« 教職ネットマガジンで紹介 | Main | 全日本教育工学研究協議会全国大会 »

2013.10.03

不足分野を知る

講師を務める時に「社会科の内容で」と依頼されることが多い。小学校教員であるから、全て小学校の内容である。しかしながら、「中学校の先生も参加します」という場合もけっこうある。その時に、「自分は中学校社会を教えたことはないので…」とは言えない。自分がやっていることを中学校なりに解釈していただければ…と思っている。

ただ、自分にとっては「中学校社会も勉強しなくては…」と思っているのも事実だ。小中併設校で中学校の様子は3年間見続けてきたり、時には一緒に研究も進めてきた。その時の財産だけに頼っているわけにはいかない。
そうであるから中学校の授業参観ができる機会は貴重だ。

先週、そのような機会があった。しかも研究会もある。喜んで希望して参加させていただいた。
自分自身の経験が少ない分野だけに、学ぶことが多かった。

・中学校の学習指導要領をじっくりと読んだこと
・中学校の社会科教科書を見比べたこと(2社だけだが)
・中学校の授業方法、課題設定等から学ぶことができたこと
・中学校の研究協議の話題の広さに感心したこと…等

一つ一つが新鮮だった。もともとは中学校社会の教師になることができたら…と学生時代は思っていたことも思い出した。
これらは自分にとっての不足分野。知ることによって、自分がふだん扱っている小学校社会の幹を太らすことにつながる。もっともっとこのような研究をしていかなければ…と感じた。

|

« 教職ネットマガジンで紹介 | Main | 全日本教育工学研究協議会全国大会 »

Comments

The comments to this entry are closed.