新分野で講師
遠征も最終日。今日は昨日の春日井市の隣の小牧市で講師役。
ホームページを見ると、小牧市の教職員研修の充実ぶりがわかる。今週は5日~8日まで毎日7~8講座ぐらい開催される。市内の先生が講師のものもあれば、私のように外部から招かれるものもある。
今回私のテーマは「価値ある出会いと学びが教師を変える~教師力を高めるために~」。
依頼された時にこちらの本の内容で…とお願いされていた。
実はこのようなテーマでの話はそれほどしたことがない。1月の富山で短時間触れただけである。
模擬授業をする、ICT活用を紹介するといったはっきりとした構成ではないだけに、準備にも予想以上に時間がかかったし、前日夜のリサーチでさらに3割ほど内容変更をした。(経緯は玉置先生の日記に)
それでもやはり模擬授業風のものは入れたかったし、エピソードにどう話すかというのも聞き手から引き出したかったので、聞くだけにならないように工夫したつもりだった。
その点で聞き手のよき反応を引き出すことができたし、自分にとって講師役の新分野について責務を何とか果たすことができたと思う。
もう一つ新たな発見があった。それはベテランの先生方が多く聞いてくださっていたことだった。「次の世代にバトンを渡すために自分の学びを伝える」と公言し、それが残りの期間の自分の使命と思っていた。
しかし、50代の自分と同世代(+年配)の皆さんが共感し「まだまだやるぞ」と思えるような内容を提示することも、講師役では大切だと実感した。今回の学びである。
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