つぶやきより
フェイスブックのつぶやきです。
・「強くなることだけを教えているのでは困ります。礼の仕方、それから、勝ち方よりも負け方をどうやって教えるかでしょうね」…鳥居泰彦さんのインタビューで中学校に武道を入ったことを受けての話。これは人生にも通じる。負けた時にこそ、どのように生きていくか…どのように乗り越えるか…それを様々な「道」の世界から学べるのは確かである。
・金曜日に訪問した小学校の校長先生から、礼状が本日午前中に届いた。おそらく、金曜日に私が退庁された後に、すぐに書かれて投函されたのであろう。そうでなければ届かない距離だ。お話を伺っていて、学ぶところが多い校長先生だったが、仕事術でも学ばせていただいた。御礼は早い方がよいということを有田先生から学んでいた自分であったが、常にできているとは限らない。いい学びである。
・浜松での講師役終了。お招きいただいた学校の研究主任は、ちょうど10年前の今ごろ「りんごとみかんの交流学習」をした先生。本日校庭で半袖短パンで体育をしていた子どもたちを見て、そういえば交流学習で11月に写真を送ってもらった時に、半袖短パン姿の静岡の子どもたちを見て我が学級の子どもたちが驚いていた。雪もちらついていた寒さだったからだ。今も教師としての交流があることが嬉しい。
・1年生へ補欠授業。入っていくと今日は「あっ、マジック先生」と言われた。昨日、集中させるために簡単マジックを披露したのが、印象に残っているらしい。「また『指マジック』やって!」とせがまれる。「姿勢がよくなったらします」と話したら、一気に背筋が伸びる。何とも微笑ましいものである。それにしても昨日の6年生と今日の1年生。小学生の5歳差は大きい。40代・50代の5歳差は大したことがないが…。
・補欠授業で入った学級の子どもたちから、「あっ、シュウチュウ先生だ」とつぶやかれる。以前一度補欠授業で入った時に、何度も「集中!集中!」と言っていたことが印象に残っているらしい。たった一度でも、その時のことが覚えられていることはある意味嬉しいことである。補欠用の「決めゼリフ」を準備しようかな。
・「学校給食甲子園」で本校が北海道・東北ブロック代表施設に選ばれる。惜しくも決勝進出はならなかったが、若き栄養教諭が奥州の名産を見事な地産地消レシピに仕上げた。このような活躍があると、やはり嬉しいものである。
・「管理職は教員の残業を善意と捉え、毎日8時、9時まで残る教員を見て「うちの学校の先生はやる気がある」と評価してしまうのですが、その感覚を変えなければなりません。」…本日読んだ雑誌で、自分にとって耳の痛い言葉である。働き方に関する考えをディスカッションしたくなった。
「授業の質は最初の発問で決定的にきまってしまう」(斉藤喜博)。「相撲で言えば立ち合い」とも。今日読んだ本から。確かに、授業でのんびりした「立ち合い」なら、土俵下まで吹っ飛ばされるであろう。その意識がどれだけあるか…。
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