子どもと言葉を交わす
先週の金曜日、担当者の代わりに給食配膳のお手伝いとそうじのごみ集約の仕事をした。
それぞれ担当者がいるのだが、その日は休み。
大規模校の副校長ということで、補欠授業に入ったのは今まで1回だけ。(参観はもちろんある程度あるのが・・・)
職員室にきた子の対応、緊急対応や登校時の挨拶等はしているものの、正直なかなか子どもたちと言葉を交わす機会も少ない。
その点、何かしらの作業はそのチャンスということで、喜んで仕事をした。
さっそく給食配膳を待っていると、子どもたちがさっそく話しかけてくる。
「ぼく、スポ少で野球をしているよ。ショートだよ」
「それはすごいね。がんばっているね」とすぐに返す。
「今日はゼリーだ!やったー!」
「本当だね!おいしそう」と私も大げさに驚く。
「教師は驚くのも大事な仕事」と有田先生が本に書いていたことを思い出した。
そうじ時間のごみ集約というのは、子どもたちがもってくるごみを収集車に引き渡すことである。その10分ぐらい前に各教室のごみを子どもたちが次々ともってくる。一緒に捨てている間に「ずいぶんたくさんだね」「こんな大きいごみ箱にこれだけ?」とちょっとした一言を話すと、子どもたちも反応してくれる。
共にわずか10分ぐらい作業。その間中、子どもたちと言葉を交わすことができた。
現任校では、職員室執務が圧倒的に多いが、時にはこのように子どもたちと話すことも大事だと感じた。
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