憲法記念日 憲法とくらしの関係
このブログのメインテーマである「地域のよさ・日本のよさを伝える」ために、今年度もこちらのサイトから転載させてもらおう。今までも掲載した記事ではあるが・・・
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1 「戦争の放棄」で有名な日本国憲法
「憲法」とは国を治めるための大事な法です。
憲法記念日は、日本国憲法が一九四七年五月三日に施行されたことを記念として作られました。
日本の憲法で世界にも有名なのが、第九条の「戦争の放棄」です。
昔あった戦争で多くの人が亡くなりました。そのため、世界の平和と日本の平和を願って作られたものです。
2 自分たちと関係のある憲法
難しそうな憲法ですが、皆さんとも関係することがあります。
たとえば、四月になると各教科の教科書が渡されます。何冊ありますか。教科の分だけありますね。
この教科書は皆さんの家の人がお金を払って買っているのでしょうか?実は無料、ただなのです。
日本国憲法では第二十六条に「義務教育はこれを無償とする」とあります。これをもとに法律が作られ、教科書が無料になっているのです。
もちろん実際に教科書が作られるまではお金がかかります。それらは税金といって、国民から集められたお金で作られています。
3 国が違えば法律も違う
憲法をもとに法律は作られます。みんなも法律をもとに生活をしています。
たとえば、小学校に満六歳で入学するのも法律で決められています。自転車を運転する時に左側を走ることも「道路交通法」という法律で決まっています。
そして、国が違えば法律も違ってきます。世界にはおもしろい法律があります。シンガポールでは、「チューインガムの国内持ち込みが禁止(ただし医薬用は別)」「道路といった公共の場所でつばを吐くのは禁止」という法律があるそうです。それに反した時には、罰金になることもあります。
外国を旅行して、その国の法律を知らないでいると、罰金を受けることがあるかもしれませんね。
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