指導法の共有
教育ルネサンスで秋田県の事が出ていた。
東成瀬村は本市の隣に位置する。といっても車で1時間以上かかるのであるが…。
10月の教育フォーラムが湯沢市で開催された時に、この東成瀬村を通って行った。
さて、記事中に阿部昇・秋田大学教授が「秋田、福井両県の学力が高水準なのは、普段の授業の質が全体的に高いからだ。教員が授業研究や研修に熱心で、教員間で指導法が共有されている。他県でも教員のレベルアップを考えてはどうか」と述べている。
確かにあの時の教育フォーラムには多くの皆さんが参加されていた。毎年県内各地を回るので、秋田県の教員なら数年に1回は参加して学ぶことであろう。これは大きなことだ。
この時に注目したのは「撮影・録画フリ―」ということだった。一般的には授業中の様子は「撮影も録音もお控えください」というパターンであろう。ところが、秋田の教育フォーラムでは「自分の研究や校内での情報共有化のための写真撮影や録音はOK」ということだった。(もちろん、ネットにアップ等はNG)
「よいものをより広める」という目的がフォーラムの趣旨の一つであることを強く感じたのであった。
ところで、阿部教授については、来年度はとある関係でお話を聞く機会がありそうだ。これまた楽しみである。
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