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2013.01.21

大鵬親方の大きな靴

大鵬親方が亡くなった。
小さい頃のテレビのスポーツ番組といえば、プロ野球巨人戦(秋田ではみんな巨人ファンだった)、プロレス、そして大相撲だった。
大鵬の現役時代はかすかに記憶がある。小学校低学年のころに、貴ノ花に敗れた相撲(引退決意の相撲)などはライブで見ていた。学校でも休み時間の遊びは相撲が多かった。

その大鵬親方と一度お会いしたことがあった。自分の中では大きな思い出である。
合うといっても、一方的にであるが。
大学1年生の時に、秋田の竿灯祭りで会場そばの料亭でアルバイトをした。下足番である。著名な方々が来られる料亭だった。竿灯の期間は大忙しということで、靴の管理や桟敷席の準備や片付けがアルバイトの私たちの仕事だった。(今考えると時給の割にはハードなアルバイトだった。それでも4年間、竿灯の期間の数日はずっと続けた)

大鵬親方の奥さんは秋田出身なので、大鵬もその料亭の竿灯の常連さんだったらしい。女将さんからは、あらかじめ予告されていた。
なかなか有名人とお会いしたこともない自分は、とても楽しみにしていた。そしてお店に実際に現われた時には、「ああ、大鵬だ」と勝手に感動したものだった。

「お靴をお預かりいたします。これが番号札です」
「ああ、ありがとう」

短い会話だったが、自分にとってはちょっとした自慢だった。
預かったくつは実に大きかった。そして重かった。こっそりと自分の足と比べて、「27cmよりも5cmは長いな。幅も広い。やはり横綱になる方だ」と感じたものだった。
この自分の思い出は昭和55年。それから30年以上経ている。昭和が遠くなっているわけである。

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