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2013.05.21

大規模校ならではの強み

今まで勤務経験のある学校は7校。本校は大規模校としては3校目。
1校目の岩谷堂小は毎年公開研究会をしている学校だった。生活、算数、社会、国語と私自身も公開研究会で授業をした。
2校目の水沢小では社会科の公開研究だけではなく、研究会そのものの研究も行うことができた。
どちらも人数が多い大規模校だからできた研究だったと思う。

さて本校。先週、学級経営に関わっての研究会を行った。
企画運営はミドルリーダー層。私は短時間の助言という立場。
ところが、私の助言など不要だと事前に思うぐらいの盛り上がりだった。

異なる年代+異なる学年担任であらかじめ6つのグループを組織する。
主に若手から出てきた質問をテーマに、ベテラン層を中心に語るという内容だった。
これが絶妙のバランスを引き出し、どのグループでも「あれこれ聞きたい若手のニーズ」と「あれこれ伝えたいベテランの意志」がうまいぐあいにマッチしていた。

内容も充実していた。
あるグループに10分ぐらいそばで聞いていた。係活動がテーマだ。
・係活動と当番活動の違い
・会社方式のよさ
・どのように評価するか
・時間がない時、マンネリ化の打開策は・・・等
これらが話題に出て、皆さんから様々なアイデアが出てきた。

このような研究会ができるのは、やはり大規模校の強みだ。しかも本校では他校では少ない若手教員が多い。(岩手は40代、50代の教員が圧倒的にどの学校も多い) 若手教員の質問も大切だと思っている。それはベテラン教員のもっている引き出しを伝えることにつながるからだ。
そんな思いをもちながら研究会に参加した。これからも楽しみである。

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