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2013.10.29

地域の皆さんとお米学習

前任校、そして現任校と子ども達が地域の皆様に大変お世話になっているものがある。
それは「お米学習」である。
学校のそばにある田んぼ(共に歩いて5~10分ほど)をお借りして、地域の農家やサポートメンバーに教えていただき、田植えから稲刈り、脱穀まで学習するというものである。

現任校は街の中心部にはあるものの北東部に行くと田園が広がっており、その面でも「恵まれた学区だな…」とつくづく思う。市の経済的中心であり、市の公共施設が多く置かれ、それでいながら歴史跡や自然も豊かなのである。
そのお米学習で、今日は脱穀と収穫感謝祭をした。脱穀はてっきりと機械で行うのだと思っていたら、千歯こきの体験もさせていただいた。お聞きすると何と江戸時代のものだとか。
教材としても価値あるものを見させていただいた感じである。本当に有難い地域だと思う。
(取材後、さっそく学校ブログにアップした。)

子どもたちの様子を見ながら、隣の学校で5年生を担任していた頃のことを思い出していた。10年前だ。
この時には、学校として学習田をお借りしているわけではなかった。それでも工夫すれば何とかなるという思いで、実体験には及ばないもののバケツ稲で稲を育てたり、NHKの「お米」という番組を活用して取り組んだ。HPで発信して他校と交流したり、最後には学習した内容をまとめたビデオを作成した。
これはこれで一つの実践となった。検索したら、東北放送教育大会で自分がパネリストとして登壇した記録がネットに残っていた(8年前のもの)。こんな実践もしていたんだなーと改めて感じた。

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