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2013.11.03

文化の日

1 文化の日に文化勲章授与
 十一月三日は文化の日です。「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日となっています。
そもそも「文化」という言葉はどういう意味でしょう。一般的には「人類が築き上げてきた成果」を指します。たとえば「日本の文化」と言えば、茶道、落語、俳句といったものが思い浮かぶでしょう。
それらの文化の中でも、芸術や科学などは時代ごとに大きな発展をとげてきました。
この文化の日には、科学技術や芸術などの文化の発展につくした人たちに「文化勲章」が渡されます。今まで、画家、俳優、小説家、科学者、ノーベル賞受賞者など、年に5名ぐらい文化勲章を受けています。

2 いろいろな人に贈られる「勲章」と「褒章(ほうしょう)」
 文化勲章は限られた人に対してですが、一般的な勲章となるともう少し多くの人に授与されます。しかも春と秋の二回に渡っての授与となります。文化の発展に築かれた人だけではなく、警察官や自衛官など危険な仕事についている人、外国人で日本の発展のために尽くした人にも贈られます。
 また、勲章とは違うもので「褒章(ほうしょう)」というものもあります。これは、社会のための奉仕活動に努めた人や多くのお金を寄付した人などに授与されます。人命救助をした人にも贈られる場合があります。過去には、十五歳で人命救助をして受賞した人もいます。

3 博物館に行ってみよう
 皆さんは博物館に行ったことがありますか。
 博物館とは、ある分野に関するものを集めて展示している施設です。たとえば、美術館だったら、絵や彫刻といった美術作品が集められています。科学館であれば、皆さんが興味をもつような実験機器があります。
 そのような博物館に行くと、「人類はすごいなあ。このような機械を発明するなんて」「このような絵を描くことができるとは、何とすばらしいことだ」といつも感じます。人間の偉大さを感じるとともに文化のすばらしさも感じるのです。
 皆さんも、ぜひ近くの博物館に出かけてみてください。きっとすばらしい文化を感じることができますよ。

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