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2013.09.30

9月終了

早いものだ。今年度も半分が終了。

・昨年度とは違い、今年はそれほど暑くない9月だった。これは自分にとってありがたかった。東北の暑さはたいしたことはないのだが、それでもクーラーなしの暑い職員室での執務はかなり厳しいことが予想された。おかげで体力が消耗する機会は少なかった。

・9月はPTAの行事やそのための準備や練習が多かった。PTA区球技大会に向けた休日の練習や本番当日のサポート等、保護者の皆さんと関わることができた。また参観日に合わせた復興教育のための講演会にも、多くの方々が熱心に聴講され、たいへん好評であった。自分自身がバックアップしているものが成果が出るのはうれしいことである。

・また、インプット仕事に力を注いだ月でもあった。蓄積というのは大事で、日々の仕事にも反映された。アウトプット(特に原稿)仕事は9月は抑えることにしていた。来月から軌道にのせることができれば…と思っている。

・公務では、実務の他に副校長会と教育研究所の実践およびレポート作成の月であった。今の立場でもこのようなことを学ばせていく機会があるのは有難いこと。おかげで特別支援教育という自分が勉強不足の分野を意欲的に学ぶことができている。

・さらに、新しい仕事への意欲もあれこれ喚起された月であった。今あるつながりを大切にしながら、今年度後期をがんばっていこうと思う。

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2013.09.29

子どもを悪くする三つの方法

あれこれ検索しているうちに野口晃男先生の「子どもを悪くする3つの方法」を読ませていただいた。かつて目にしたことがあったが、逆説的なお話は印象に残るであろう。
(第39回岩手県PTA研究大会久慈大会報告書より)

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1 子どもを悪くする三つの方法

・一つ目の方法・・・親が、近所の人や知っている人にも挨拶をしないようにする。
 → 子どもは陰気で礼儀知らずの人間になっていく。

・二つ目の方法・・・親や家のみんなが働いているのに遊んでいても平気でいられるようにする。
 → 子どもは学校でそうするので、みんなからの信用を失い一人ぼっちになる。

・三つ目の方法・・・子どもの頭を悪くさせる方法。子どもの前で友達や近所の人、先生の悪口を言う。
 → 親が悪く言う人の話は心に響かないという、はっきりとした効果がある。

これらのことを試してみれば、子どもが勉強を嫌いになったり学校がいやになったりする。
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さらに検索をしてみたら、野口先生の電子書籍が出ていることがわかった。こちら
そのまま「子どもを悪くする3つの方法」として出ている。残念ながら私は読める環境にはないのであるが、野口先生の著書が電子書籍であれ世に広がるのはうれしいことである。「校長室の窓から」を久しぶりに読んでみたくなった。

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2013.09.28

自分の無知を改めて知る

今年度の「国語に関する世論調査」が発表になった。この手の調査を読むと、自分の無知を改めて知る機会となる。

特に「言葉や慣用句」の本来の意味は、「間違っていた…」と思うこともしばしばだ。かつてその言葉を使って話をしなかったか…恥入るばかりである。
たとえば、「流れに掉さす」…6割の人と同じように私も「傾向に逆らって,ある事柄の勢いを失わせるような行為をする」と思っていた。
「実力があって堂々としていること」を 「押しも押されぬ」というように言ったこともあったかもしれない。(ふだんほとんど使わないが…)

時代によって言葉も言葉の意味も変化することがあるとは聞くが、それでも本来の意味を知っているのと知らないのでは違う。
ちょっと勉強しようと思って検索したら、こちらのサイトがあった。以前もチェックしたサイトだ。改めて勉強してみようと思う。

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2013.09.27

「楽しく授業研究をしよう」

愛される学校づくり研究会のホームページに「楽しく授業研究をしよう」という大西先生の連載がある。読み応えのある連載である。
その第7回の連載がアップされていた。こちら

今回の内容は私が8月に愛知で行った模擬授業の研究会も書かれていた。私の模擬授業自体も大西先生のブログに詳細が記されていた。(以前も紹介したがこちらである。)

どちらも読んで感じるのは、「視点がある方の眼力のすばらしさ」である。同じ授業、同じ研究会でも、その授業や研究会について詳しく分析できる人もいれば、そうではない方もいる。むろん後者が圧倒的に多いし、自分も詳しい分析力がなく勉強をしている毎日である。
そんな中、大西先生の分析力にはいつも学ばせていただいている。今回も同様であった。

なお、連載に書かれている通り、これらの授業研究の成果は来年2月の京都のフォーラムに反映されることになっている。今から、そのフォーラムもそれまでのさらなる研究も楽しみである。

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2013.09.26

いろいろな仕事

施設管理・維持は自分にとって大切な職務である。
前任校では震災後で施設で使用できない部分がいくつかあり、そのための修繕や調整等を震災直後の1学期は特に時間を注いだ。

現任校は街中にあり、校庭の樹木の適正な維持が大事な仕事になっている。昨日は初となる害虫駆除のお手伝いをした。早朝に用務員さんが噴霧機で薬の散布をすることのお手伝いである。
事前に近所の家に散布のお知らせとお願いをする。そして機械は他校からもってきて、当日早朝から散布。1時間半あまりの作業であるが、そのための準備に時間をけっこう割いた。これは初めての経験であった。
「子どもへの指導」ということとは別に、このように学校管理のための職務の大切さを改めて感じた。

また、同じ日、本校の卒業生から「ウシガエルのえさ」について電話の質問があった。どうやら、家で飼っているのだが、図鑑を調べてもわからない。小学校でウシガエルが飼われていた(数日披露していた)という話を聞いての質問だった。
たまたま、自分が電話に出たので、すぐにあれこれ調べて答えた。やりとりをしていると、さながら「子ども電話相談室」のようだった。卒業生が「学校の知恵」を頼るのは何とも嬉しいことである。長い教職生活でもあまり記憶にない。

何事も「初」は新鮮である。昨日は早朝も夜も新鮮な気持ちだった。

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2013.09.25

久しぶりに補欠授業

管理職になってからも授業にはこだわり続けたいと思っていた。
管理職最初の学校では、算数を週に10時間受け持ち、さらに理科の数単元や担任が出張時の補欠授業を受け持っていた。これはこれでICT活用の普及や子どもたちの様子を把握することに大変役立った。
2校目では、専門的に受け持ってはいなかったが、担任が出張や有給休暇の時等にその学級に入っていた。こちらは週に平均すると数時間程度。

現在の学校は大規模校ということもあり、補欠授業に入る機会は全く珍しいものになってしまった。月に1~2回程度である。しかし、それだからこそ貴重な機会であることは確かである。

昨日は出張の先生の代わりに2年生へ。授業初めに、ミニゲーム。それだけでも子どもたちはノッてくる。授業内容は算数の計算の復習。学習規律も指導しながら、子どもたちの様子を見る。終了後は子どもたちと短い時間で雑談。定規を貸した女の子からはきちんと「ありがとうございました」と言われ、「立派な挨拶だね」とほめる。
このようなやりとりは今の自分にとって貴重。1時間でも学級に入ることで学級の雰囲気もわかるし、子どもたちのことも覚えていく。そして何よりも担任感覚を少しは思い出すことができる。

これらは自分があれこれ話す場合の素材となる。今年度後半はこちらからのアプローチも…と考えているところである。

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2013.09.24

書評で紹介されました

知人の先生から、「先生の本、雑誌で紹介されていましたよ」と今年度に入ってから言われたことがあった。
あまり気にせずにいたら、偶然昨日紹介されていた雑誌と具体的な内容がネット上にあった。
こちら

「実践国語研究」という中で私の本が紹介されていたことが意外であったが、一昨日発刊(確か東日本大震災の1ケ月ほど前だった…)したこの本が陽の目を浴びるのは光栄なことである。
この紹介の中で、最後に書かれている「共感したこと」の中に、

●刺激が大きかったのは、「休日に」「自費で」参加する会

というものがある。これは今も同じだ。
今年度になって少しペースを落としている(これは地区行事等と重なっていることもある)ので、これからの半年、精力的にあれこれ出掛けようと思う。


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2013.09.23

秋分の日と彼岸花

1 祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ日
 九月二十三日(閏年は二十二日)の秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」です。三月の春分の日と同じように「彼岸の中日(なかび)」と言われています。
 みんなの中にはお墓参りに行く人も多いと思います。自分の命は親がいるからこそ生まれたものです。また、皆さんの親にもその親がいます。ずっと先から命はつながっています。
祖先のうち誰か一人でも欠けていたら、自分という人間は存在しません。ですから、命の源である祖先に私は感謝したい気持ちをいつも持っています。
 また、皆さんの中には家族や親せきが亡くなったという経験がある人もいると思います。縁のあった皆さんを思い出すことも大切なことです。

2 いろいろな名前がある彼岸花
 秋分の日あたりから咲く花に「彼岸花」があります。名前の通り、お彼岸の頃に咲きます。枝や葉がない赤い花で、皆さんも見たことがあると思います。別名を「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)と言います。「天上の花」という意味です。おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるというところから名付けられたようです。
 でも、彼岸花は他にも「地獄花」「幽霊花」とも言われています。毒を持っているため「毒花」と言われることもあります。同じ花なのに、おめでたい名前から不吉な名前までいろいろな名前をもっている花です。

3 四年に一回の閏(うるう)年
 秋分の日は四年に一回は九月二十二日です。閏年の年です。
 平年は一年が三百六十五日ですが、三百六十六日の年が四年に一回あります。その年の二月は二九日まであります。これが閏年です。
 西暦で四で割り切れる年が閏年になります。たとえば、二〇一二年、二〇一六年です。この年には、夏のオリンピックが開催されるので、オリンピックイヤーと呼ばれます。
 ところで、「じゃあ、二月二十九日に生まれた人は四年に一回しか誕生日が来ないの?」と思った人もいるかもしれません。もちろん、そんなことはありません。閏年ではない年は、法律上は二月二十八日に年齢を重ねることになっています。

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2013.09.22

これも注目したい資料

あれこれ資料を探して、また文部科学省関係のニュースで注目をするものがあった。昨年度も見ていたが、改めて見ると興味深い。こちら
ちなみにそれについてのニュースはこちら

アメリカ、韓国、中国に比べて、日本の高校生の自己肯定感が極端に低いことが伺える。もちろん、これで日本の高校生がダメということはない。「自分は目標があり、それに対してはまだまだ近づいてはいない」といった意志の表れなのかもしれない。
ただ、「私ができることはいっぱいある」「私は努力すれば大体のことができる」といったことが他国より極端に低いのは、大人の励まし方を考えていかなければいけないと思う。

また、「生徒によく発言させる授業」が好きという子が3割というのは、日常の授業の結果であろう。「その授業スタイルのよさ」を授業の時にはよく発言させていた。たとえば、討論をするときにはどちらの意見がよい、悪いではなく、「討論のよさ」や「いかに自分の学びが広まったか」が子どもたちの振り返りの視点だった。もっと「発言させる授業のよさ」を自覚させる必要もあると感じた。

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2013.09.21

知らなかった…

ネット情報で自分が「間違っていた」ということも出てくる。
先日も漢字の採点に関わって、「とめ・はねの違い」が出ていた。
教師もテストで採点する場合には、どこまで許容するか個々人で迷うかもしれない。
その迷いがなくなりそうな情報がきちんと、文部科学省のホームページが紹介されていた。
こちら
そして、次のように書かれている。

現在,一般に使用されている各種の明朝体活字(写真植字を含む。)には,同じ字でありながら,微細なところで形の相違の見られるものがある。しかし,それらの相違は,いずれも活字設計上の表現の差,すなわち,デザインの違いに属する事柄であつて,字体の違いではないと考えられるものである。つまり,それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないものである。

●それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないもの

ここの部分にかつての自分の採点や通知表チェックがだいたい妥当なものだったと思い、ホッとした。

しかし、過去に勤務した学校で当時の担当者が、ある漢字(名字)の書き方を「この書き方で通知表の個人名を。他の書き方は間違い」と通知表下書きに付箋紙が貼られていたことがあった。当時は、「保護者自身が違う書き方で書いているのにな…」と思ったものの、「まあ、約束ごとだから」と思ってそのまま受け入れた。
先の例によれば、他の例でもよいことになる。指導的立場の人ほど学ばなければいけないということの例かもしれない。

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2013.09.20

時には本の紹介を

しばらく本の紹介をしていない。
インプット量がこのごろ減っているが、その中から…。

・「考えよう 学校のカラ―ユニバーサルデザイン」(彼方始著 教育出版)

色弱の子どもが、学校生活で困ったり戸惑ったりする場面がある。そのような子たちに、あらかじめ配慮できることなどを解説したもの。自分自身がこのような視点で考えたことがなかったので、勉強になった。全ページイラストでわかりやすい内容である。
 ※9月19日の朝日新聞には「色覚異状 気づかず後悔」という記事が出ていた。この本をちょうど読み終えたタイミングで学びを深めることができた。

・「授業力&学級統率力」10月号(明治図書)

学力テストが特集。おもしかったのは、「学テ上位県と下位県 どこがどう違うのか」という質問に対し、小森茂氏が「学テの参加単位は各学校。上位県と下位県…という問いは成立しない」と明言されていたところ。自分自身も陥っていた視点である。まずは自校での対策を考えるのが現場人としての務めだと改めて感じた。


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2013.09.19

ICT活用指導力

自分にとってしっかりと見届けなくてはいけない調査結果が文科省のHPにアップされている。「学校における教育の情報化の実態に関する調査結果」である。こちら

はっきりと都道府県別にランキングで評価されているので、毎年注目をしている。特にも教師のICT活用指導力は各都道府県の実態を表している。
例年、岩手県は全校種の結果では平均値以上の数値が出ている。これは高等学校の数値が特に高いからである。
しかし、こと小学校に限っては厳しい結果が今までも出ていた。そして今回、「授業中にICTを活用して指導する能力(小学校)」が47位という結果。4割以上の教員が「できない」という回答。

しかし、これはある意味チャンスだと思う。研修に参加しICT活用についての理解が多くなれば、どんどん広がりを見せる可能性があるということだからだ。
こんな話を聞いたことがある。靴を誰もはいていない島に行った靴のセールスマン。一人は絶望的になったが、もう一人は「どんどんと靴が売れる可能性がある」と思った…後者のような希望を持ち続けていきたい。

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2013.09.18

お月見を楽しもう

今年は明日9月19日が「中秋の名月」。子どもたちに語ってきかせたいものです。

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1 お月見のお供えもの

年によって違いますが、九月から十月にかけて十五夜があります。「中秋の名月」とも言われています。「お月見」を楽しむ日です。
 この行事は、中国で始まり、今から千年ぐらい前に日本に伝わってきました。
この中秋の名月を「芋名月」と言っている地方もあります。この時期にとれる里芋を供えるからです。
秋は食べ物が実る季節です。その食べ物を誰よりも早く、偉大なる月にささげるためにお供えをするのがこの十五夜なのです。芋の他にも、「団子」「栗」「枝豆」「ススキ」「お酒」などをお供えします。
団子は「お月見団子」と言われています。団子の数は十五個としているところもあれば、十二個としているところもあります。これは十五個の地方は十五夜から来ていますし、十二個の地方はその年の満月の数と言われています。昔は月の形によって暦が作られていたので、その数はとても大事なことでした。

2 ススキをお供えする理由

 お供えするものの中に食べ物や飲み物以外のものがあります。
 そうです。ススキです。なぜススキをお供えするのでしょうか。
それは、ススキが稲穂に似ているからです。実際に稲穂をお供えする地方もあるそうです。また、使い終わったススキは家の庭や門、田んぼに魔よけとして差す地方もあります。稲がススキのように丈夫に育つようにと願いを込めたのです。

3 月ではうさぎが餅つきをしている?

ところで、月と関係が深い動物と言えば何でしょうか。そうです。うさぎですね。
 童謡「うさぎ」では、十五夜の月を見て跳ねるうさぎのことが歌われていますし、月の模様は「うさぎが餅つきをしているように見える」と昔から言われてきました。もっとも、外国では違ったように見えるようです。たとえば、「大きなはさみのカニ」「本を読むおばあさん」に見える国もあります。
 さあ、皆さんも十五夜の月をお供えものと一緒に見てみましょう。うさぎの餅つきが見えるでしょうか。

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2013.09.17

つぶやきより

・自分の密かな目標。職員会議の時間短縮。自分が司会という役だからこそ、スムーズかつよき会議にしたい。何も意見がでなければ確かに短縮となるが、何か学びがあったうえでの短縮を目指してきた。今日は何とか1時間半。昨年度よりはだいぶ短いとは言われるがもう少し縮めたいところ。ミニミニ研修的な部分ももう少し入れたいところ。自分の理想の職員会議をまだまだ追究していこう。

・凡事徹底とは「当たり前のことを当たり前にやるのではなく、当たり前のことを人には真似できないほど一生懸命やるという意味」だったんだなあ。これは大切な言葉だ。

・6年生の着衣水泳を見に行ったら、子どもたちのズックが入り口前で見事に並んでいた。揃うとこんなにもきれいなのか!とちょっぴり感動。すぐに学校ブログにも写真入りで紹介した。森信三氏の「しつけの三原則」を思い出した。

・スクールカウンセラーさんからレクチャーを受ける。カウンセラーさんは年数回の訪問。少し空いた時間を快く提供してくださった。プロの知見はやはり違う。これも担任外だからできること。担任の先生方の空き時間は限らられているので、なかなかこういうわけにはいかない。惜しいな…と思う。

・江戸しぐさのエッセー。江戸時代から「突然断りもなく押しかけて相手の時間を奪う行為は『時泥棒』といわれ、自他ともに時間に厳しかった」と言われていたとのこと。商人にとってのお話。しかも実際に罰金もあったとか。今の自分にとっての時泥棒は時としてネットかな…。自戒しないと…。

・先日、ある学級をチラッと見たら、丁寧にデザインされた鳥の絵が背面黒板に。子どもたちに聞くと、「これは学級目標です」「えっ?」「学級目標は『残雪』です」とのこと。何とユニークな発想だろう。「大造じいさんとがん」でよほど子どもたちの印象に残ったのだろう。かつて「学級目標がマークだっていい」という主張を本で読んだことがあった。固定観念を取り払われた思いである。

・台風が大船渡の東側に抜けたようだ。午前中に学校に行き、1年ベランダで倒れていたアサガオの鉢(105人分)等を雨の中で教室に入れたことが、これで無事「無駄」になった。「無駄」ではなく「教室に入れておいて本当によかった」というような嵐が来ていたなら今度は別の被害を心配しなくてはいけない。それにしても3日前はさすがに「念のためにベランダにあるものを教室に…」という想像がつかなかった。勉強になりました。

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2013.09.16

敬老の日

1 長寿国日本
 九月第三月曜日は「敬老の日」です。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを目的としています。
 昔は「人生五十年」と言われ、「還暦」(数え年で六十一歳)もまさに「長寿のお祝い」でした。今は平均寿命が男子は七十九歳、女子は八十六歳を越えています。全世界の平均寿命は男女合わせておよそ六十七歳です。中には平均寿命が四十歳代の国もあります。
還暦を迎えた皆さんは、日本の平均寿命に比べたらまだまだ若いですね。ちなみに、還暦のお祝いに、赤いちゃんちゃんこや赤い座布団が贈られます。これは昔の暦で還暦六十年で生まれた干支に戻り、「赤ちゃんに還る」という意味のならわしです。また、「赤は魔よけの色」という意味も含まれています。

2 長寿のお祝いの意味
 さて、先の還暦の他にも「古希(こき)」(七十歳)、「喜寿(きじゅ)」(七十七歳)、「傘寿(さんじゅ)」(八十歳)といったお祝いがあります。
 それぞれの漢字から、何歳のお祝いか予想ができます。
 たとえば「喜寿」。別の漢字で「㐂寿」と書きます。何歳かわかりますね。七十七歳です。
 では、「米寿(べいじゅ)」。これは何歳のお祝いでしょうか。八十八歳です。「米」が「八十八」を組み合わせた漢字から来ています。
 「白寿(はくじゅ)」。これは何歳でしょう。難しいですね。九十九歳のお祝いです。「百」から「一」をとると「白」になりますね。だから九十九歳のお祝いなのです。
 それぞれのお祝いでは、家族が長寿の祝い事をします。還暦では先のように赤にちなんだプレゼントをすることが多いですが、他のお祝いでは特に決まっていません。もちろん、長寿のお祝いに限らず、年に一回の敬老の日に感謝の気持ちをこめてお祝いすることは望ましいことです。手作りプレゼントや言葉のプレゼントでもいいのです。

3 将来は今よりも高齢化社会に
 皆さんがお年寄りになる時代は、日本は今よりもお年寄りの割合が高くなると言われています。「五人に二人が六十五歳以上のお年寄りになる」というデータもあります。ちなみに今は、四~五人に一人の割合です。高齢化社会が訪れます。多くのお年寄りが大切にされる世の中にしていきたいですね。

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2013.09.15

共感する言葉

共感する言葉に出会った。
こちらのブログに書かれている。

○授業を見るときは,指導方法を学ぶのではなく,その先生の授業観を学んでほしい

同感である。研究会の時にはその面での話し合いももっともっとすべきだと考える。

私が講演する時に最初に次の言葉を提示する場合がある。

○講演会では知識を知るのではない。考え方を学ぶのだ。

これは小野田正利先生が東北教頭会の時に言われたことだ。まさにその通りだと思う。知識ならいずれ忘れてしまうかもしれない。しかし考え方ならのちのちその人に様々な影響を及ぼすであろう。
このような心構えで授業を見たり、講演を聞いたりするようにしたい。


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2013.09.14

大学進学率

時々見るこちらのWebに都道府県別の大学進学率が出ていた。
今年度は我が家にも大学受験生がいるので、思わず注目してみてしまう。
何と岩手にマーカーが引かれていた。大学進学率は全国で一番低い。

「そういえば、確か通塾率も、塾の数も一番少ない部類だったのでは…?」と思い出した。
むろん、一番低いから何とかしないと…というふうには思っていない。ただ、本県の子どもたちにとっては「学校で学ぶ」ということは大きな意義をもっているんだと改めて思う。

それにしても、東北と九州は似ている。100万都市のある宮城と福岡以外は皆似た数字である。

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2013.09.13

震災から2年半

一昨日であの大震災から2年半。あと半年もすれば3年になる。
9月11日は新聞もテレビも大震災関連のニュースが一面やトップニュースとして出ていた。
岩手県在住の自分としては、あの日を忘れないでほしいという思いもあり、じっくりとそれらのニュースを見させていただいた。

それとは別に自分自身も何かしら行動はしなければいけないと思っている。昨年までは定期的に被災地にも足を運んでいたが、今年度になってからは、まだ行くことができていない。
そういう自分の思いもあり、9月のPTA講演会では、当時宮古市の校長先生だった方の講演会を企画・運営した。実は前任校の上司である。

昨日がそのご講演の日。貴重なお話ということで、保護者への周知はもちろん、ポスターも各地区に掲示した。
その結果、多くの地区の方にも足を運んでいただいた。
やはり本県在住の皆さんも「あの日を忘れてはいけない」という思いが強いのである。もっともっと、あの日のことに関わって自分ができることを行っていかなければいけないと感じている。

 ※学校ブログにその様子を掲載した。いつも以上にアクセスはあったようである。

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2013.09.12

昼の放送を生かす

教育ルネサンスでは、NIEの特集が組まれている。
教育関係者にとってはなじみのある言葉でも、関係者以外では「NIEって何?」と思われるかもしれない。
それはこちらの記事を参照。

自分も朝の会で新聞時期をもとにしたスピーチ、係活動としての新聞紹介、教師自身による「今日のニュース」(実物投影機で写真提示)等を行ってきたが、どれも新聞を少し活用した程度。
それに比べたら、ここに紹介されているものはすばらしい。

特に、「昼の放送での紹介」は一つのアイデアだ。昼の放送がマンネリ化している学校もあると思うし、ここでの発表が目的意識を高めるのなら価値がある。毎日…とまではいかなくても週に1回ずつから始めてもよいと感じた。


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2013.09.11

学級目標が「シンボルのみ」でもよい

「学級目標がマークだっていい」…いつだったか本でそのような主張を読んだことがある。
「学級目標が子どもたちに身近なものになっていない」ということへの答えだったような気がする。
その柔らかな発想に唸った。(だから20年近く前に読んだ本でも覚えている)

残念ながら私自身は「学級目標はこのマーク」という実践は行わなかった。
ところが、「学級目標はシンボル」という学級を発見した。(今までそのデザインが学級目標だと気付かなかった…)
そういえば、いつだったか「子どもたちが決めた学級目標。昨年の国語で学習したことがよほど印象に残っていたんだろうな…」という話を聞いたことがあった。
その物語の中の鳥名が学級目標。その発想のユニークさに「これこそ豊かな特別活動!」と感心してしまった。
私自身がまだまだ豊かな実践から学ぶことは多いぞ…そう感じさせられた。

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2013.09.10

やはり1年生

現任校で1年生に補欠授業で入った。
入学して半年。「まだ半年」とも言えるし、「もう半年」とも言える。
そして「1年生はやはり1年生」と何度も思ってしまう。

まずは反応が豊か。思わずこちらも反応が豊かになって、表情や声も変えてしまう。すると、それがまた子どもたちにとってはおもしろいようで、さらにこちらもサービスしてしまう。

今回は算数で水のかさをくらべる学習をした。途中で水道からペットボトルに水を入れる必要があったので「20数える間に戻ってくるからね」といってぴったり20数えた時点で教室入り口に。すると子どもたちから「ぴったりだ!」という声。さらに、ちょっとしたマジックをすると子どもたちから「すごい!」。何度も盛り上がって私自身が楽しんだ。

思い出せば自分が1年生を担任したのは20代の頃だ。2回担任したが、最初の子たちは平成元年の入学。もう今は30歳を超えている。担任ではなかったが、隣の学級の子が地元でキャスターをしていて時々ローカル番組に出る。彼の姿を見ながら、彼らもこれぐらいに成長しているんだなあ…と改めて年月のはやさを感じている。

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2013.09.09

重陽の節句と菊の話

9月9日も節句にも節句があります。そのお話です。

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1 九月九日は重陽の節句

 九月九日は重陽(ちょうよう)の節句です。三月三日の桃の節句や五月五日の端午の節句ほど有名ではありません。
 中国では、この日に高い場所に登って、菊の花から作られた菊酒を飲むと長生きをすると言われてきました。もともと菊には長生きをする効能があると信じられていたのです。 
日本でも平安時代には、菊を鑑賞する行事が始まりました。また、九日の前夜から菊の花に綿をかぶせ、露にぬれたその綿で身体を拭いて長生きを願いました。
 それほど、この重陽の節句と菊とは関係がありました。

2 江戸時代になって広がった節句

 日本で重陽の節句が広がったのは江戸時代です。
 この江戸時代には菊の栽培も盛んになり、「菊合わせ」と言われる菊の美しさを競う催しも盛んになりました。
菊人形が作られたのもこの頃です。植木職人が菊で人形を作り、お寺で見せたのが始まりました。今でも「菊祭り」などが行われている地域もあります。
 ところで見ることが中心の菊ですが、食べられるものもあります。ゆでておひたしにしたり、酢のものにしたり、刺身に添えられたりするものもあります。きっと皆さんも食べたことがあると思います。

3 菊のデザインいろいろ

 「春は桜、秋は菊」というように、菊は日本を代表する花です。ですから、さまざまなものに使われています。
 たとえばお金の硬貨の1つに使われています。何円玉でしょうか。そうですね。五十円玉の表に菊の模様が使われています。
 また、外国に行く時に国籍や身分を証明するものとなるパスポートにも表紙中央にも菊が描かれています。
 勲章の最高位も「菊花章」(きっかしょう)と言って、菊の花のデザインが使われています。
 これらを見ると、まさに日本を代表する花ということがわかりますね。

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2013.09.08

東井義雄先生の教育

管理職向けの小冊子「日本教育」に東井義雄先生のことが書かれていた。
私自身は「村を育てる学力」を読んだことがあるだけだ。
書いている方は東井先生が担任した教え子。すでに60代の方で今は東井義雄記念館長を務められている。
実際の教え子が書いているだけに、その実践はまさに真実である。
もう半世紀以上も前のことであるが、その実践内容が現代にも通じるものが多いことに驚く。

○親、学校、地域が手を携えることの大切さを説かれました(保護者・地域連携だ)
○「ふるさとを愛する子どもがえらいのではないか」の問いかけ(これは自分と同じ)
○磨きあいの国語の公開授業(学び合う姿)
○毎朝の暗算試験(これは基礎力)
○稲つくり学習の発表(今の総合的な学習の時間)

これだけのことをすでに半世紀前から実践されていた。
「日本のペスタロッチ」を言われるのもわかる気がする。

確かに斎藤喜博氏の本を読んでいても半世紀前からこのような学校経営をされていたのか…と学ぶことが多い。
過去のすばらしい実践はいつまでも輝き続けるのである。

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2013.09.07

「アンテナ」ではなく「ソナー」を

いろいろな文章を読んでいると、時々印象に残る言葉がある。
今日入ってきたのは、次の言葉。

●受信する「アンテナ」ではなく、探索する「ソナー」を持つ

文章を一部引用する。

何よりも児童生徒の身近にいる教員こそが、鋭敏な目と耳と心で彼らの心の悲鳴を鋭く感知しなければならない。そのためには、電波が届くのを待つだけの「アンテナ」ではなく、こちら側から積極的に電波を発して異常事態を探索する「ソナー」を持たなければならない。(山本修司氏 子供をいじめ地獄から救う「毅然とした指導」 「学校運営」9月号より)

教師であれば子どもたちの微妙な変化に対して、声掛けをしているであろう。まさに基本である。
それを今まではアンテナと言っていたのを、「ソナー」としている点が新鮮だった。さらにこの文章では「ソナー能力」という言葉で表現している。
いじめ対策はもちろん、生徒指導上の自分のキーワードとなりそうである。

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2013.09.06

あなたは教師を尊敬しますか?

こちらのブログを読んで、その数値に驚いた。

「あなたは教師を尊敬しますか」 平均85% 日本21%
「あなたは親を尊敬しますか」  平均95% 日本25%
「あなたは自分に価値があると思いますか」 中国90% 日本35%

この新聞の出所を知りたくて、あれこれ探す。新聞記事自体は見つからなかったが、他の人のブログでいくつか似た数値が書いていたものがあった。
そちらには以下の数値が書かれていた。

●「あなたは教師を尊敬しますか」という質問に対し、「はい」と答えたのは、韓国 84.9%、EU 82.7%、米国82.2%、世界平均は71%。日本は21%。

●「あなたは親を尊敬しますか」という質問に対し、「はい」と答えたのは、韓国 85.1%、EU 82.9%、米国83.9%、世界平均は83.1%。日本は25.2%。

子どもたちの自己肯定感が少ないことは知っていたが、教師の尊敬度も親の尊敬度もこれぐらい低かったのか…。
何が原因なのか。事実なら驚く結果である。

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2013.09.05

連絡がつきやすい時代

とあることでPTAの皆さんに電話連絡。
夜18:30から集中的に行おうと考えた。その数、およそ20名。
こういう連絡をしようと思っても十数年前だったら簡単にはいかなかった。
自宅に電話しても不在だったら、今日中に答えを聞くことができなかった。

今日は基本的には家の電話に連絡し、不在の場合にはケータイにかける。
ただ、最近は家の電話を有しておらず、親のケータイのみの家も多くなってきたことを実感した。
ケータイにかけると多くはつながって答えを聞くことができた。
つながらなかった方も、着信履歴から逆に学校に電話がかかってきて、ものの1時間足らずに全員に連絡がついた。
「何とも連絡がつきやすい時代だなあ…」とつくづく感じた。

そういえば、今年度の夏休みにはプール開放が雨でできない場合には、メール配信でお知らせすることにした。確かに微妙な天気の時には、親としては必要な情報だ。その結果、「助かる。続けてほしい」と好評だった。これも連絡がつきやすい時代だからこその話だと感じた。

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2013.09.04

運動会スローガン

時々右側バーの「検索フレーズランキング」を注意して見ている。
今日は見事に「運動会 スローガン」というフレーズが多い。
岩手は運動会がだいたいが5月だが、9月に運動会の地方が全国的には多いのであろう。
しかも、今はその運動会のスローガンを決める時期なんだなーと感じる。

「どの時のスローガンだろう?」と自分もこのブログ内で検索する。
そうすると2006年5月の時のものにあった。
学級担任最後の時のものである。その時の子どもたちの顔が次々に浮かぶ。
この春、高校を卒業し、それぞれの道へ旅立った子どもたちである。
読んでみると、よいものもある。もちろんありふれたものもあるが、一人ひとりの作品を全員分掲載することに意味がある。やはり親は我が子の名前に注目するからである。

8月の講師役の時に「学級通信を多く発行するには?」という質問があった。
その時には「定番物を増やす」ということも一つの答えとして出した。
このようなスローガン作りもその定番の一つであったことを思い出した。

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2013.09.03

秋田に学ぶ

秋田県出身の自分がいつも注目していることがある。
それは、ご存じ「全国学力・学習状況調査」である。今年も1位という結果がマスコミを賑わせた。
大学も秋田で同級生の多くが教員をしているだけに、何とも気になる。

一昨日紹介した「初等教育資料」9月号には「教育専門監」の制度が紹介されていた。学力向上のための県教育委員会のWebも…。(これはIDとパスワードが必要で秋田県の教員しか見られないようだ。残念)

教育専門藍が実際にモデルとなるような授業を示し続ける…昨年度私が「学力向上フォーラム」で参観した授業は本当にすばらしいものであった。

その「学力向上フォーラム」が今年も行われる。こちら。今年は岩手と近い湯沢。土曜日という点が有難い。行事等が入らなければ参観のチャンスがある。ぜひ学びたいものである。

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2013.09.02

時にはPRを

時には自分の発刊した本のPRを。
ただし、かつて発刊した本である。

「スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意」(明治図書)が発刊丸2年を迎えた。この本は自分にとっては特別な思いがある。
それと言うのも、2011年3月上旬に8割以上書き終わり、「残りは春休みに一気に…」と考えていた。その時の勤務校は小中併設校で卒業式が早く、春休みが長かったのである。
それが「3・11」が起き、とても執筆する心境にならなかった。この長年休まずに書き続けていたこのブログもストップした。
何とか気持ちを持ち直し、4月下旬から再開し、何とかゴールに辿りついた。その思いをあとがきに書いた。

 この本を執筆している今年の3月11日に、東日本大震災が起きました。私が住んでいる岩手でも津波による多数の犠牲者が出ました。私自身もかつて勤務した学校や学区の変わり果てた姿に大きな衝撃を受けました。地域教材を開発し、充実した社会科教育実践を行った数年間が消えてしまうような思いでした。
 しかし、新しい社会の復興に向けて、今人々は動き始めています。自分にできることは教育を通じて未来の社会を担う人材を育成することです。特にも社会科は直接未来の社会創りに直結する教科です。その社会科授業で復興を支援できればと考えています。

この思いは今も変わらない。この本を見るたびに、あの時の思いが蘇ってくるのである。

発刊されて2年間、この本は私の著書の中ではコンスタントに購入され続けている。すでに6刷。明治図書のランキングにも残り続けている。私の社会科関係の本としては代表作である。この本からの社会科関係の仕事の依頼もあるほどだ。
ちなみに、こちらのDVDも発売されて半年。自分の記録が映像に残る…これも有難いことである。

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2013.09.01

資料の公開

もう50代であるが、もっともっといろいろな場で学びたいと思っている。
時間を見つけて研修会に参加はしている。ただし、数は限られているが。

ただ、ネットや書籍での情報は自分の意志さえあれば、どんどん得ることができる。
志水先生のブログを拝見させていただくと、講座での資料を公開されていた。こちら

このような資料は貴重だ。参加していない研修会のプレゼンである。もちろん参加するにこしたことはないが、それができない時に、このような情報は特別である。
講座内容はもちろん、講座自体の組み立てからも学ぶことができる。

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