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2013.07.08

糸井先生、おめでとうございます

明治図書で「エピソードで語る教師力の極意」というシリーズが発刊されている。
10人の著者が自分の教師歴をエピソードをもとに語る書籍である。
京都の糸井先生も執筆者のお一人であり、このたびそのシリーズの1冊を発刊された。こちら

糸井先生は私の尊敬する教師のお一人である。
12年前のNHK「体験メディアのABC」で同じプロジェクトメンバーとなり、それ以来情報交流をさせていただいている。特にも、プロジェクト以降の数年間は私も担任だったこともあり、糸井先生の実践から多くのことを学ばせていただいた。
そののち糸井先生は立命館小学校に異動され、私も管理職となった。立場は変わっても、昨年は「明日の教室」にお招きいただいた。

そのような糸井先生であるから、この本は格別な思いで読ませていただいた。
書かれている内容の3割程度は私も「あの時のことだなあ」「このお話、教えていただいたなあ」と共感をもって読ませていただいた。
そんな中、私の中に入ってきた言葉。

○教師人生の中で、唯一誇れることがあるとするなら、「教師を辞めたいと思ったことは一度もなかった」ということ。
○「わたしもそう呼ばれたかったよ」(ニックネームで他の子が呼ばれているのに、名字で呼ばれていた子からの一言に涙したエピソード)
○怖いんじゃなくて、厳しんだよ。
○書くために授業を作る。それはまぎれもなく授業づくりの大きな原動力になっていたのです…。

同じプロジェクトから交流をして十数年。いつも学ばせていただいていたが、今回は著書から学ばせていただいた。一番は教師としてのこだわりと実践のダイナミックさである。
これからも糸井先生にはどんどん著書を発刊していただきたいと願っている。

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Comments

糸井先生、コメントありがとうございます。
そしておめでとうございます。
糸井先生の発信活動は道半ばだと思います。
これからの発信を楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。

Posted by: サトマサ | 2013.07.10 22:25

佐藤先生、糸井です。
身に余るお言葉、ありがとうございます。
焦らず一歩ずつ精進していきたいと思います。
また、京都に来ていただきたいと思っています。今後ともどうぞ宜しくお願いします。

Posted by: 糸井登 | 2013.07.10 22:15

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