子どもから学ぶ
22日に飛び込み授業をした学級。
先週のうちに「かんたんアンケート」を実施していた。
●男鹿市に行ったことがあるか。
●男鹿市について知っていることは何か。
というものである。5分ほどでできるアンケートなのである。このような子どもたちの様子を知るようなアンケートは今までの飛び込み授業では行わなかった。どんな学級かといった担任からの情報収集はしていたが、それぐらいだ。
これは昨年の地区社研で飛び込み授業をされた鎌田先生の影響が大きい。鎌田先生から事前に「子どもたちの実態が分かるノートがあったら…」ということで全員分一人2ページほど送付していた。本番の飛び込み授業では、その情報も活用しながら、子どもたちとやりとりをしていた。
「担任には及ばなくても、実態を事前に知ることで担任に少しでも近づく状態で飛び込み授業をすべきだ」と感じたのである。
今回先のアンケートをとっていくつもの収穫があった。7割の子は男鹿に行った経験があること、なまはげ、はたはた、水族館は多くの子が知っていたということ。そして何よりも、「港がある」「半島」といった地図に関係のある表現を何人かの子がしていた。「地図帳を位置確認だけではなく、読み取りとしてしっかりと位置づけるべきでは…」という本時の修正につながった。
結果的に地図指導にも比重をおき、それが基礎基本にも結び付いたと思うので、このアンケートは自分にとって重要であった。
子どもたちのアンケートから学んだわけである。
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