2年7ケ月後の「卒業式」
連休中にテレビを見ていたら、こちらのニュースが目に入った。
当時、卒業式を控えていた岩手の小中学校はほとんどが何らかの形で行うことができた。しかし、内陸にあった多くの大学は中止になったことはニュースで見ていた。ただ、一関高専までそうだったのかと初めてニュースで知った。
実はこの時の同校の卒業生には、私が宮古時代に担任した子が一人いる。津波で被害の大きかった地区の一つだ。大震災の2ケ月ほど前に「20歳の自分への手紙」を送ったばかりだった。
関わっている人が一人でもいると、このようなニュースはぐっと身近になってくる。
2年7ケ月遅れだとしても人生の一区切りだったに違いない。教え子の卒業をお祝いしたい。
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