知らなかった…
ネット情報で自分が「間違っていた」ということも出てくる。
先日も漢字の採点に関わって、「とめ・はねの違い」が出ていた。
教師もテストで採点する場合には、どこまで許容するか個々人で迷うかもしれない。
その迷いがなくなりそうな情報がきちんと、文部科学省のホームページが紹介されていた。
こちら。
そして、次のように書かれている。
現在,一般に使用されている各種の明朝体活字(写真植字を含む。)には,同じ字でありながら,微細なところで形の相違の見られるものがある。しかし,それらの相違は,いずれも活字設計上の表現の差,すなわち,デザインの違いに属する事柄であつて,字体の違いではないと考えられるものである。つまり,それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないものである。
●それらの相違は,字体の上からは全く問題にする必要のないもの
ここの部分にかつての自分の採点や通知表チェックがだいたい妥当なものだったと思い、ホッとした。
しかし、過去に勤務した学校で当時の担当者が、ある漢字(名字)の書き方を「この書き方で通知表の個人名を。他の書き方は間違い」と通知表下書きに付箋紙が貼られていたことがあった。当時は、「保護者自身が違う書き方で書いているのにな…」と思ったものの、「まあ、約束ごとだから」と思ってそのまま受け入れた。
先の例によれば、他の例でもよいことになる。指導的立場の人ほど学ばなければいけないということの例かもしれない。
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