度も集まった。

昨日は5人でその思い出を語りながら、あれこれ情報交換。5時間があっという間だった。
こちらにその様子が書かれている。

話をしながら、2年間、このメンバーで一緒にできたことを誇りに思った。
自分以外は皆30代。
立場上は皆さんが私から教えられるということになる。
しかし、どんどん伸びていくメンバーから刺激を受け、私も多くのことを教えられたと思っている。その点で、自分ぐらいの年齢になると、どんどんと年下の先生方から学んでいくことは大切である。

グループ連載は終わりであるが、自分のことを考えたらこれからますます充実期に入る先生方だ。これからも縁があり、一緒に仕事ができる縁があるのでは・・・と願っている。

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2013.01.11

あれこれ

フェイスブックのつぶやきより。

・中沢啓治さんの「はだしのゲン」を学級文庫に置いていました。初任校で自費で購入したものでした。1年間でどの巻もボロボロになるぐらい子どもたちは夢中になって読みました。「はだしのゲン」から多くを子どもたちは学びました。ありがとうございました。

・昭和の大横綱大鵬は「天才」と言われることを嫌ったという。「自分は誰よりも稽古をした」と言う。「私くらい努力をした人間はいないとさえ思っています」…これだからこそ32回も優勝したのだろう。

・念願の「一生に一度は・・・」のお伊勢参りをすることができました。家族と一緒です。雨続きの旅行でしたが、その時間はよい天気。おかげ参りも楽しみ無事帰宅です。日本のよさも感じました。

・「日本語の動詞はだんだん貧しくなっている」という文章を目にした。「現代は名詞の時代」とも。そう言われてみれば、自分の書く文章の動詞の種類は少ない。しかも「チャレンジ」といったカタカナ動詞も結構多い。今年は動詞の勉強をしなくちゃいけないなあ…。

・今日の朝日新聞の天声人語はかつて聞いた話だったが、改めて発想のヒントとなる。
発展途上の地に靴の輸出を計画し市場調査した社員。
1人目「まったく見込みがありません。住民はだれも靴を履きません」
2人目「無限の見込みがあります。住民はまだ誰も靴を持っていません」
『笑いのこころユーモアのセンス』(岩波書店)が出典とのこと。絶望的な状況も、発想を変えたら無限の可能性がある点に勇気づけられる。

・「経験と知識は創造の壁」・・・日本マクドナルド社長の言葉。
経験と知識は必要ではある。そのことを前提としたうえで、経験と知識にこだわりすぎりと新たな行動がしにくくなるのも事実。今の自分にしっくりとくる言葉である。

・公的な研究会で発表。今回は副校長として携わっている調査研究委員の発表。自分が委員長ということで会を代表してのプレゼンであった。自校だけではなく他校の実践も伝えるという役目もあった。これは初めての経験。準備段階からよき経験をさせていただいた。登壇の機会は学び事が増える機会となる。有難いことである。

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2013.01.10

地域の民話を伝える

何気なくテレビを見ていたら「課外授業ようこそ先輩」の再放送がされていた。
先輩は岩手県陸前高田市出身の俳優の村上弘明さん。
岩手出身の有名な俳優なだけではなく、震災前から岩手でのチャリティ活動を一生懸命にされてきた方である。
今回のテーマは「語りつごう 先人からのメッセージ」。子どもたちが地元の民話を聞きとりし、それを表現するという授業であった。こういう授業なら、実際の現場でもできる。

私も高浜小にいた時に「宮古の民話を伝えよう」という学習に取り組んだことがあった。
また前任校では地域の民話を子どもたちに読み聞かせで伝えようとしているゲストティーチャ-を招いたことがあった。

かつての実践を思い出していたら、「今の江刺では民話はないのか・・・」とふと疑問に思った。初任校、2校目と勤務した地であるが、当時は「民話」の発想など全くなかったから、リサーチしたこともなかった。
改めて調べてみると、「ひょっとこのはじまり」という民話が伝わっているらしい。何とも興味のある素材である。「教材の種」の一つになった。
テレビがきっかけとなって、このように種を見つけることもあるのである。

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2013.01.09

食育の実践

「初等教育資料」の1月号は「食育の充実に向けた学習指導の工夫改善」が特集だった。この特集だけではなく、他の記事からも学ぶことが多く、毎回のことながら「これだけ充実した内容で420円!」といつもながら思ってしまう。情報の価値からすれば、その数倍でもよいくらいだ。

さて記事を読みながら、自分の食育の実践を思い出した。こちらに今もデータが残っている。もう7年以上も前の実践である。
この時はプロジェクトの一つとしての授業実践であったが、食育は初めて。関連本をたくさん購入して教材研究したことを思い出した。
考えてみたら、新しい教育活動に進んで取り組んだものだった。依頼されたものもあれば、自分から興味をもってチャレンジしたものもあった。それぞれが今の自分にとって、確実に財産になっている。食育についても自分なりに学んだり、実践したりしたので、先の特集も自分なりの視点で読むことができる。有難いことである。

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2013.01.08

年末年始の読書から

年末年始はいいなあ・・・とやはり思う。
年に1回のまとまった休み(6日間)は貴重であるし、日本の伝統行事のよさを感じることもできる。
読書面でいえば、教育書以外の本に自然に触れる機会も例年多くなる。
今年読んだ本の中から。発想のヒントとなった本である。

■「100円のコーラを1000円で売る方法」(コミック版)

原版?の活字の本は書名だけ知っていた。コミック版を今回は購入。「お客さんのいいなりの商品は売れない」「顧客の要望に100%答えても0点」という刺激的な見出しが並ぶ。自分が商品開発をするわけではないが、組織力を高めるためのヒントに大いになった本である。

■「わかりやすさの勉強法」(池上彰著)

池上さんのテレビでのプレゼンは本当にわかりやすい。思わず引き込まれる。そのノウハウを披露している本。自分もプレゼンする機会が定期的にあるのだが、そのヒントとなった。具体的な新聞の読み方、本の読み方も参考になる。

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2013.01.07

ちょっとした反応

年に3~4回、読売新聞の地方版に「学びの現場から」というエッセーを書いている。
気づいたら、もう6年目になっている。勤務している学校のこと、自分の実践のこと等、テーマは任せられているので楽しみながら書かせていただいている。

今年最初の掲載が一昨日だった。
教育雑誌や本等の原稿は一部以外はあまり反応はないのだが(これは業界内のことなので当たり前だが)、新聞というメディアになると別である。今回もいくつかの反応があった。また、何かの機会に「新聞に書かれていますよね」と言われることもある。
改めて新聞というメディアの大きさを感じる。

今回は本校の「お話朝会」のことを書かせていただいた。

○月に1回、教師が子どもに向けて話をするお話朝会がある
○テーマは自由なので教師の個性が表れる
○過去には「トンボの話」や「剣道」など教師のライフワークにつながるものがあった
○12月には養護教諭が「山のすばらしさ」を写真つきで語った
○子どもたちが興味を示すだけではなく、放課後に職員室での話題にもなる

といった内容である。
自分の番は2月。子どもたちにも、そして先生方にも自分の考えを伝える大事な10分。何をしようか思案中である。

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2013.01.06

発展途上の人の記事

朝日新聞の土曜日のフロントランナーは自分にとって楽しみな記事の一つ。
様々な立場で第一線を駆け抜けて行っている人物を取り上げている。
一流の人が紹介されているだけに、その考え方や行動から学ぶことは多い。

昨日は新年の1回目だけに興味をもって新聞を見たら、水泳200m平泳ぎで世界新記録を出した高校生だった。記事の冒頭はこちら。

スポーツ欄とは違った切り口で面白く、この記事から得られるヒントも多かった。
たとえば、あえて地方のクラブ(鹿児島)に高校でもとどまり、選手が自主性をもって練習をしている点。これは大事なことだと感じている。
さらにオリンピック代表で敗れた後に、「また強くなって帰ってこい」という北島選手からのメッセージ。これでやる気が出て、すぐにハードな練習を始めたエピソード。先人のすばらしさである。

山口選手は北島選手を超える3大会連続2冠を目指しているという。
このような発展途上の人の話はいいものだ。そして、これは教師についても同様だ。自分もそのようにありたい。

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2013.01.05

正月の伝統行事&干支

こちらのブログの他に、「子どもたちに伝えたい日本の伝統・文化小話」というブログも運営している。
自分の願いをそのままブログで発信しているものである。
一昨年の6月にオープンさせたのであるが、当初はアクセスも少なかった。しかし、このごろは一定数(といっても一日100ぐらい)のアクセスがある。しかも年末年始は多かった。やはり、正月行事について正しく子どもたちに伝えたいという思いをもっている人も多いのであろう。
その中から伝統行事と干支についての小話を紹介したい。(これらは今年も定期的にこのブログで紹介していく予定である。)

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■お正月行事 行事には由来がある

1 いつまで「正月」?

 一月一日。新しい年が始まり、正月になります。
 ところで、よく聞くこの正月。いったい何日まででしょう。
 もともと正月は昔の暦の一月の別名です。ただ、今は「三が日」や「松の内」を指すことが多いです。それぞれ言葉の通り、三が日は一月一日から三日まで、松の内は玄関に松飾をつけておく期間です。松の内はもともと一月十五日までだったのですが、今は一月七日ごろまでという地域が多いようです。
 
2 伝統行事の意味は?

 「正月には多くの伝統行事が行われます。初日の出、初詣というようにいくつか思い浮かぶことでしょう。今日はその中から、「初夢」「七草がゆ」「鏡びらき」を紹介しましょう。
 初夢は、一月一日~二日、または二日~三日にかけて見る夢のことです。七福神が乗った宝船を枕の下に入れて眠るとよい夢が見られるとされています。ことわざで、「一富士、二鷹、三茄子」というものがあります。これらを初夢で見ると縁起がいいとされているものです。
 七草がゆとは、せりやなずななどの春の七草を入れたおかゆのことです。一月七日の朝に食べると、一年中病気にならないと言われています。また、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜を補うという意味もあります。
 鏡びらきは、正月にそなえた鏡もちをたたいてわり、お雑煮やしるこにしていただくものです。一月十一日に行われる地方が多いです。どうして、「鏡もちをわる」のに「鏡びらき」と言うのでしょうか。これは「わる」という言葉は縁起が悪いので、「運をひらく」にかけて「鏡びらき」となったのです。
 これら三つの行事に共通するのは、「縁起がいいこと」や「健康であること」を願っているという点です。人々が幸せになることを願って、伝統行事も続いているのです。

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■今年の干支は? 十二支を知っていますか

1 あなたの干支(えと)は?

「あなたの干支は」と言われれば、すぐに答えられますね。また、今年の干支も簡単に答えられますね。ねずみ年、うし年のように、その年を動物で表したものを十二支と言います。さあ、皆さん全部言えますか。答えは次の通りです。
・子(ネ)ねずみ ・丑(ウシ)牛 ・寅(トラ)虎 ・卯(ウ)うさぎ ・辰(タツ)竜 ・巳(ミ)蛇 ・午(ウマ)馬 ・未(ヒツジ)羊 ・申(サル)猿 ・酉(トリ)とり ・戌(イヌ)犬 ・亥(イ)いのしし
 この十二支が日本に入ってきたのは大昔ですが、人々の間に伝わったのは江戸時代と言われています。人々に覚えてもらうために、わかりやすい動物が選ばれたそうです。

2 なぜ猫は入らない?

 先の動物の中で身近な猫は入っていません。外国の十二支では入っている国もあります。なぜ入っていないのでしょうか。次のような言い伝えがあります。
 お釈迦様が動物たちに言いました。
「お前たちの中から、十二匹を選んで、一年ずつその年の名前にする。決められた日に早く挨拶に来た順に決めていく」
 動物たちは一番目を目指しました。ところが、よく話を聞いていなかった猫は、決められた日を聞きもらしてしまいました。そこでねずみに聞きました。意地悪なねずみはわざと一日遅れの日にちを教えました。ねずみが「猫よりも早く行ける」と気をよくしていたら、すでに歩き始めている牛に会いました。ねずみは、牛の背中に入って隠れていました。そして、牛がゴールしようとした時に、背中から飛び降りて一番になったのでした。牛は二番、三番は虎・・・というように順番が十二番まで決まりました。
 猫は一日遅れで行ったので、お釈迦様から「顔を洗って出直してきなさい」と言われてしまいました。その時から、ねずみを追いかけ、よく顔を洗うようになったのです。

3 十二支にも願いが込められている

 それぞれの動物には願いが込められています。ねずみだったら子どもが増えていくように、牛だったら大切な食料と労働のためにというようにです。自分の生まれた年の願いを調べてみるのも面白いですね。

【一言ヒント】
 3については他の十二支は次の通りです。「寅=輝く星(美しい毛から)」「卯=躍動」「辰=権力者」「巳=金運」「午=役に立つ」「未=家族安泰」「申=明るく活発」「酉=商売に縁起がよい(とりこむから)」「戌=忠実」「亥=無病息災(肉は万病を防ぐ)」

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2013.01.04

あたりまえのことをあたりまえに

多くの皆さんと同じように私も1月2日、3日の箱根駅伝を楽しみにしている。
テレビ放映されるようになったのは自分が20代になってからと記憶しているが、中学校や高校生の頃も新聞で箱根駅伝が大きく取り扱われている記事を一生懸命に読んだ記憶がある。いつだったか、「雪の中をランナーと犬が並走する写真」が取り上げられていたのを記憶している)

さて、今年は日体大の優勝だったが、いくつもの印象的なエピソードがあった。昨年の予選会の時点で、特集番組があり、その中で日体大が取り上げられていた。次期3年生をキャプテンに指名するシーン(1年前の箱根駅伝での惨敗後の様子)である。
「思いきったことをするもんだ」と強烈な印象に残ったのである。「文句があるのならやめてよい」とも言っていた。
さらに、話題になっていた強化委員長の渡辺先生による生活指導の話もうなずけるものばかりだった。
こちらにその渡辺先生の講演(数年前のもの)のエピソードが書かれているが、日々の生徒指導にも役立つ内容である。

そういえば、ゴールシーンも印象的だった。今までならゴールテープを切ったあとに、そのまま仲間のところに駆けつけて胴上げ・・・というパターンだったと思うが、日体大はゴール後に全員が一列に並び走ってきた道に深々と一斉に一礼していた。これも印象的なシーンだった。

「あたりまえのことをあたりまえに」ということが変わった理由

とテレビでアナウンサーが言っていたが、これは何事にも通じる話だと感じた。

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2013.01.03

年末年始の情報から

年末年始はいつもの期間より、様々な情報に接する。いくつも印象的な話があった。ここに書きとどめておく。

○ラジオから。ミュンヘンオリンピック優勝の男子バレーの松平監督。背が低いセッターの猫田選手(自分の記憶ではたしか179cm)が、背のことで悩んでいた時に、「背が低いということは床に一番近いこと。レシーブしやすいし、低いボールもトスしやすい。それを生かせばいい」というような話をしたとのこと。
 このエピソードを女子バレーの真鍋監督が竹下選手に話して、竹下選手は奮起したという。考えさせられるエピソードである。

○新聞から。元日の新聞にサッカーの長友選手が次のようなことを言っていた。
 「自分の苦手なところを、自分の伸びしろだと思うことにしています。たとえば走ることが僕は苦手でした。でもそれを自分の武器に変えればすごい選手になれる、というふうに思いました」(朝日新聞)
 これも「弱み」があるからこそ、強くなれるようなエピソードである。

○ネットから。赤塚不二夫さんのこんなエピソード。人柄を感じさせる。相手の失敗に対して、どのような態度をとるのか。人としての器がわかる。

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2013.01.02

予約好調

先日お知らせした京都での「明日の教室」のDVD
予約がどんどん入ってきているとのことです。これは締切はありませんが、早く予約された方は送料無料です。
なお発売は1月末ごろです。

今年はさらに2月~3月にかけて新刊2冊を発刊する予定です。

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今年のこのブログ

昨年から「このブログをどうしようか・・・」と考えていた。
というのも、自分自身の中で比重がお気に入りのブログ視聴から、フェイスブックの情報の方に昨年は移ったからである。
担任時代とは違ってブログ記事には「実践」はなかなか掲載はできないし、学校のことも学校ブログで書けるようになった。
「反応」という面でもフェイスブックは手応えがあるものの、ブログは昨年度はアクセスが減ってきた。これは記事自体の魅力の少なさも関係があるだろう。
これらの結果、ブログの記事自体にかける時間やエネルギーも減っている。

そこで、今年は毎日更新はするものの、今までのように一日1テーマで書く他に、ちょっとした情報も組み入れていくことにした。たとえば、講座や本の情報、ちょっとしたいい話といったものだ。フェイスブックで発信していることで、ブログに掲載できることをのせて、両方のよさが出てくればいいのかなと考えている。

どうぞ皆様、よろしくお願いいたします。

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2013.01.01

1年のはじまり

1年のスタート。
皆さん、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

教師にとっての元日は4月1日と考えているから、「今年の目標」といったものは記さない。
ただ、方向性だけは書いておきたい。

教員生活も残り10年を切り、改めて
「自分にできることは何か」
「自分が次の世代に伝えることは何か」
を考える年になるということである。

1年1年、自分の役割を自覚する機会が増えてきた。人とのつながりも広がってきた。
まだまだ上記について自分の可能性に挑戦してみたい・・・そのような気持ちである。
昨年40代から50代になり、「50代も全力で走り続けて次の世代にバトンを渡そうと考えている」ことをいろいろな場で話している。
そのことを実践する年である。

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