TDRと学校経営
教育誌に東京ディズニーリゾート(TDR)を運営する会社の課長さんの原稿があった。
TDRのサービスのよさについては、様々な形で文章を読んできた。しかし、それが、教師向けを意図して書かれているのは初めて。興味をもって読ませていただいた。
副題に「学校経営・学級経営の参考に」とある。
確かに参考になった。
●シンプルなゴール
TDRで働くキャスト(2万人もいるそうだ)のゴールはシンプル。「すべてのゲストにハピネスを提供すること」。
ある意味、このゴールは学校も同じだと感じる。
●SCSEという行動指針
S…セーフティ。安心・安全
C…コ―テシー。礼儀正しさ。
S…ショー。清掃もレジ打ちも全てショーの一つ。
E…エフィシェンシー。行動効率。一人一人の役割。チームワークも。
ゴールがあり、行動指針が明示されているのなら、働いている人たちは意欲をもって働くであろう。たとえば、ペンキ塗りという仕事も「ハピネス提供やショー」というように考えたら、その仕事の価値や意義づけも変わってくるであろう。
それにしてもゴールも行動基準もシンプルそのものだ。
学校も似ているのだから、何らかのゴール・行動基準を示せれば変わるきっかけとなるかもしれない。
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